うつ病と診断される前【2】妊娠とマタニティライフ | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

とーちゃんとかーちゃんは、上の娘1号と3歳差で、二人目の子供が欲しかった。


ところがところが、そうは簡単には行かない。



毎晩かーちゃんは不眠の上、気がたってるので、とーちゃんに対して、

「寄るな・触るな・話しかけるな」ヾ(。`Д´。)ノ

という状態だったのだ。





そりゃ妊娠なんてできるわけがない。





それでも奇跡的に、4歳差でめでたく懐妊したものの、つわりがおさまった頃から、
奇行が始まった。



妊娠中にもかかわらず、暴飲暴食をするようになったのだ。


500mlのビールを2本ぐらい一気にグイグイ!
ジャンクフードをバリバリ……




そして他にはこんなことも↓


極寒の2月の夜、妊娠6ヶ月の体に薄いパジャマを着ただけで、何も羽織りもせず、裸足のまま、ベランダに座り込み、
「二人目の子供なんていらないっ」
と悪態をつきながら、キンキンに冷えた缶ビールを飲み干していた。



およそ妊婦の行動とは思えないショック!




そしてとーちゃんは、そんなかーちゃんの行動を、



妊婦特有のイライラなんだろう」



と思っていた。



今思うに、かーちゃんの体は妊娠によってホルモンバランスが激変、
その激変に耐えられるだけの元気が、自律神経になかったのだろう。


こんなところでも、予兆はしっかりあったのだ。