うつ病と気づいたとき【10】次の医者に行ってみる --その2-- | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

まるで医者とは思えないような場所と雰囲気に、再度身構えたとーちゃんとかーちゃんだったが、

この医者は前の医者と全然違った。



いざ、診察。





まず、かーちゃん一人ではなく、とーちゃんと二人で呼ばれた。


これはかーちゃんにとっては助かった。


何をどう説明していいかわからない、それを考える気力もないので、とーちゃんにしっかりと話してもらえる方がありがたかったのだ。




問診で聞かれたのは、


1.どんな症状があるか

2.仕事をしているか

3.仕事の内容はどんなものか

4.結婚しているか

5.出産をしているか

6.普段の生活習慣はどんな感じか(食事・睡眠・飲酒・喫煙)

7.とーちゃんとかーちゃんそれぞれの家族構成と、居住場所

8.地元で育ったか(かーちゃんは他県出身)

9.他県出身であれば、地元に住んでどのくらい経つか

10.親族に、精神的疾患を患った者が過去にいたか








・・・・とまあ、問診の細かいこと目
穏やかな声で、これらのことを淡々と聞かれる。
しかも、「差支えなければ教えてください」と言われる。
タレ目の先生なので、笑ってなくても笑っているような顔なのがまたいい。
おかげで「コイツ作り笑顔だ!」と変に卑屈になることもなかった。





問診が終わると、今度は200問を超す問診票の記入。

美しい看護師さんが、「ゆっくりでいいですからね」と声をかけて、席を外して一人にしてくれた。
だんだんイヤになるほどの質問量だったが、なんとか書き上げた。

この間、とーちゃんは、待合室に置いてあった「のだめカンタービレ」に夢中。
爆笑しながら読み進んでいた。




そして再度、とーちゃんとかーちゃん二人して診察室に呼ばれて、先生に言われた。



「問診票の結果が、○○点(低)~△△点(高)の間の点数の人は、『うつ病』と診断されます。あなたの点数は、最高点の△△点に限りなく近い。その結果と、僕の問診の結果を合わせて、僕はあなたを『うつ病ではない』と診断できません。
この言葉にあなたが納得できるのであれば、僕はあなたの治療をします。
どうされますか?」




かーちゃんは、とーちゃんに助言も求めなかった。顔を見合わせることもしなかった。
ただ、自分の言葉でハッキリと言った。


「お願いします」と。




端で見ていたとーちゃんは感心した。



「見事だ!!見事なまでの説得力だ!!」