最初の病院では「本当かい?」と疑いたくなるような診察と診断だったが、
セカンドオピニオンでやっと「わかりました」と納得できるような対応をされた。
では、妻が「うつ病です」という診断を受けた時、我が家はどうだったかというと・・・
まず当の本人のかーちゃん。
「オイラうつ病なんだって・・・・。ふーん・・・・で・・・?」という感じ。
うつ病に関するパンフレットを持って帰って眺めてみるも、よくわからない。
というより、読み込む力がない!!
何か一つのことに集中するエネルギーを、既にこのときなくしつつあった。
うつ病解説の薄いパンフレットでさえ、じっくり読むことができなくなっていた。
「もーいーわ、よくわからん。とりあえず病気になったってことだ」と思うことが精一杯だった。
お次はとーちゃん。
実はとーちゃん、ここ最近、かーちゃんの自分への態度がとにかくひどかった原因が、病気のせいだとわかってホッとした。悪態つかれるわ冷たくされるわ、散々な目にあってきたので、
「オレ何かした?」
「かーちゃんはオレのこと嫌いになったんだろうか?」
と結構悩んでいたのだが、
「うつ病」とキッパリサッパリ診断されたことで、
「な~んだ、病気のせいだったんじゃん」ととーちゃんもサッパリ。
とはいうものの、一体全体どういう病気なのか勉強はせねば、と、
かーちゃんと同じく「How to うつ病」の類のパンフレットを読む。
「うつ病はこころの風邪です」・・・・ナンジャソリャ?
「頑張らせてはいけません」・・・『頑張れ』と言わなければいいのか?
「ゆっくりと静養させることが大事です」・・・仕事してるけど?
「頭痛や肩こり、食欲不振などの症状があります」・・・そんなもん万年肩こりだし、ごはんよく食べるし!
とーちゃんにも漠然とした内容で実感のできないことばかり。
でもとーちゃんはあっけらかんとしていた。
「なんだかよくわからないけど、とにかくアイツは病気だ」
とりあえずそれだけは腹をくくったとーちゃんだった。