ボロカス男録 -32ページ目

ボロカス男録

真剣に恋したいのに こんなん?なっちゃったpinoco...
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ヽ(;´Д`)ノ
ま・ぢ・で・ どうしよぉぉぉ~?

墓に行く為には、とある町まで、電車で行って、後は、タクシーしかない。




バスは、どうなっているのかわからない。




タクシーでも、そんなにかからない。




宿もない。




おまけに大雨で、仕方なく、タクシーのおじさんのおススメのビジネスホテルにいた。




このビジネスホテルを探すのにも苦労をした。




町をよく知る筈のタクシーのオッサンが、みんな同じ事を言う。




「 知らね 」




なんだよ、ムカ~~~




駅員から、タクシー何人もの人に声をかけても、みんなが、知らね!と言う。




やっと教えてくれたのが、唯一一人。




親切な人に出会うのに、どんなに時間かかるの?ってね。





ビジネスホテルのフロントのお姉さんは、すごくテキパキとして、最高に親切だった。





ああああ‘‘‘‘‘




これか・・・・・・・オカンが言っていた事は。





「 男は、バカばっかりだよ!!! 」





九州も広いですからね。




九州の男は、みんなバカと言うと怒られるからね。




言いたくはないが、やる気がない。




その反対で、女は、猛烈に、頭がキレる、働き者。





なんか、わかった気がする・・・・・・・・ぶつぶつ




お姉さんに聞いてみた




ぴのこは、墓参りのついでに、窓を開けたら、海~っていう旅館に行きたいと。





すると、ボロいし、好きじゃないかもしれないが、




まさしく、ぴのこが思う、部屋の窓を開けたら、海~!という旅館があると。





ロケーション的には、バッチリだが、う~~んという顔をしながら、




調べにしらべまくった、資料と交通機関を書いた物を渡してくれた。




雨の中、お父さんの育った村に行ってみた。




昔は、青く透きとおり、小魚の群が泳いでいたのが見えた港の海は、




黄色く、ドブ色に変わり果て、ボロボロの漁船が数隻あった。




近所の家に人が住んでいる様子もなく、家の中は、ガラクタとクモの巣が張っている。




本当だ、ここは、もう死んでいる。





墓参りを済ませた後、ぴのこは、窓を開けたら海~という旅館に行ったのさ。





小さな島から、今度はフェリーに乗って鹿児島に行ったのさ。




飛行機が高かったからよ~ん。




フェリーだと1日かかる。




船でお寝んねって訳さ。




ま、これも、気ままな旅には良いだろうと思ったが、




寝る場所を見て、ゲ!って思ったのさ。




シングル布団よりも狭いマットもどきが、ずらっと並んでいた。




ぴのこは、刑務所に来たのか?って感じ。




眠剤をガブ飲みして、爆睡、隣りの人の場所に足を広げて寝ていたのさ。





そして、鹿児島に着くと、鹿児島観光をしたかったが、




ぴのこのお薬が危ない足りなくなってきている。




この辺りで、飛び込み病院に行っている場合でもなく、





親に急きょ、九州に住むおじさんの家にお薬を送ってもらっていた。




ヤバイ、早く、お薬をとりに行かねば。




ぴのこは、必死で、鹿児島を離れ、九州の他の場所へ訪ねて行ったのさ。




これだから、お薬で縛られている人間はイヤだってもんさ。




おじさんの家には、お婆ちゃんも元気に暮らしている。





「 ぴのこ~よく来たね~~。無事にお薬届いているよ。 」




お前さんも大変だなと、おじさんは言った。




また、すごい旅をしているもんだと、驚いていたのさ。




・・・・・・・・・・・・・・・



やりたいと思った事は、今しかできないからね・・・・・ぶつぶつ




お婆ちゃんにささやかな、お小遣いを渡したのさ。




ぴのこの目的、お婆ちゃんに元気な顔を見せて、お小遣いをあげる。




これで、またミッション・クリアーさ。




お婆ちゃんは、94歳になっていた。




ボケてもなく、少し、足が弱っているぐらいで、居酒屋に行くと言い出した。




94歳の婆ちゃんが居酒屋行きたいの???




普通じゃない!と思いつつ、おじさんと3人で行ったのさ。




お婆ちゃんは、酒を飲みたそうな顔をしていたが、止められていた。




こりゃ、いつまでも元気でいて欲しいと思ったのさ。




そして、改めて、婆ちゃんの体型を見て、ぴのこは婆ちゃんの血を引いていると思った。




婆ちゃんは、お尻がプリーっとしている。




外人体型だからさ。




だから、ぴのこも日本人っぽくないお尻なんだなと感謝したのさ。




お父さんの故郷は言えないが、ぴのこフィーリング的に、




うわ・・・・ここ嫌いと思ったのさ。




む~と暑く、島でビーチを楽しんできた、ぴのこ的に好きにはなれなかったのさ。




「 これから、どこへ行くつもりなんだい? 」




おじさんは聞いてきた。




先祖の墓に行く。





お父さん達が育った場所は、小さな村だ。




目の前に海があり、小さい頃、覚えているのが、




海には、オコゼがいっぱいハネていて、砂浜には、カニが踊っていた。





「 あそこは、もう廃れているよ。 」




知っているよ。



だけど、そこに、墓がある。




ぴのこは、せっかく、ここまで来たからには、行きたかったのさ。




夢にいつも、出てきたからさ。





おじさんとお婆ちゃんに挨拶をして、ぴのこは、また出発したのさ。






ぴのこは、オカンの島で何泊したのか、忘れた。




ただ、ホテルで食事するのが、つまらなくなった。




すると、外に、ビアガーデンができていた。





ぴのこは、ビールをガブ飲みできる人ではない。




すると、お店の男連中が、必死で、ぴのこに話しかけてきた。




「 料理もいっぱいあるからおいでよ~~~!!! 」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




じゃ、後で、顔出すわね。





そして、顔を出した時、テーブルには、お客さんがいっぱいいたのさ。




しぇ!




女が一人、ボツーとビアガーデンかよと思っていると、




男達が、ここにおいでよ~~!!!とやたら、誘う。




なんなんだろう・・・・・・ぶつぶつ




そう思いながらも、その連中のテーブルについたのさ。





「 お前の嫁さんに丁度いいんじゃね~か? 」




一人の男が言った。




はあ?




ぴのこは、考えた。




すると、50歳過ぎのオッサンが目をキラキラさせている。




ぴのこ的に、む~~~んみたいな。




「 これで、嫁さんができて良かったじゃないか? 」




無料で、沢山の料理がでてきたのさ。




何言ってんだろうと思いつつ、ぴのこは、お腹すいていたのもあって食いまくった。




どうやら、このメンバーは漁師だそうで、自分達で捕ってきた魚を、




お店に出して、商売をしているそうだ。




いろんな質問が、ぴのこに飛び交ってきた。




結婚してるの?



どこに住んでるの?



どうして、この島に来たの?




それは、すごかった。




独身、子無しのぴのこと知って、男達は、よりテンションが上がっている。





そして、ぴのこは、ポツリと言った。




結婚願望ないんですけど。





すると、一瞬にして、男達の目つきが変わった。




なんだと??? ってね。




なんだこりゃ。




すると、50歳過ぎのオッサンが言った。




「 俺と一緒に、鯛を釣りに船に乗らない?? 」



あああああ‘‘‘‘



結構です。




「 鯛の一本釣りってすごいよ!!! 」




いえ、海の怖さは、親から聞いて知っているので、




女が簡単に行くもんじゃないと思うので、




ぴのこが、行ったら、反対に足手まといになると思うので、遠慮しておきます。




そう言う、ぴのこに、他の男達が、何~~~?と言う顔をしている。





遊びで行くのと、仕事場に行くとは、違うだろってね。





すると、ビアガーデンのスタッフ女子に、彼氏が迎えにきた。




その彼氏の顔を見て、必死さを感じた。





俺の彼女だぞ~~~!みたいな。




ヤンキーのガキみたいな態度。





なるほど~~~この島、嫁さん欲しい人いっぱいいるんだ~。




だから、こんなに必死なんだ~とね。





すると、男連中の一人が言った。




「 だけど、この人、普通の女の人とは違うよ~~~ 」




ぴのこを見て言っている。





なんだよ、その言い方。





確かに、この小さな島では、目立つかもしれない、



リゾート風のドレスと帽子とサングラスのぴのこ。





ここで、漁師のお嫁さんになります~



それも、50歳過ぎの~~~とは全く思えないさ。




で、この際、50歳過ぎのオッサンを放り投げ、若いメンズと話してみた。




楽しそうに話していた、ぴのこ達に、売れ残りオッサンが文句を垂れてきた。




どうやら、順番があるようだ。




売れ残り、オッサンから、先に結婚をしないと、次の男が恋愛できないようだ。





ましてや、ぴのこの歳になると、否応なく、50歳代のオッサンを押しつけられる。




こっちに、選ぶ権利はないのかよ~~ってね。




ぴのこは思った。




昔、お婆ちゃんが、財産の為に好きでもない人と一緒にされそうになった時を。




助けて~~と逃げた心境を思った。




これ、似てない?ってさ。




そして、島で仲良くなった、女の子達にも、島に住むようにススメられた。




女が少ないから、住んで欲しいってさ。




ぴのこ、ヤダ~~~って、必死で、本島に向かうフェリーに乗ったのさ。




助けて~~~ってね。  




この島、誰でもいいから結婚したい人には、おススメよ。




ぷわわ~~~ん