墓に行く為には、とある町まで、電車で行って、後は、タクシーしかない。
バスは、どうなっているのかわからない。
タクシーでも、そんなにかからない。
宿もない。
おまけに大雨で、仕方なく、タクシーのおじさんのおススメのビジネスホテルにいた。
このビジネスホテルを探すのにも苦労をした。
町をよく知る筈のタクシーのオッサンが、みんな同じ事を言う。
「 知らね 」
なんだよ、ムカ~~~
駅員から、タクシー何人もの人に声をかけても、みんなが、知らね!と言う。
やっと教えてくれたのが、唯一一人。
親切な人に出会うのに、どんなに時間かかるの?ってね。
ビジネスホテルのフロントのお姉さんは、すごくテキパキとして、最高に親切だった。
ああああ‘‘‘‘‘
これか・・・・・・・オカンが言っていた事は。
「 男は、バカばっかりだよ!!! 」
九州も広いですからね。
九州の男は、みんなバカと言うと怒られるからね。
言いたくはないが、やる気がない。
その反対で、女は、猛烈に、頭がキレる、働き者。
なんか、わかった気がする・・・・・・・・ぶつぶつ
お姉さんに聞いてみた
ぴのこは、墓参りのついでに、窓を開けたら、海~っていう旅館に行きたいと。
すると、ボロいし、好きじゃないかもしれないが、
まさしく、ぴのこが思う、部屋の窓を開けたら、海~!という旅館があると。
ロケーション的には、バッチリだが、う~~んという顔をしながら、
調べにしらべまくった、資料と交通機関を書いた物を渡してくれた。
雨の中、お父さんの育った村に行ってみた。
昔は、青く透きとおり、小魚の群が泳いでいたのが見えた港の海は、
黄色く、ドブ色に変わり果て、ボロボロの漁船が数隻あった。
近所の家に人が住んでいる様子もなく、家の中は、ガラクタとクモの巣が張っている。
本当だ、ここは、もう死んでいる。
墓参りを済ませた後、ぴのこは、窓を開けたら海~という旅館に行ったのさ。