ぴのこは心を決めた。こうなったら引き戻らないぜ。てかもうガン見されている。
そして、久しぶり~って挨拶をした。心はウゲ~と思いつつ。
どこか、ご飯でも食べに行きましょってさ。それでもウゲ~ってね。
すると、彼が言った、あそこに行こうよって指さした。
それはなんと、吉野家だったのだ。
うげ~とと共にな~ぜ~とぴのこはひっくり返った。
なぜ、そこなのですか~。
久しぶりに再会する二人が何故そこでご飯を食べなければいけないのですか~
あ~あそこね・・・・だけどぴのこ仕事の後よく食べるからちょと~いやだわ。
こいつ、まだ日本の事、よくわかってないのよ。ぴのこは心に言い聞かせた。
すると、今度はファーストキッチンと言っている。
一瞬、ぴのこはどこの事を言っているのかわからなかった。
それってハンバーガー屋さんじゃね~かよ。
ぴのこは渋い顔をした。
すると、最後に飛び出た言葉がなんと、マックだったのだ。
あの~学生時代はよく食べたけど、健康の為によほどじゃない限り食べないわ・・・・
というか、ジャンクフード3連発にぴのこはうなだれた。
ムーミンから出る言葉の度に中華包丁でブッタたかれたような気分になった。
というか、こっちが叩いてやろうかって思ったわよ。
すると、ある看板を見て彼が目をキラめかせた。
それはもちろん中華料理だった。
そこはぴのこも行った事がある・・・・・
あぁぁ・・・・・・あそこでいいんじゃない・・・・・・
もうぴのこには力がなかった。
中に入ってうな垂れご飯を食べた。
すると、彼が言う。
「ここのお店って中国人かな?」
はあ?そうなんじゃない・・・・・勝手に聞いてみれば・・・・
すると、彼は嬉しそうにお店のスタッフと中国語を話し始めた。
奴の心は即効わかる。
どうせ、ぴのこに俺、中国語話せるんだぜってとこ見せたいんでしょ・・・・
こちとら、そんなこったどうでもいいんだよ。
そして、ぴのこにも中国語を教えてあげるという。
そんなもん今のぴのこ覚えたかね~よ。って叫びそうになった。
こいつ、カナダ系っていうから生けすに入れてみたが、やっぱり思いっきり中国人じゃん。
ようけいなもん入れてしまったよ~。今更遅いわいってね。
ぴのこ、生けすには絶対入れない事にしている男達がいる。
まずはインド人。奴らのマバタキしない眼力にぴのこは早死にするだろう。
次が中国人。貧乏くっせ~からだ。ぴのこは家で造花の内職をしている未来を想像してしまう。
そして、次がフランス人。プライド高いわ。遊び人だわ。変体だわ。ついてけん。
ぴのこがトイレに行っている間にムーミンは会計を済ませていた。
あらま。ありがとうってやつなんだけど。
だけど気分を害する余計な事を言ってくれたのよ。
「すごい安かったよ~シンガポールに比べたら信じられないぐらい安かったよ~」
そりゃ、そうでしょ。やっすい中華屋にいるんだもん・・・・・
安い、安い、連発されると貧乏くさいんだよ・・・・・
そして、店を出た後、どこに行こうか話した。
もう、ぴのこは見抜いている。
ムーミン、お前はぴのこの部屋に来たいと思っているだろう?
そんなもん許す訳ね~だろって事で知り合いのバーに行ったのだ。
そして、またもやムーミンはぴのこを中華包丁でブッタたいてくれたのだ。