約1年前ぐらいになる。一人の客がやって来た。
スタッフに彼が日本人と話したいって言ってるから、ぴのこ着いてくれる?と言われた。
はい、そうですか~みたいな感じで彼と話してみると、中国系カナダ人だった。
日本人の彼女と別れたらしく、かなり彼は暗かった。
そんな事もあるわよね~とぴのこは適当に話をしていたら、いきなり趣味は手品なんだと、
トランプマジックを披露してくれた。
そんなマジックどうでもええわいと心の中で思いつつ、店が暇だったのもあって適当に相手をしてあげた。
すると、彼は喜んで、ぴのこにこのトランプをあげるよとくれた。
こんなもんいらね~よと思っていたが、彼がお守りにしてねというから、ぴのこは律儀にお守りにしておいた。
それからだ。彼からのメール攻撃。
ぴのこは面倒くさがり屋なので、放置しておいた。
すると、今度は電話攻撃。それも国際電話。
初め、国際電話に誰だろうと思って出てみると、トランプの彼だった。
ぴのこの事が恋しいよ~僕の彼女でしょ~?と言っている。
は~?何を言っているんだこいつは。彼女になるなんて言った覚えないし・・・・・
そいつの顔を例えて言うと、漫画のムーミンみたいだ。
だけど、そんなかわいいムーミンだったらいいが、
もしもアニメを実写版に作り変えたとしたならば、めちゃくちゃブサいムーミン。
背は高いが、顔が~ってやつで、巨大なムーミン(実写版)みたいな・・・・
ある時は着信10件なんて事になっている。
もう、面倒な奴だな、どうせ日本にいない奴だから彼女という事にしておいてやろうと思った。
というか、ムーミンだろうがスナフキン?だろうが全部セックスなしのぴのこ生けすにいれておいた。
とりあえず、ぴのこを好きだという奴は全部生けすに放り込むってやつだったのさ。
だけど、ぴのこはムーミンに言った。
私、結婚前提じゃないとお付き合いできませんってね。
どうでもいい奴だったからこそ、はっきり言った。
すると、彼は、じゃ婚約しようと言ってきた。はえ~!!!!
「日本に行くから待っててね。もうすぐ大学を卒業するから」
え~!!!あんたまだ学生だったの?てっきりいい歳してると思っていたのに。
これもどうでもいいから年齢を聞かなかったぴのこ。
それから彼からの電話で話すようになった。というか、やたらかかってきたからだ・・・・
彼の趣味はマジックの他にオカリナを吹く事・・・・・
マジックはもう見せて頂かなくてもいいから、だけどオカリナも披露してくれなくていいからって感じ?
それか、ぴのこも小学生の時吹いてたタテ笛吹こうか?って感じ?
一緒になったら二人でピ~ポ~パ~ってか?
やってられんわい。
というか、本当は尺八吹く方が得意なんですけどね・・・・
なんてこんな事、真面目なムーミンには言えない・・
まさか、こんな恐ろしいぴのこだなんて。
彼が知ったらオカリナの音色もピ~ピ~ぶぅ~って壊れるわさ。
すると彼が言った。
「もうお母さんからOKもらったから!結婚の!」 はえ~!
ぴのこは焦った。あんたぴのこの歳も知らないで何言ってんの!
そしてぴのこはムーミンに本当の歳を言った。
だけどそれでもお母さんは歓迎しているという・・・・・
ぴのこはもっと焦った。あんた実はぴのこ病気持ちなんだよ!
まだ若いんだから、もっと遊んだ方がいいよってさ。
病気持ちのおばんでいいのか!!って言ってやった。
それでもいいのか、お母さんに了解を取って来いってさ。
すると彼が言った。
「心配だから君に会いにこれから日本に行くから!」 はえ~!!
その時のぴのこ韓国ともやり取りしていた時だったから、お願いだから来ないでと言った。
だけど、巨大なムーミンは日本にやって来たのだ。
てかさ~、店で30分ぐらいしか会ってなくて、なしてそこまで妄想クラブできちゃうの?ってさ。
ぴのこの妄想クラブを遥かに上回っているし・・・・・
それも会うの1年ぶりでさ。怖いよ~って焦った。
その時のぴのこ、韓国攻撃でぺら~っと1枚白菜がまだ頭に乗っかってますみたいな状態でさ。
次への復活果たしてない時だっただけに、今度は中華かよ~ってこの忙しい時によ~って、
頭かかえていたのだ。