<<プロの教室に行って、団体レッスンから始めた場合>>とします。
【初期の練習量】
団体レッスンが週1とするなら、自主練習を1~2回。
はっきり言って、週1の練習では、パーティに出るにしても1年かかるペースぐらいと思ったほうが良いでしょう。
自分の覚えるペースにもよりますが、「1ヶ月で1種目を(ある程度)踊れるように」の練習量がほしいです。
最初は、種目毎に音への慣れやタイミングを覚えなければなりません。
体もそうですが、頭で覚えることも多いので、社交ダンスに触れる時間をなるべく多くすることを心がけたいです。
「DVD」とか「本」などで、予習や復習することも大事だと思います。
この参考資料は、チョイスや活用法は、別の機会にお話したいと思います。
【初級の期間】
自分は、「入門者コース」の経験はないので、初級クラスの団体レッスンから始めました。
まず、社交ダンスにおいて「初級」って言葉は、やっかいです。
社交ダンスの世界は、50~60代の人が多く、初級クラスにしても在籍5~10年って方もいます。
「最近始めました」って人は、かなりの少数です。それも、若い(社交ダンスでは、40代以下)人になるとさらに激減です。
真の初心者を伝える手段として、初級=初心者ではなく、入門者=初心者の意味で、「入門者です」と名乗ったほうが、誤解なく伝わるかもw
なので、「初級クラス」と言っても、「基礎はあまりやらない」ほうが多いようです。
長年、初級クラスやってる人にとって、「基礎練習(知ってるし、退屈)」より「いろんな足型(刺激))」の需要が上回ります。
団体レッスンである限り、入門者といえども付きっ切りにする訳にはいかないですが、ちょっとずつ時間を取って教えてくれるでしょう。
なので、団体レッスンと平行して、個人レッスンを受けるのもアリです。
個人レッスンで、ある程度の下地を作っておくと、団体レッスンも吸収しやすく、覚えが早くなります。
【上達を加速させる】
1月ほど団体レッスンをやって、「思うように覚えられない」「もっと早くモノにしたい」との欲求が強くなるはず。
そこで個人レッスンを始め、「集中的に1種目ずつ、音・カウント・簡単な足型」をレッスンするといいでしょう。
私は、なるべく早くパーティで踊りたかったので、ルンバ・ワルツを中心にチャチャ・タンゴの4種目で10レッスンほど個人レッスンしました。
例えば、これからしばらく「タンゴ」に触れる機会なくても、最初にタンゴを知っておけば、DVDなどみたときも分かりやすくなります。
まったく知らない期間よりも、さわっただけの経験があるだけでも十分に違うので、1種目ずつとは思わず積極的に上記4種に触れたほうが良いと思います。
【レッスンで心がけること】
足型を多く覚えるよりも、基礎をしっかり覚えたほうが、上達は早い。
ダンスを覚えるには、「足型」⇒「体の使い方」で、足型を覚えないことにはどうにもなりません。
ただ、団体レッスンで足型を覚え、踊った気になるだけじゃなく、基本的な動きや姿勢を大事に学んで行きたいです。
あんまり難しい足型は、覚えなくいいです。覚えても、次の種目の周期まで、半年とか1年あったら忘れますので。
始めたばかりの頃は、今後の定期的な練習環境を整えていくことが大事だと思います。
2ヶ月もすれば、だいぶ自分のペースも見えてきますし、3ヶ月も続けば、挫折する可能性も大分低くなってきてると思います。
私は、「パーティで適当に踊れればいいや」ぐらいで始めたのですが、始めて2ヶ月たたずに、競技にも出るし、きっちりやっていく!と考えが変わっていき、ダンス熱が過熱していきました。