夢のような | 曽川沙也伽

曽川沙也伽

記憶と感情を創っては吐いてるだけ。



夏の終わる匂いが喉いっぱいに広がる。

壊されて壊されて構築されたものは
また違う形になって
反発した分だけいびつな様に見える。
何かに腑に落ちるのは難しい。
今まで積み上げてきたものや
信じきっていたものがあれば尚更。


たくさん考えて魘されていたのは
誰かにとっては簡単なことで
単純で笑えることでも大切なことだったけれど
また新しいことに救われて180℃変わったりもするからおかしい。
変化を恐れていたんだきっと。



三つ目の信号が点滅していたこと
冷たいシーツから見える空には海月が迷子になっていたこと
それもこれもあれもそれも大事なんだよ
枠組みにはめていたのは自分だった。



もっともっとできることがある
もっともっと紡ぐ言葉やシーンがある

今この瞬間なら力強く思える





いつか全てを出しきった後の
あなたの残りカスみたい言葉が訊きたい。
そう言ってくれた言葉が忘れられない
今を一つ一つ紡がないと。

何も残らないならいらない
意味がなければいらない



どんなに頭に響いても
胸に擘くことがあっても
負けてはいけない、と思える。

こんなに第三者の言葉に囚われたり
救われたりするなんて思ってもなかった。



そこらへんの様なやつらとは私だけ違うんだよ
舐めんなよってずっと思ってたから。







今日もありがとう。
強く在れる様な言葉を少しでも多く。


おやすみ、いい夢を。