劇的に上手くなる時期というのがあります。
それはやはり10代!
*10歳、11歳〜小学4、5年生ですよね。
ただ踊って楽しい!というだけから頭も使えてくるので、
頭と身体が徐々にリンクしてくるこの10代はじめ。
やっと先生の言うことがど言うことか、感覚だけでなく頭でも理解し始めます。
身体も身長が急に伸びたりと、私も2.3ヶ月会わないだけでも、びっくりするほど子供の成長を感じるときがあります。
この時に身体の使い方を丁寧に基礎をしっかりと叩きこむと、この後踊りは楽しいです!
でも基礎って地味なんです。
だからこそこの基礎の使い方を丁寧に教えくれる先生だと良いですね!
また、まだ気持ちの波があるので、
「バレエが上手くなってきた!」
「バレエが楽しい!もっとやりたい!」
という気持ちをキープさせてあげることが大事かと思います。
やはり親御さんががしっかりみていて、結果でなく今までの過程の頑張りを認めてあげると、
気持ちも乗ってきますよね!
継続する習慣をつけられますね。
またお教室によっては、トゥシューズを履き始める子もいるでしょう。
これもバレエを続ける一つの壁となります。
バレエを続けていたら、誰もが履いて可憐に踊れるイメージを持つのですが、
体重軽いとヒョンと立ててしまう子がいると思うと、なかなか立てない子も。
そこでお友達との差を感じて挫折する事もありますが、
返ってもっと踊りたい!!上手くなりたい!
と情熱を燃やす子も出てきます!
しっかりと話しあって、レッスンを増やすなり踊れる環境を作ってあげてください!
また、バレエスタジオを移ろうかと思い悩む事もあると思います。
またこの事については、またの機会に。
*12、13歳〜小学6年生と中学1年生
女の子だとそろそろ思春期に差し掛かる頃なので、食べる量が多くなり身体付きが女性らしくなったり、また親の言う事を聞かなくなったり、と身体の面、精神面で変化が出てきますよね。
そして踊りでも、今まで求められてきた事がより多くなります。
「私は先生の注意が理解出来てないかもしれない」
「難しくなってきた。」
「どうやって使うかよく分からない」
などなど。
成長とともに、悩みも多くなるお年頃。
そして中学受験があるとなると、もっと大変に。
(受験とバレエの両立はまたの機会に書きます!)
この悩みがあるから、成長出来る伸びしろはあるのです!
自分自身で気づいて、基礎を頭で理解して、身体に入れる。
例えば 「引き上げる!」
という事に対しても、アプローチの仕方は10個は以上はあるはず。
レッスン中、多くの先生はあれこれこれやと言葉の表現を変え、伝えていってますよ!
それを理解して自分のものにしていく。
ここでカタチばかりを追って踊ってしまうと、変なクセがついてしまいます。
クセというは、自分のやり易いように踊るから、クセがつくのであって、全て感覚で踊っているような感じです。
この時期にクセをつけてしまうと、今後直すのに苦労しますから、
丁寧に基礎の大事さを体に入れて欲しいです。
またこの時期には、絶対に太らない方が良いです!
思春期のこの時期、食べる量も増えるので、減らす事よりも、食べる時間や内容をコントロールするだけで変わりますからね。
また週5〜7日踊っていたら、太らないはずです。
バレエの筋肉もついているだろうし、お腹も腹筋あるので、ポッコリ付きにくいはずですよね。
そして特に中学受験で、ほんの半年休むだけでも変わりますから、中学生になってたくさん踊るような、気をつけてほしいですね!
戻ってから苦労している子をたくさん見てきているので。