6月に入りましたね。
大学を退職し、独立系研究者として活動を始め、早いもので3か月目に突入しました。
紫陽花が美しい季節になりましたね(2024.6.2 氏神様にて撮影)
私の一日のタイムスケジュールの基本として、
午前中は自分ペースでできることをやると決めたので、研究や執筆に当てています。
今日は、朝一から研究に当てました!
今取り組んでいるのは、仲原善忠『琉球の歴史』に関する研究。
元々博士論文として書きたかったテーマです。
昨年度(2023年)にようやく1本出すことができたので、やっとこの研究をするスタートラインに立てたところです。
仲原善忠『琉球の歴史』に関する論文の解説は、こちらの動画でご覧いただけます!
『琉球の歴史』は30版以上重ねているのですが、版による記述等の違いを比較する必要があります。
今日は、自分の手元に下巻が版が異なるため、その記述の違いを目を皿のようにしてチェックしていました。
比較した版の本文は、全く記述が一致していました!
他の書誌情報は異なるところがありました。
これをどう整理していくかが課題であり、楽しみでもあります。
私は教科教育史をやっているので、テキスト分析をよく行います。
比較するテキストが全く一致しているか否か、
違う場合はどこが異なっているかおを一つ一つ調べていく必要があるので、
非常に時間がかかるし、根気がいる作業です。
肝心なテキスト自体を集める必要があり、これから全国各地(といっても沖縄が多いですけど)の図書館等に出向く予定です。
(今から出張を妄想…。地理学科出身、移動好きとしては調査はワクワクでしかない!)
史料調査も、テキスト分析も、自分にとっては楽しい作業なので(笑)、
楽しみながら進めたいと思っています。
時々進捗状況を報告します。