大学を退職して、2ヶ月が経とうとしています。
独立系研究者という立場になって、自分で一日の流れを決められるのは、私にとって大きなメリットです。
その際重視したのが、「身体の声を聴く」ということでした。
(最近は、心の声も聴いているかな~と思います)
なぜなら、退職を選択した大きな理由が、体調を崩したことだからです。
なので、今は身体の回復が最優先。
役割上外せないことはありますが、それをやるにあたっても
身体の声を聴いて、つまり身体に無理がないか、体調が悪くならない範囲かを考え、一日の流れを決めました。
その結果、こんな感じのスケジュールになりました。
・6:00頃 起床
家族のペース
・午前 自分のペース(研究など)
・午後 人のペース・作業(問い合わせ対応など)
・夕方~ 家族のペース
・23:00 就寝
このスケジュールを決めるのに、一番重視したのが寝る時間と起きる時間。
東洋医学に詳しい方に、今年の2月頃に顔色の悪さ=血が足りないことを指摘され、
血を作るとされる23:00~3:00は必ず寝た方がいいというアドバイスをいただきました。
高校生の子どもが部活で帰りが遅く、朝もお弁当作りなどあるので、23:00~6:00を睡眠時間としました。
朝と夕方以降は、家族のペースにならざるを得ないので、いわゆる家事の時間。
どちらかというと、朝は完全に家族のこと優先、夕方~夜は、オンラインの勉強会や食事会など、自分のこともOKとしました。
そして、日中(いわゆる仕事の時間)は、
午前中は自分のペース、午後は他人のペース
を軸にしました。
つまり、自分にプライオリティを与えたのです。
つい最近まで、
自分のため<他人のため
いう考えが根強くあり、
雇用されている立場なんだから、
教員だから、生徒や学生のために全力でやってなんぼ…
母親だから、娘だから、姉だから、友達だから、目の前に人が困っているんだから、やって(あげて)当然
と心底思っていました。
人にお願いされたことを、とにかく優先してやっていました。
その結果、ストレスがMAXになったのは言うまでもありません。
他人を優先、つまり自分を疎かにするという考えは物心ついたときからなので、
半世紀近く蓄積していることになります
それを、このたび体調を崩し、大学を退職する流れになったことで、ようやく気付くことができ、
多少は自分を優先できるようになったのです。
一番感じているのは、23:00を大幅に過ぎると、7時間以上睡眠を取っても、体の回復が悪いということ。
今の私にとっては、起きる時間と寝る時間を死守することが、一番健やかな一日の流れになるポイントです。