【退職➝独立系54日目】琉球史を学ぶ | 研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

研究者によるインナージャーニー:「私」の記録と観察

親の許す厳しい条件の中でしか進路が選べず、どうしたら望む道に進めるか必死でもがいた結果、社会人になって2度大学院に入り、研究者に。一番難しい「私」なるものを少しでも明らかにするために、日々の気づきを綴ることにしました。

私の研究分野は、沖縄近現代教育史なので、

ベースとなっている学問が、教育史つまり教育学沖縄学になります。

 

 

教育学については大学・大学院で学んできましたが、

沖縄学は独学です。

 

 

 

沖縄学のなかでも、沖縄の教育や沖縄の近現代史は自分で学んできたつもりですが、

研究対象ではない時代の歴史や文化、沖縄全般のことまでは、十分勉強しきれていません。

 

 

 

そこで大いに役に立つのが、法政大学沖縄文化研究所が主催している公開講座

沖縄を考えるA

 

 

 

4月に自分も担当者として登壇しましたが、

それ以外の回は学ぶ側として参加することができます。

 

 

昨日(5/24)は「15~17世紀における琉球の外交と内政」という

古琉球史の授業を受けてきました。

 

 

 

 

古琉球は門外漢もいいところなので、直接専門の先生の講義を受けられて大変勉強になります。

一つ一つ分かりやすく丁寧に話してくださったので、理解が深まりました。

 

 

 

今回担当してくださった濱地先生は、沖縄県職員として今話題になっている

御後絵(琉球王の死後に描かれる肖像画)の担当者でもあります。

※御後絵の報道は、こちら

 

 

2024年3月14日に沖縄県に返還されましたが、

その整理作業時の貴重な写真を見せていただきながら、最新の情報をお聞きすることができました!

 

 

 

 

現場で直接歴史的大発見の史料に携わっている方のお話を聞くことができる機会はそうありません。

講義の時期と史資料の発見が重なること自体がレアですからね。

 

 

この講座は大学の授業ではありますが、事前申し込みをすればどなたでも無料で参加できます。

ご興味がある方は、足を運ばれると良いと思います。

 

 

事前申し込みは、こちら から。

 

 

 

 

ちなみに、御後絵に関する解説を動画で見たい方は、こちら↓がおススメです。

 

 

対面で専門の授業が学べて、本当にいい機会でした照れ

 

 

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