【 翻訳総合力について 】

 

 

【 翻訳総合力の計算式 】

 

【 原文に対しての理解率 100%~ -200% 】

 

【 原文に対しての理解率 100%~ -200% 】

【 語学力 20% 】【 文化の理解 30%~ -100% 】【 文章読解力 50% 】【 先入観 -100% 】

 

 

【 語学力 20% 】 【 直訳を作成するときに必要な能力 】

1 英単語

2 慣用句

3 英文法

4 構文への理解

 

 

【 文化の理解 30%~ -100% 】 【 要約を作成するときに必要な能力 】

1 人称代名詞の使い方の感覚の理解

英語と日本語では人称代名詞の使い方の感覚が異なるため、辞書の言葉通りに直訳したとしても、日本語としても不自然な表現になりがちです。そのため人称代名詞の表現は直訳するのではなく、誰と誰が同一人物であるのかを理解した上で、自然な日本語へ言葉を言い換えて訳す必要があります。【 You 】を【 私 】とか【 They 】を【 私たち 】という風に訳す。人称代名詞の表現に惑わされることなく、誰と誰が同一人物で、誰とダレが別人であるのかの識別ができることが重要です。

 

2 擬人法

西洋の文化における人称代名詞で表現されているキャラクターは、( 人間、ペットや人形、剣や盾などの道具、車や乗り物、神様や女神、火水土氷雷風などの天変地異、時間の流れや抽象的な概念 )であると知っており、対象となる原文において、どの用途で使用されているのかを理解できる。

 

3 宗教・信仰心

西洋の文化における神様や女神に対しての信仰心についての理解が深い

彼等の習慣や文化についての理解が深く、文章の中にもそういう表現が多用されていることを理解している

 

4 検索力・雑学 【 文化の理解 -100%になりうる要素 】

ニュアンスを捉えづらかった表現や分からなかった言葉、西洋の文化を理解するために辞書やインターネットを上手く活用して、原文の内容と一致する情報を訳文の中に取り入れられるスキル

 

※ただし、【 原文に対しての理解率が 60%以上 】であれば、原文の内容と一致する情報と一致しない情報をある程度分別できるようになってきますが、【 原文に対しての理解率が 60%未満 】の場合なら、辞書で言葉の意味を検索したとしても、どんな言葉と組み合わさると、そういう意味になるのかの判断できなくなります。またインターネットで調べ物をしたとしても、インターネットの膨大な情報から原文の内容と一致する情報は見つけられず、原文の内容とは全然関係のない情報を訳文の中に盛り込むだけの結果にしかなりません。

 

※補足説明

その国の言語に慣れている人ほど、辞書とか調べ物に費やしている時間は激減し、その国の言葉に慣れていない人ほど、辞書の中の言葉から原文を訳そうとしたり、インターネット上の原文の内容と一致するのか、しないのかが、よく分からない情報やデマに振り回されることになります。

 

※注意書き

【 人生経験の深い人 】ほど、求めている真実・分からないことは、

【 無限の中に存在している( 原文の内容を理解するためには、辞書とかインターネットに夢中になっていたとしても時間の無駄! 上司から求められている結果を出すために信じれるのは、己の力のみ! ) 】と知っています。

 

【 人生経験の浅い人 】ほど、求めている真実・分からないことは、

【 有限の中に存在している( 原文の内容を理解するためには、辞書とかインターネットに夢中になっていれば求めている答えに辿りつける! 上司から求められている結果を出すためには本屋さんに行って経営論理とかできる営業マンの条件みたいな本をたくさん読めば解決する! ) 】と勘違いしています。

 

宇宙人の存在を証明するために必要なこととは、宇宙飛行士になって地球以外の惑星に着陸し、その天体の地層から微生物を直接採取してくることであり、インターネット上で宇宙人と遭遇したことのある人を探し出してくることではないってことです。

 

調べても分からないこと一覧

・どうすれば会社の業績を今の2倍にできるのか?

・どうすれば高級住宅や高級車を一般のお客様に売ることができるのか?

・どうすればYou Tubeでバズる動画を作成できるのか?

・どうすれば売れる漫画を書けるのか?

・ブラックホールの中の景色

 

5 比喩表現の理解

6 ジョークの表現への理解

 

 

【 文章読解力 50% 】 【 要約を作成するときに必要な能力 】

1 結論・テーマの理解

2 文章構成のタイプへの理解

3 人称代名詞で表現されているキャラクターの識別ができる

4 それぞれのキャラクターの性別、性格を理解できる

 

5 それぞれのキャラクター同士の人間関係が理解できる

6 文脈の流れから読み取れる具体的な言葉を冠詞の表現の中に代入して、原文の内容を捉えられる

 

7 文脈の流れから読み取れる具体的な言葉を代名詞の表現の中に代入して、原文の内容を捉えられる

 

8 自分の訳文に対して、自分なりの読書感想文をA4、1ページくらいの分量になるように書き出せる

 

9 思考力 

原文で表現されていることから、原文の中には表現されていないメッセージを読み取ることができる

 

10 想像力

原文で表現されていることから、原文の中には表現されていない、物語の今後の展開などを予測できる

 

 

【 先入観 -100% 】 【 誤訳・珍訳を作成するときに必要な能力 】

1 原文の【 I 】で表現されているキャラクターは、常にその文章の書き手本人だと思い込んでいる

 

2 原文の人称代名詞で表現されているキャラクターは、常に人間のことであると思い込んでいる

 

3 人称代名詞無視

原文に含まれているキャラクターの総数、それぞれのキャラクターの識別、理解が及んでいない状態で人称代名詞の表現を訳文の中から削除したとしても、正しい訳文が作れると思い込んでいる。

 

4 冠詞無視

冠詞の後ろに掛かる名詞を、ある特定のものと断定する役割を持つ冠詞の表現を訳文の中から削除したとしても、正しい訳文が作れると思い込んでいる。

 

5 代名詞無視

原文における言葉の繰り返しを避ける用途( 文脈の流れから読み取れる言葉を受ける用途 )として使用されている代名詞の表現を訳文の中から削除したとしても、正しい訳文が作れると思い込んでいる。

 

6 原文無視

原文にしっかりと記載されているはずの言葉を、何を意味しているのか分からなかったという理由から訳文の中から削除したとしても、正しい訳文が作れると思い込んでいる。

 

 

【 仮の日本語表現力 50 言葉選びのセンス 50 】

 

1 日本語表現力 自然な日本語の表現で訳文を作成できる

2 語彙力 二字熟語 三文字熟語 四字熟語 慣用句 ことわざを多く知っている

3 言葉選びのセンス 漫画や小説の主人公、日本のミュージシャンのような流麗な言葉遣いができる

 

 

【 発揮できる日本語表現力 100~ -200 】 【 意訳を作成するときに必要な能力 】

 

【 発揮できる日本語表現力 100~ -200 】

【 原文に対しての理解率 100%~ -200% 】×【 仮の日本語表現力 100 】

 

 

【 翻訳総合力 200~ -400 】

【 語学力 20 】【 文化の理解 30~ -100 】【 文章読解力 50 】【 先入観 -100 】【 発揮できる日本語表現力 100~ -200 】

 

 

 

 

 

【 翻訳品質について 】

 

 

【 直訳 】 【 翻訳総合力 15 】

【 原文 】を辞書の言葉通りに【 直訳 】したときの訳文。

【 原文 】に対しての理解がゼロの状態で、単に二国間の言葉を取り換えただけの訳文のこと。

 

【 原文に対しての理解率 10% 】

【 語学力 10% 】【 文化の理解 0% 】【 文章読解力 0% 】【 先入観 -0% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 5 】

【 原文に対しての理解率 10% 】×【 仮の日本語表現力 50 】

 

【 翻訳総合力 15 】

【 語学力 10 】【 文化の理解 0 】【 文章読解力 0 】【 先入観 -0 】【 発揮できる日本語表現力 5 】

 

 

 

 

【 要約 】 【 翻訳総合力 105 】

【 直訳した原文 】から【 原文 】の結論・文章構成のタイプ・登場人物の理解・原文に込められているメッセージを自分なりに具体的にまとめた後の訳文のこと。

 

【 原文に対しての理解率 70% 】

【 語学力 15% 】【 文化の理解 20% 】【 文章読解力 35% 】【 先入観 -0% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 35 】

【 原文に対しての理解率 70% 】×【 仮の日本語表現力 50 】

 

【 翻訳総合力 105 】

【 語学力 15 】【 文化の理解 20 】【 文章読解力 35 】【 先入観 -0 】【 発揮できる日本語表現力 35 】

 

 

 

 

【 意訳 】 【 翻訳総合力 150 】

【 原文 】【 直訳 】【 要約 】【 意訳 】の工程を経て、日常生活で普段目にしている日本語の文章とそれほど変わらない自然な日本語の訳文に仕上げた状態の訳文のこと。

 

【 原文に対しての理解率 85% 】

【 語学力 17% 】【 文化の理解 26% 】【 文章読解力 42% 】【 先入観 -0% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 65 】

【 原文に対しての理解率 85% 】×【 仮の日本語表現力 76 】

 

【 翻訳総合力 150 】

【 語学力 17 】【 文化の理解 26 】【 文章読解力 42 】【 先入観 -0 】【 発揮できる日本語表現力 65 】

 

 

 

 

【 超訳 】 【 翻訳総合力 180 】

【 原文 】【 直訳 】【 要約 】【 意訳 】の工程を経て、日常生活で普段目にしている日本語の文章とそれほど変わらない自然な日本語の訳文に仕上げた訳文でありながら、言葉選びのセンスが洗練されている訳文のこと。

 

【 原文に対しての理解率 95% 】

【 語学力 20% 】【 文化の理解 28% 】【 文章読解力 47% 】【 先入観 -0% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 85 】

【 原文に対しての理解率 95% 】×【 仮の日本語表現力 89 】

 

【 翻訳総合力 180 】

【 語学力 20 】【 文化の理解 28 】【 文章読解力 47 】【 先入観 -0 】【 発揮できる日本語表現力 85 】

 

 

 

 

【 誤訳 】 【 翻訳総合力 -55 】

原文の内容を全然理解していない状態で、正しい訳文を作成するために必要不可欠な要素( 人称代名詞・冠詞・代名詞・その他諸々の表現 )を訳文から削除して訳してしまった後の訳文のこと。( 訳抜けの誤訳 )

 

【 原文に対しての理解率 -40% 】

【 語学力 10% 】【 文化の理解 0% 】【 文章読解力 0% 】【 先入観 -50% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 -15 】

【 原文に対しての理解率 -40% 】×【 仮の日本語表現力 37 】

 

【 翻訳総合力 -55 】

【 語学力 10 】【 文化の理解 0 】【 文章読解力 0 】【 先入観 -50 】【 発揮できる日本語表現力 -15 】

 

 

 

 

【 珍訳 】 【 翻訳総合力 -235 】

原文の内容を全然理解していない状態で、正しい訳文を作成するために必要不可欠な要素( 人称代名詞・冠詞・代名詞・その他諸々の表現 )を訳文から削除する代わりに、辞書とかインターネットの情報や噂話、デマに翻弄されて、原文の内容とはまったく関係ない情報を盛り込んでしまった後の訳文のこと。( 訳抜けの誤訳 )( 訳足しの誤訳 )

 

【 原文に対しての理解率 -180% 】

【 語学力 10% 】【 文化の理解( 検索力 ) -100% 】【 文章読解力 0% 】【 先入観 -90% 】

 

【 発揮できる日本語表現力 -55 】

【 原文に対しての理解率 -180% 】×【 仮の日本語表現力 30 】

 

【 翻訳総合力 -235 】

【 語学力 10 】【 文化の理解( 検索力 ) -100 】【 文章読解力 0 】【 先入観 -90 】【 発揮できる日本語表現力 -55 】

 

 

 

 

【 誤訳 】【 珍訳 】ばかり作っている人達に必要なこと

 

外国語の翻訳文をある程度上手に作成できるようになるためには、原文の内容を自分の頭でどのくらい理解できているのかが重要になります。辞書とかインターネットの調べ物というのも、原文の内容をある程度理解できているからこそ、膨大なデータの中から原文の内容と一致する情報を取捨選択できるようになるわけです。原文の内容を全然理解できていないのであれば、その膨大なデータに振り回されるだけの結果にしかなりません。

 

 

そんなアナタ達に欠けている能力とは、【 要約力( 文章読解力 ) 】ですので、辞書とかインターネットの情報に頼らない状態で、どのくらい原文の内容を理解できているのかを確認して、まずは自分の【 要約力( 文章読解力 ) 】が、どの程度のものであるのかから自覚する必要があります。自分の弱点も分からないまま、見当違いの努力ばかりしていたとしても、その努力に費やした分だけ時間を無駄にすることになります。

 

 

西洋の言語というのは原文に含まれているキャラクターの総数が分からなければ訳せません。何故なら、西洋の言語における人称代名詞の種類は、たったの五種類しかないからです。その五種類の人称代名詞の表現で登場人物の総数が6人以上の文章を構成するため、【 I 】で表現されているキャラクターが何人いるのか? 【 You 】で表現されているキャラクターが何人いるのか? を自分の頭で理解できなければ、まったくお話になりません。

 

 

一応、下記のリンク先で漫画やアニメの台詞から、人称代名詞の識別の習得を目的とした記事を用意していますので、人称代名詞の識別ができるようになってから、

もう一度、翻訳家を目指して頑張ってください…。

 

 

 

【 プロの翻訳者に求められている翻訳品質と 機械翻訳に期待できる翻訳品質の限界 】

 

 

 

 

【 日本の漫画やアニメから 文章読解力の向上を図る具体的な勉強法 】

 

 

 

 

【 これからの未来におけるプロの翻訳者に求められている翻訳品質 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 それぞれの科目における習得難易度 】

 

 

 

 

 

 

【 超 訳 】

 

 

 

 

 

 

【 意 訳 】

 

 

 

 

 

 

【 要 約 】

 

 

 

 

 

 

【 直 訳 】

 

 

 

 

 

 

【 お子様 】

 

 

 

 

 

 

【 誤 訳 】

 

 

 

 

 

 

【 珍 訳 】