昨夜、東京で研修中の彼女から電話がかかってきた。


土曜日の昼過ぎに帰福の予定だったが、同僚達と自費で延泊し、


土曜日は東京観光をして日曜日の昼過ぎに帰ってくる事にしたらしい。


「滅多に行かんし、仲間と楽しい思い出作ってこい」俺はそう答えた。


俺が断ると思ってたらしく、キャーキャー騒ぎ出した。


「ここもぉ、あそこも行ってくる、お土産買ってくるねぇ~」


妙なハイテンションだ。が、その電話の途中、


「夜は歌舞伎町行って、東京のホストと遊んでこよっかなぁ~」


    も  も  も  も  も  も  も       

       (聞き逃しませんでしたぜ、ねぇさん!)


これか?風俗の原因とやらは!?


風俗で小遣いを稼いでる原因は未だ知らないが、一瞬そう思った。


冷静に考えてみる。もしそうであった場合、


風俗でバイトしてもまでも、行きたいものだろうか?




俺だって俗に言う「飲み屋」には行く。


付き合いでも行くし、なんとなく飲みたくなった時は一人でも稀に行く。


そりゃ可愛い女だっていっぱい居いるし、電話番号を教えれば、


平日は営業メールの嵐だ。そして自分が休みの時は、


これまた返事をなかなか返さない(笑)

   (まっ、そりゃ当然よね)




話が逸れたが、女の場合はどうだろ?



それでも良い方向に考えれば、


彼女の「ボロ」とはいえ、「働く理由付け」が出来たわけだ。




明日、見舞いがてら、あいつに聞いてみよう。

次回  色 恋 の 価 値 は



今日の早朝だった。突然のメール。


例の貢いだデリ嬢だった。


「朝からゴメンね。昨日ぶっ倒れて入院したと…。今日、仕事休み?


見舞いに来ようという気はないよね?」


俺 「何かあったらまずいから、行ってもすぐに帰るで」


「じゃあ来るなボケ!」と返事(意味がわからん)



意味もわからず、とりあず行ってみた。


メールから察するにそんなに大袈裟ではないと思っていたが、


病室に入ってびっくり。右腕には4本の点滴と、酸素ボンベも近くに。


急性扁桃炎という病気で入院時は40度を超え、今でも熱は39度を超えてるとの事。


よほど急だったのだろう、着の身着のままといった感じだ。


(とりあえず、経過を見るらしいが、命にかかわる病気ではないらしい)




家を出る時にメールを入れていたが、俺が来た時はオヤスミ中だった。


病室で1時間待ったが、起きる様子はない。


とりあえず、途中で買った花をセットし、


ヨーグルト・プリンも冷蔵庫へ入れ、所用もあった為、病院を後にした。



「体があっての仕事。これは万人共通だから、自分の体と相談して。


また働き詰めになるのなら、神様がくれた休暇と思い、ゆっくり休めな。


まぁなんかあればまた来るから、足らないモノがあれば遠慮なく言えよ」


~過去の客より~ という嫌味な置手紙も残して。




明日は彼女を空港まで送っていく日。


たかだか40分くらいだと思うが、平静を保たなければ。


風俗の事を聞くのは、研修から帰ってきてからだ。

実はあの「衝撃の発見」以来、会っていない。


メールや電話は頻繁にしてるが、足が向かないというか…。


向こうは平日が休み、俺は土日だから基本的に休みは合わないが、


さっき、電話で言われた。


「なんか最近嫌な事でもあった?仕事?元気ないけんさ」


「うちのこと、嫌いになったん?」


まぁあんなの見て、素でいられるほどの器じゃないし。




さっき、名刺に書いてあったHPを覗いてみた。


プロフィール、明らかにウソやんw


自分の彼女が下着姿で出てる・・・、あまりヨカものじゃないです。


今週は2回出勤してるが、両方共に平日だ。


風俗で働く理由はなんなのだろう?




今日、久々にサボパチに行ってみた。


給料前で少し余裕があったから、1万だけウルトラマンを打った。


9K目でレインボーUFO/月/鳥群と激アツ予告出現。


レッドキングリーチへ行き、ゼブラ風船。ピグモンが葬り去られたあと、


役物のカプセル発動でウルトラマンへ変身。


この役物、どこかで見たようなと思ったら、


あの時発見したローションにそっくり…;;


なんとか当たっけど、萎えまくり…。6連したのがせめてもの救い。






来週は金曜まで提携している東京の大病院で研修なそうな。


次に会った時は、少し探りを入れてみよう。


風俗で働いている事を自分の口から言って欲しい。


今の願いはそれだけだ。