今日の早朝だった。突然のメール。
例の貢いだデリ嬢だった。
「朝からゴメンね。昨日ぶっ倒れて入院したと…。今日、仕事休み?
見舞いに来ようという気はないよね?」
俺 「何かあったらまずいから、行ってもすぐに帰るで」
「じゃあ来るなボケ!」と返事(意味がわからん)
意味もわからず、とりあず行ってみた。
メールから察するにそんなに大袈裟ではないと思っていたが、
病室に入ってびっくり。右腕には4本の点滴と、酸素ボンベも近くに。
急性扁桃炎という病気で入院時は40度を超え、今でも熱は39度を超えてるとの事。
よほど急だったのだろう、着の身着のままといった感じだ。
(とりあえず、経過を見るらしいが、命にかかわる病気ではないらしい)
家を出る時にメールを入れていたが、俺が来た時はオヤスミ中だった。
病室で1時間待ったが、起きる様子はない。
とりあえず、途中で買った花をセットし、
ヨーグルト・プリンも冷蔵庫へ入れ、所用もあった為、病院を後にした。
「体があっての仕事。これは万人共通だから、自分の体と相談して。
また働き詰めになるのなら、神様がくれた休暇と思い、ゆっくり休めな。
まぁなんかあればまた来るから、足らないモノがあれば遠慮なく言えよ」
~過去の客より~ という嫌味な置手紙も残して。
明日は彼女を空港まで送っていく日。
たかだか40分くらいだと思うが、平静を保たなければ。
風俗の事を聞くのは、研修から帰ってきてからだ。