バイクを借り1日かけて、下ラダックのゴンパ(僧院)巡り



まずは、レーから8キロ空港近くのスピトクゴンパへ



小さなゴンパだけど、中の仏像が素晴らしい
写真撮影禁止の仏像達は顔に布が掛けられ見えなくなっていた

行くと女性がモゴモゴお経を唱えながら、うつ伏せになって祈っている
隣からはお経と太鼓の音

神聖な空間にしばし浸る

途中で音が鳴りやんだので見に行くと、お坊さんがスマホで電話
これも時代の流れだな


そこからいくつかの村、山、谷を越えていく
かなり寒く、手はかじかんで感覚麻痺

レーから60キロ先にあるリキルゴンパに到着
えんじの服に身を包んだお坊さんに僧院内を案内してもらう


チベットの仏像は表情豊かで人間味がある
そして密かに見てみたかった男女交合の絵が壁面に描かれていた




最後にレーから70キロ、アルチにあるアルチチョスコルゴンパへ
他のゴンパは大概山の上にあるけど、ここは村の中にあって内部は全て撮影禁止




お坊さんに案内してもらいいくつかの寺院を参拝
素晴らしい彫刻の仏像達と、壁一面の曼陀羅
当時の仏教美術のクオリティーの高さを実感した




他のゴンパにもまだ行きたかったけど、日が暮れると相当寒いことになるので急いでレーに戻る

それでも体が芯から冷えてしまいヤバい
チャイを数杯飲んで暖まるが、くたくたなので夕飯を食べ部屋で休む




すると笛や太鼓の音が聞こえてくる
気になって音のなる方へ

なんとまた結婚式




先日より盛り上がっている
お客のノリもいい

おじさん達からラム酒を注がれ、また豪華なカレーをご馳走になり、早めに帰る

レー最後の日は洗濯したりゆっくり
これから一時東京に戻るチャリダーはるくんと最後の晩餐

まだ行きたい所はあるけど、ぼくも明日出発します

現在情勢が安定しているパキスタンとの停戦ラインに沿って移動し、平和を祈り

徐々に高度を下ろし、下界に向かって行こうと思ってます。




ダーからレーに戻ってきたけど、やっぱり寒い

日本人のみんなもいないし
店も更に閉まってるから余計寒い…




前と同じ宿にチェックイン
風呂に入ろうとするが、お湯が出ないので宿のおじいちゃんに聞きに行くと

「もう二組しか泊まってないからシャワーは出ない。バケツで入ってくれ」

と、中くらいのバケツに熱湯を入れて持ってきてくれた




一瞬どうすればいいんだか悩んだ

が、うんちをする時に、左手で洗う時に使うプラスチックのカップに水を入れてお湯を薄める事しか考えられない




めちゃ寒いなか裸でしゃがんでゴシゴシ体を洗って
暖かい水で流す
何度か繰り返し
バケツのお湯が無くなれば即終了…

その時思った
ああ、もうそろそろ出ようと




レーにトータル10日以上滞在してるのに、まだメインのレー王宮とゴンパに行ってなかったので行ってみる

途中どこからか音楽が聞こえて来たのでフラッと寄り道すると、大きなテントの中でたくさんの人が集まり
民族衣装で踊りを踊っている人がいる

なにかと聞くと結婚式だと言う
何枚か写真を撮って、王宮とゴンパへ





急な坂道を歩いてやっと到着
しかし王宮とゴンパは二つとも空き部屋ばかりで、あとの場所はほとんど鍵がかかっていた
上から見るレーの街並みの眺めは良かった

ゴンパを後にし、花嫁でもいないかとまた結婚式に戻るとチベタンのおじさんが
「テントの横にご飯あるから食べていけ」
と言われ、そちらに行くとタマゴやらチーズの豪華なカレーをご馳走になる
久しぶりに右手でカレーを食べた




夜はトラディショナルなパーティーがあるからいらっしゃいと言ってくれた

レーに帰って来てたチャリダーのはるくんを誘って、夜7時頃また結婚式に行く





集まってる人は更に増えて何百人かいた
そして中央では昼と同じく輪になり、伝統的な音楽の演奏に合わせて踊っている

酔っ払いのおじさんがやってきて、一緒に踊ろう楽しもうと中央の輪の中に入り、ぼくらも踊る




踊りは静かな盆踊りみたいので、何周も同じ振り付けで、積み上げられたたくさんのお祝いの品の周りを回る

中では、大麦で作ったどぶろくチャンやウイスキーやつまみが振る舞われ
外ではまたカレーをご馳走になる




そして、いいのかと思いつつ何度か輪に入り踊った

10時半に宴は終了
花嫁や花婿とも少し話をし、おめでとうが言えて良かった

しかし、見る限り昼からずっと踊りの繰り返しだったみたい
日本でよくある新郎の挨拶や両親への手紙のようなものはあったのだろうか?謎のままだ…

それにしてもラダック式の結婚パーティーに参加出来てラッキーだった

こっちに来て、一番ラダックを感じれた1日になりました




レーから公共のバスでインダス川沿いの谷間を行くこと8時間、ダーという村に向かう
しかし今日はダーまでのバスは無いと言われ近くの村ハヌーへ




終点で降りると、そこはハヌーから6キロ先の所で、戻るバスはもう無いと言われる
バスの運転手が通りすがりのトラックをつかまえてくれ、ダーの隣村ビャマまで行き、そこからタクシーでダーに到着
バスはお金取らないで行っちゃうし、珍しくインド人に謝られた




ダーで宿を探していると、噂に聞いていたお祭りが今日までで隣村のガルクンでやっているというので車に乗って向かう





ガルクンはパキスタンに程近く、2010年まで外国人の入域が禁止されていた場所
ダーとはまた別のパーミットが必要な為ダメ元で向かうとチェックなく入れた




今日が5日続いていたまつり、
大収穫祭ボノナーの最終日
ボノナーはガルクン、ダー、パキスタンのガノクスで1年毎に持ち回りで催されているまつり




彼らはドクパという民族でガルクンやダーに住んでおり、頭に花の飾りを付けたり土着の風習が残っていて、現在4000人程しかいない




ガルクンの村の中をしばらく歩いていくと綺麗な花の飾りを頭につけた衣装をまとった人達が広場で輪になって歌を歌っている
ちょうどこれから始まるとこだったみたい




歌っているのを見ていると、おじさんに声を掛けられ、家についていく
すると今日泊まっていいよと言われ、ウイスキーを注がれ、
チキンやオムレツ、アプリコット等たくさんのつまみを出され
お友だちのおじさんらと飲む




24人家族でめちゃ綺麗な家
ゲストルームがあってそこを使えと言われる
めちゃみんな親切で最高のおもてなしを受けた




またまつりに戻ると、花を頭につけた人達がどんどん集まってきて
男性女性が輪になり男達がたくさんの歌を歌う
そして笛や太鼓が加わりみんなグルグル回って歌う

そして最後に頭の花飾りを外し、先祖を思い、また花を付け歌い踊る

まつりが終わると若者達がインドポップスで踊り初め、盛り上がっていたので、ぼくも一緒に踊った

翌日、ガルクンの村を見てゴンパや仏塔に祈る
水が豊富でそこらに水路があり緑が多く野菜をたくさん作っていた

村を出るのでおじさんに泊めてもらったのでお金を払おうとすると、いらないと言われた
ありがたい。いっぱい感謝の気持ちを伝えダーに向かう

心配だったパーミットもまたスルーでダーに到着

ダーは花飾りをつけてる人も少なくのんびり何もない村だった
ゴンパや山頂の祠にお参りし、村唯一の宿スキャババゲストハウスに泊まるが、今まで泊まった所より割高(500ルピー)

ご飯は質素で100ルピー
綺麗な若いお母さんだがお金お金とすぐ言ってきてサービス悪い
村には他に食べるところが無いから殿様商売
なので朝食は頼まなかった

この辺りはアプリコットの産地でジャムやドライフルーツを作ったり、ブドウが採れるのでワインを作っていて
ワインを飲むけど甘い

今回、ガルクンの村に入れたこと、まつりに間に合ったことでお前はラッキーだと何度か言われた

どちらの村でも旅行者はぼく一人
ギリギリグッドタイミングだった
ボノナーに行けて本当によかった

これからも長くドクパ族の人達が伝統文化を残し、末長く安泰であることを願います。