人間なんて、ララーラララララーラー♪

人間なんて、ララーラララララーラー♪

一年で一番昼間の長い日、夏至の前日に母が外出中に転んでしまい、ほとんど歩けないと連絡が来た

転んで骨折して歩けなくなったら、階段の多い実家での生活が出来なくなる事は本人も分かっているし、ぼくも気をつけるよう会う度に伝えていた

一番気をつけてほしい事、気にしていた事が起きた

なんか引き寄せちゃったかな

 

 

実家に帰る時、心配だけどしっかりしようと心の中で気合いを入れて会いに行った

父や祖母の訃報を聞いて会いに行く時もそんな気持ちだったのを思い出した

次の日の夏至は大雨だったから、病院に行かないで、様子見

一歩一歩前に出れるし、お風呂トイレは行けると言うから、満月の土曜日は朝から友達と約束していたBBQへ

次の日が雨なので、日帰りでバタバタ忙しく行ってきた

月曜に、5分の道のりを20分かけて歩いて、近くの病院に連れて行くと骨折していないと言われ、最悪の手前で止まってくれて一安心

その後は仕事しながら実家に帰って、買い物やら洗濯やら掃除やらいろいろやって、1人で生活出来るようサポートする

 

 

先週の金曜から長野の友達の家に遊びに行き、そこから立山を越えて、能登まで行く計画を立てていたが、長野でホタル見て友達らと飲んで2泊の予定が3泊して帰ってきた

母が転んだ時にも、もちろん母の事は心配してるけど、これから長旅もなかなか出来なくなるのかなとか、いろいろ自分のこれからの心配してて

最初はいけないような気持ちだったけど、そりゃ考えるよと受け入れた

何かあった時に柔軟に動ける仕事、生活をしていてよかった

 

 

平和な今は絶妙なバランスで成り立っていて、何か一本外れると、ガタガタと崩れてしまう

平和に暮らしていた人達も

ちょっとしたきっかけで戦争に巻き込まれたり、突然災害に巻き込まれたりする

普通な今はとても貴重な時間

心穏やかにカフェでゆっくり過ごせるのも、友達と遊んだり、じっくり料理したり、海を見ながら通勤して、見慣れた場所で働いたりするのも

このままずっと続いていったらいいのにな

それでもいつかみんな死んじゃう

そんな今を楽しもう

新しい変化の時が来てるみたい

そんな今をどう楽しむか♪

人間なんて、ララーラララララーラー♪

 

 

今日は新月

新しい月のはじまり

今回は元職場の同僚親子がボランティアに行くので一緒に活動したく急遽行く事にし、親子が帰った後も残り

昨日、能登から東京に戻りました

日曜日に親子が神奈川に戻った翌日の早朝みんなのスマホから大地震を伝えるアラート音が鳴り起こされる

ぼくのいる七尾市和倉温泉は震度4

ぼくは別に怖くなく、逆に泊まった施設内だったので安心感があったが、震災を経験した近くの住人の方々は外に出たり、膝がガクガクしたなどと聞いた

他の市では建屋の倒壊があったようなので、活動中でなくてよかったです

 

 

 

ぼくらは予定を変更して、近所の怖かったり不安な気持ちになった方が少しでも和らげは良いと、午前中飲み物やお菓子を用意してサロンを開催

1人の方が来て、震災初期の水やトイレが使えなかった事や、地域の祭を今年やることについての思いを聞かせていただいた

午後や翌日はタンスや金庫など家財の運び出しや倒れたブロック塀の片付けし、それを集積所に運んだり、沈下した家が浸水しないよう土嚢袋を積んだりした

夜は一緒に活動した料理家のしげさんが、毎食いろいろな美味しい料理を作ってくれて、お酒が進み、酔っ払い

みんな楽しい人達で仲良くなり、遅くまでいろんな話しをした

 

 

 

 

最後の夜は料理家しげさんがテレビに出た時に紹介されたカレーを地域の人達を呼んでカレーパーティー

朝一緒にラジオ体操して、花を生けてくれるおばさん達も来てくれてお話ししたりして楽しかった

みんなが帰ってからも、ボランティア仲間と遅くまで飲んだラストナイトでした

 

 

 

今回、2ヶ月ぶりに能登にやって来たら、拠点の水道から水が出るようになっていたり、多くのお宅の家財出しが終わっていたり、目に見えて変わった訳ではないけど、少しずつ復興に向かっているのは確か

町内を何度も来ているすぎさんと歩いていると、助かったありがとうありがとうと何度も言われたり、飲み物を渡されたり、地域の人に声をかけられるのは、団体がずっとこの地区で活動して出来上がった絆

 

 

 

しかし、これから公費解体、自費解体など多くの家が解体されて行く事になるけど、それはまだまだ先になりそうだし、災害ゴミ集積所は7月末で閉まると言われているし、珠洲市などは今でもまだ水の出ないお宅がいくつもあるみたい

少しずつ復興に向かっているとはいえ、この先かなりの時間がかかると改めて思いました

日々の生活で忘れがちになるけど、また能登に行けるように気持ちを向けていたいと思います

お世話になったみなさまありがとうございました

今月も生きとし生けるものが健康で幸せでありますように

世界が平和でありますように

 

3月末ぶりに能登復興ボランティアにやってきて今日で活動2日目

春に働いていた職場の同僚の女性が、ぼくのボランティア活動に興味を持ってくれて、働いている時、大学生になったばかりの息子を連れて行きたいと言ってました

本当に行く気があるかわからなかったので、きっと息子さんにとって良い経験になるからいつか行けるといいねなどと伝えていました

 

 

その後、退職してから飲みに行くと、具体的な質問をされ、それに答えていたら本当に行く気があるようで、何も分からないからぼくにアテンドしてほしいと言われる

そう言ってもらい、ぼくはめちゃくちゃ嬉しく、なんとしても行こうと彼女の予定に合わせて時間を作り、今回能登にやってくる事が出来ました

 

 

 

鎌倉から東京駅へ、東京駅から金沢駅まで新幹線で行き、七尾線に乗り換え、終点七尾でのと鉄道に乗り換え、和倉温泉駅に夜7時半過ぎに到着

約6時間の電車旅

前回もお世話になったsien sien westさんの拠点へ

 

 

深夜バスで先に着いている元同僚親子は、一足先にボランティア活動をして、他のボランティアの方と打ち解けていた

もう晩御飯終わってるだろうと軽い夕飯を買って行くが、ちょうど晩御飯を食べる時で、お刺身やおかずが用意され皆で一緒に食べて飲んだ

翌日は大勢のモルモン教ヘルピングハンズの方々と一緒に活動

家財出しと割れた窓ガラスの片付け

 

 

 

震災から5ヶ月経っても、手付かずのお宅がまだまだある

散らばった大量のガラス片を拾っていると、ぼく1人の力は微力でなかなか片付かない

よって復興も遅く先が見えず、暗い気持ちになりながら作業していた

途中から何人か手伝ってくれて、ガラスが終わり家財出しに行くとたくさんお家から出した物が積まれていて、お家の方がとても助かったと言ってくれた

 

 

 

 

いつも思う事だが、1人の力は微々たるものでも、何人か集まると人数以上の力になり、確実に復興に近づいているのが分かる

昼は滋賀からボランティアの為のボランティアの方々が、美味しいお料理を作って頑張ってきてと言ってくれて、パワーアップしたり

 

 

夜は近くの銭湯に行き、帰ってから料理人の方と同僚が中心になって天ぷらなど美味しい料理を作ってくれたり、近所のお母さんが豚汁作って来てくれたのを、みんなで食べ飲み、ぼくは今までの経歴や旅のヤバい話などしたら、みんなから変な人と面白がられ、とても楽しい夜になりました

そして今日は雨の中、大きな仏壇を出したり、午後は奇跡的に雨が止み、冷蔵庫3台運び出したり、崩れそうなブロック塀の解体作業

午前中で同僚親子は活動終了

帰る時にみんなの前で感想を聞かせてもらうと、大学生の息子が楽しかったし、良い経験が出来たから今度は友達を誘って来たいと言ってくれて、とても嬉しく感動しました

お母さんも活動や料理を楽しんでやってくれて、いろいろ考えが出てきたようで、来てくれて本当に嬉しかったです

ぼくは残り、あと数日やってから帰るので、怪我に気をつけて、楽しく元気にやって来ようと思います