
著者: ジョン グレイ, John Gray, 大島 渚
タイトル:
ベスト・パートナーになるために―男は火星(マース)から、女は金星(ヴィーナス)からやってきた
「育ってきた環境が違うから、すれ違いはイナメナイ。
ましてや男と女だから。」
山崎まさよしも歌っているように、男と女は難しいです。
もちろん、「いわゆる男らしい」女性も、「いわゆる女らしい」男性も
たくさんいることはよく分かっています。
どんな人でもいわゆる男っぽい部分も女っぽい部分も両方もっている
ものなのでしょう。
しかし、そうは言っても幼い頃から「男として」「女として」育られて
きた以上、その形質が男女の関係に大きな影響を及ぼすことは、
否定できないでしょう。
この本で特に印象に残った、その違いは男性が「受認」を
求めることに対し、女性は「共感」を求める、というくだりです。
例えば、アナタに奥さんor彼女が悩み事や愚痴を言ってきた
としましょう。その時、アナタはどういう対応をしますか?
だいたいの男性は面倒くさがり屋で説教好きなので、
「それはこれこれこういうことだから、こうすればいいだろう。」
と答えるかも知れません。
しかし、それは実は彼女の求めている答えではありません。
我々男は勘違いしがちですが、彼女はそういう時、適切なアドバイス
なんて求めちゃいません。
彼女は、「そうだね。本当に腹立つね。」という感情の共有、
つまり「共感」を求めているのです。
彼女と一緒に彼女の服を買いに行ったことがある人は、思い当たる節が
あると思います。二つの服を指さして、「どっちがいい?」なんて
言われて、どっちでもいいよと思いながらも、
「こっち」なんて選んであげたとたん、「え~!」なんて言われた
ことありませんか?
そうです。彼女の答えはとっくに決まっているのです。購入する上での
最後の一押しとしての「共感」を求めているだけなのです。
一方、男性は「受容」つまり、平たく言えば相手に「お母さん」的な
絶対の保護を求めます。はじめの例で言えば、
「アナタは全く悪くない。アナタは素晴らしい人だ。」と答えて欲しい
のです。マザコンとかどうかとかは関係なく。
こんな男女ですから、ぶつからない方がおかしいのです。アナタが一日
3回くらい「結婚しなければよかった」と思うのは、
実はきわめて自然なことなのです。
そもそも結婚はかなり無理がある制度です。
無理があるから、法律で縛るのです。
・・・いつもの僕の文章に比べて、えらい力が入っているなあって?
・・・はい。僕もさっき奥さんと喧嘩しました。(笑)
ちきしょう。あの金星人め。(笑)
ちなみに、我が家の喧嘩したときのルールは、
「悪い方が謝る」
だから、なかなか喧嘩が終わりません。(笑)