どちらの読み方が正しいのしょうか。
身土不二 (しんどふに)
身土不二 (しんどふじ)
■ 身土不二(しんどふに)仏教用語。
「身」(今までの行為の結果=正報)と、
「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味
正報
・ 過去世で行った善悪の行為の報いとして受ける。
依報
・ 過去の業(ごう)の報いとして受ける。
・ 心身のよりどころとしての国土などの環境
■ 身土不二 (しんどふじ)食用運動のスローガン
「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い。」という意味で、
大正時代に「食養会」が創作した。
仏教用語での「身土不二」
「因果応報」「世は人を映す鏡、人は世を写す鏡」と説明されることもある。 唐 の僧 妙楽大師湛然 の『維摩疏記』、北宋 の僧智円 の『維摩經略疏垂裕記』(「二法身下顯身土不二 由依正不二故便現身即表國土 離身無土者荊溪云 此是法身身土不二之明文也」 )、日蓮 の『三世諸仏総勘文教相廃立』、無住道暁 の『雑談集』(1305年 (嘉元3年)頃)、親鸞 の『教行信証 』にもこの用語がみられる。山下惣一の著作『身土不二の探求』(1998年 (平成10年)、ISBN 4-88340-057-3 )に『廬山蓮宗寶鑑』(普度法師、1305年 )が初出であると記述され、広まっている
食運動での「身土不二」
1907年 (明治40年)、陸軍薬剤監の石塚左玄 を会長として発足した食養会 は、食事で健康を養うための独自の理論を展開した。その中に、その土地、その季節の食物がいいという考えがあった。
1912年 (明治45年)、食養会理事で陸軍騎兵大佐の西端学 が、この考え方を表すために提唱した[1] 。石塚の考えを一般化するために「地元の食品を食べると身体に良く、他の地域の食品を食べると身体に悪い。」と解説したところ、京都の僧侶が「仏典に身土不二という言葉がある。」と教えた。仏典とは意味が違うが、西端は以降この説を「身土不二(じ)」と呼び、食養会独自の大原則として広めた。
昭和に入ると、「地元の食品が身体に良いという考えは、仏教に基づく日本の伝統。」との説が、有機農業・自然食販売業・生協運動・一部農業団体・代替医療などの分野で広まった。例えば、食養思想を元にマクロビオティック を創始したことで知られる桜沢如一 が、身土不二は法華経に基づくと記している。
1989年 に韓国農協中央会会長ハン・ソホン氏が、日本の有機農業の本を読んで「身土不二」の語を知り、国産品愛好運動スローガンに使用して、一大ブームになった。当時の国情から、日本の食運動であることを明かせないため「中国仏典の教え。中国の古くからの伝統。」と説明していた。このブームが1990年代半ばに日本に紹介され、身土不二が一般にも知られるようになったが、同時に、「中国の伝統」「韓国の伝統」など様々な語源説が広まる契機となった。
摂食障害の方、あなたは、どちらの読み方ですか。