少子化対策は出生率か出生数かそれとも… | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

やはりこの答えは簡単には出せません。本日も都知事選の公開討論会がありました。少子化対策も大きなテーマになっています。しかしこの問題は人類の成長と共に起こる、必然的な結果でもあります。それは先進国も示しています。


昔は子どもを立派な労働力と考えていました。できるだけ勉強も進学もさせず、今考えれなかわいそうなことをしていました。その時代は一家に子どもが7、8人はざらでした。そのためお母さんは大変だったと思います。


そんな時代とはもう比べられませんが、少子化は自然な流れでもあるのです。機械化が始まり人が徐々にいらなくなりました。そしてIT化によりさらにいらなくなりました。ですから現在が過去のような人口ペースでは仕事がなくて大変です。


ちょうどよい人口数など調整できるのでしょうか?やはり無理は無理ですから、人口数にあまり気にしてもと思います。それよりも就職や結婚も含めた人生を、もっと総合的に考えるべきと思います。すべてが幸せに生きるための行動です。


しかし結果として不幸になることもあります。それも含めての自分の人生、いつか必ず終わる道でもあります。結婚をするのにそれほど理屈はいりません。人を好きになれば自然と起きる現象です。そしてその先の出産も自然なものです。


わたしも自分の子どもができるまでは、正直子どもは苦手でした。しかし実際に授かってみると、180度感覚は変わりました。こんなに可愛くて、パワーを与えてくれるものはありません。それが子どもなのです。


そして子どもが大きくなれば、自然と親の面倒をみるようになります。それも嬉しいことです。親はその気持ちを素直に受け入れてありがたがることです(笑) それですべてがうまくいきます。親子関係は一番の人間関係になるのです。


親は子ども育てますが、途中から立場が逆転するのが正常なのです。その人間関係の上中下が子育ての秘訣にもなります。生まれてしばらくは完全に上から目線、その後自我がめばえて横(中)から目線、そして最後は下から目線になります。


最後は子どもが親の面倒を見ることになります。これはあくまでも基本であって、そこにはいろんなバリエーションがあります。ただその基本にあるのが「共育」でもあります。親子が共に育ちあって、最後は逆転のシナリオとなります。


これは理想ですが、そうなるためにも親子の成長が不可欠です。うまく進めばそこからまた繋がる(後継)と思います。もしも途中でうまくいかなくても、それは反面教師にすれば大丈夫です。柔軟性も必要と思います。


これがわたしの考える古くて新しい少子化対策です(笑) 共育ちからの人間関係の学び、参考になるかはわかりませんが実践してきました。ではまた明日。