何が良いのか悪いのか? | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

久々に不登校ネタですが、最近の不登校界隈はかなり荒れています。この荒れるの意味は活発も含んでいますが、情報が錯綜しています。ひきこもりや不登校に対応する会や団体、また学校風の組織など乱立しています。


中には採算厳しいところもあれば、どこからかお金を引き出しているような団体もあります。そしてそれぞれがとても良いことを言っています。例えば「耕せにっぽん」などは、ひきこもりと農業をつなげようとしています。


農業をする人が少なくなり、そこの解決策にもという考えのようです。別に悪くはないですが、それは極々一部の部分にしか過ぎません。そしてそこには必ずお金が絡みます。そこにうまく誘導するのが仕事のようです。


すべて親にお金がなければできないようになったいます。最近は不登校対応のフリースクールやオルタナティブスクールなども、お金がなければ参加できません。そこは民間でやることですから、行政とは違い仕方がないことではあります。


何ごとも初期対応が大事ですね。不登校も初日に相談できればよいですが、まずそんなことは絶対にないです。頭が痛いと言ったからと、すぐに脳梗塞かと思う人はいないことと同じです。しかしそこで何か変と感じる人は敏感な人です。


それは経験に裏打ちされますから、失敗も無駄にはなりません。現在は言葉巧みに話をする人もかなりいます。とくに講演家やコンサルタントに多いですが、その話はすべて営業と思ってください。悩み相談のようにみせて、自分を売っているのです。


あなたのためや地域のためと言いながら、実は自分のために真剣に話をしているのです(笑) それがわかるにはやはり経験も必要です。「耕せにっぽん」もなんとなくわかりますが、そこは察していただきたいです。


信者になると見えるものも見えなくなります。感情が入り過ぎると何ごとも判断が狂います。何か良いのか悪いのか、それは相手でなく自分が決めることです。騙すほうより騙されるほうが悪いのです。それが結論です(笑) ではまた明日。