大人の学び場「豊後大野市共育塾」 | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

最近はまた人材育成が気になってきました。それはデジタル社会になり、一部を除いて人間のレベルがかなり下がっている感じがするからです。知識やスキルの問題ではありません。これらはネットでいくらでも吸収できますから問題ないです。


それよりも機械(AI)に頼る依存によって、自分で考える力が弱くなることが問題です。人間相手よりも機械相手のほうが増え、人間関係づくりも苦手になってきます。ややこしい人間関係は、仕事だけでなくプライベートにも影響します。


とくに恋愛や結婚も貴重な人間関係です。時代がどんなに変わろうと、デジタルとアナログは共存できなければなりません。何事も一極集中でなく「共に」が大事です。すべては相対的にできていますから偏るとバランスを崩します。


豊後大野市共育塾は、6年以上前に経営支援のような形で始まりました。当初は若手経営者と始めたのですが、今は多種多様な人たちがンバーとなっています。そして共育塾の名の通り、自分自身を育てたくて皆さん参加しています。


市が主催のセミナーであれば、市民が育つのが一番の目的のはずです。育つことが最大の利益にもつながります。逆にセミナーをいくらやっても人が育たなければ、セミナーをやることで無駄な税金を使うことになります。


行政は民間とは違い費用対効果の意識は低いですが、これも行政の特性かもしれません。費用対効果よりも事業を無事に済ますことが優先されます。民間は最終的に利益が出なければ失敗となります。そこが行政との大きな違いです。


共育塾ではそれぞれの違いを理解し、さらに官民全体の向上を目指します。市の向上なくして個の向上もないからです。市は会社と同じです。市民は社員で、市役所職員は管理職のようなものです。市長は社長ですべての権限を持った責任者です。


市民あっての市ですから、行政は多くの市民のために行動するのは当然のことです。そして市民も成長しなければ、全体の発展は叶いません。みんなが共に学ぶ時代なのです。一部の人たちだけのために、税金を使うようでは市の発展はありません。


今年は共育塾からももっと発信して、行動も何かしたいと思います。少数ですが精鋭と思っています。しかしわたしらもまだまだ学ぶ必要はあります。地方創生(人口増加)はそれくらい困難なことです。今年もさらに頑張りたいと思います。ではまた明日。