第1回子ども第三の居場所サミット | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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子どもが安心して過ごせる場づくりに取り組む全国53の自治体がノウハウを共有し、連携を深める「第1回子ども第三の居場所サミット」が7日、東京都千代田区のベルサール神田でありました。主導者は日本財団のようです。


大分県杵築市の市長がこの組織の会長になり、少しびっくりのニュースでした。大分県から杵築市だけが参加のようでした。同時にこの日本財団に参加している団体が、大分県にも4箇所ありました。その中の一つが豊後大野市にもありまたびっくり。


子どもの居場所といえば、今ではフリースクールか子ども食堂がすぐに頭に浮かびます。この2つは豊後大野市にもあります。ただこのサミットも第1回目ということと、日本財団のことが少しだけ気になりました。前身はどうやら笹川財団のようです。


創設者の笹川良一氏は、日本の政界の黒幕のドンとして有名でした。歴代総理でもすぐに集められる力のある方です。CIAとの関係もよく取り上げられます。昔は高見山をCMに起用し、とにかく超大物の人には間違いありません。


また社会貢献も非常に多くし、判断に苦しむ財団でもあります(笑)。社会貢献もお金がなければできません。確か笹川良一氏は『汚く儲けて綺麗に使う』のような文句も残しています。公営ギャンブルでのし上がった方ですから。


最近のキーワードは、大人も子どもも「居場所」のようです。わたしは不登校からの居場所は気にしています。しかしこの言葉は非常に曖昧で意味も広いです。第一は家であり、第ニは学校もしくは職場のはずです。それ以外の場所が第三なのでしょう。


場所でもあるしそこにいる人でもあると思います。やはり人の影響は大きいと思います。ですからフリースクールにしても、運営者によって方向性はさまざまです。個人的には、〇〇甲子園や〇〇サミットは少し苦手です。


ネーミングとしてはおもしろいですが、ごく一部の人たちが日の目を浴びるイベントです。そして一番恩恵を受けるのは主導者でもあります。それはこれまでの歴史が証明しています。不登校も子ども食堂も、方向性だけは間違わないでほしいですね。


豊後大野市はどこか調べてみたいと思います。今のわたしの予想では、子ども食堂とフリースクールが五分五分な感じです。この2つ以外にはないと思います。ではまた明日。