仕事はあるのかでなくつくるもの | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

地方創生で地方の人口を増えたのか、なかなか増えてはいませんね。人口を増やすには内からと外からの連携が必要です。この両面に関係するのが「仕事」です。とくにUターン組や移住者は仕事が問題ですが、今朝のテレビを見ていて気づきました。


そんなにお膳立てをして仕事をつくるのは難しいのです。自分に合う仕事はそう簡単には見つかりません。そこは縁というと変ですが、その気があれば縁はよって来る気がします。不確定な言い方で申し訳ないですが、実際に自分がそんな感じでした。


計算どおりの人生ではまったくありませんでした。それでも縁つながりで、もう40年以上も同じ仕事をしています。同じ仕事でもとらえ方を変えると、また新しい仕事のようになります。そのつど人との縁があり、それを生かすかどうかだけでした。


今朝のテレビで気づいたのは、「仕事はあるかでなくつくるもの」という発言です。確かにこれまでの社会はたくさんの働く場がありました。現在ももちろんありますが、これまでとは状況は大きく変わりそうです。それはデジタル化の影響です。


かつての工業化のときは確かに働く場は増えました。例えデジタル化で仕事がなくなっても、また新しい仕事ができるといわれています。しかし具体的にはあまり聞いたことがありません。やはりデジタルを活用した仕事が多くはなるでしょう。


新しい仕事をつくるキーワードは、一つはやはりスマート農業のような形になるでしょう。働く人が少ない分野の仕事には、デジタル化は効果を発揮するかもしれません。わたしはこんな話題を書いてはいますが、デジタルにはあまり強くはないです。


ですからZ世代の人たちからも教えてもらっています。まあどんな難しいものでも、そのままでは普及しないのでいつかは簡単になります。こうしてブログを書き続けているのも慣れるためもあります。どちらにしてもこれからは大きく変わると思います。


しかしそれと同時にアナログの良さ、人間の良さも見直されると思います。これからは食事もほとんど機械でできると思います。しかし人の味が入りません。人の味はひと味違います。いつも同じにならないから良いのです(笑)。


飲食店も「機械づくりの店」と、「手づくりの店」に分かれると思います。ロボットは会話まで普通にしだします。しかし人間は超えられないと思います。シンギュラリティも知能の部分で、人間全体ではありませんから。


新しい仕事づくりにもデジタルは活用できます。しかし情報は誰でもが見れるのが、良さでもあり弱点でもあります。独自性を出すにはやはり自力が必要です。新しい仕事づくりを楽しむくらいの気持ちで、挑戦するのは意味があると思います。


わたしも何か新しい仕事を探しています。もちろん今の仕事をしながらですが、それこそデジタルの力を借りるかもしれません。情報過多も問題になりますので、そこの選別はしっかりとしたいと思います。


「絶店番付表」もおもしろいと思っています。そこの横綱をめざそうかな(笑)。冗談から出たまことにしたいてすね。がんばるけん!ではまた明日。