「不登校」を授業で考える | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

現在約在24万人の不登校があります。不登校傾向を含めると約3倍に増えます。10人に1人くらいの計算になります。一口に不登校と言っても理由はさまざまです。ですから基本的には個別対応でなければ解決は難しいです。


子どもの居場所としては民間のフリースクールがあります。また行政機関としては教育支援センター(適応指導教室)があります。教育支援と適応指導、どちらも内容が気にはなります。良くも取れるし悪くも取れるような表現です。


やはり行政と民間での違いは大きいです。そもそも学校の目的は、子どもの社会的自律を促す場であり、社会性の育成を重視し、自由と規律のバランスの回復を図ることが重要となっています。しかし学校で学べる社会性は少ないです。


学校の中だけの社会性であって、あくまでも部活のようなものです。大学になってもまだアマチュアですから、社会人になればスポーツでも少しは変わると思います。アマチュアでも強いチームになれば、勤務時間内でも練習をします。


社会に出るとは、仕事をすることがまず一番になります。家の外に出るのも社会に出ることにはなりますが、外に出たから社会人とはなりません。社会の中で働く人を表す抽象的な言葉で、多くの場合は学生や未就学児は除外されます。


ですから本当の社会性は、社会人になってからでなければ身につきません。しかし学校では「自立」でなく「自律」となっています。ここがポイントかとも思いますが、この続きは明日にしたいと思います。長くなりそうなので(笑)、ではまた明日。