理系か文系かは、人か物かに等しい | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

文系は基本的に「人」を対象としています。人間関係や社会構造、経済、文化、芸術など、人間の活動が研究の中心になることが多いです。一方、理系に分類される数学や科学は、主に「物」を対象とする学問となっています。

またこんな事に興味を持ち出したのは、やはりチームラボの猪子さんのせいです(笑)。猪子さんは人よりも物に興味があります。ですから科学が好きであり知を信用するのです。わたしはその逆タイプですが、それでも人と物は切り離せません。

そして現実は文系の人と理系の人に分かれます。銀行に入るには文系が普通です。一瞬数字のある理系のように感じましたが、どうも文系のほうが多いようです。確かに経済は文系に入っていました。経済は人あってのものなのですね。

しかし今その銀行が理系から侵略されています。デジタル化で人が次々と排除されています。単純に考えればデジタル化は雇用の面では敵になります。デジタルも使いようとはいえ、このままでは人は減らされ続けます。

しかしデジタル化も人間あってのデジタルです。しかしこの人間が一部の優秀な人にしか、恩恵が受けられないのは確かです。超格差社会になると思います。この問題を科学で解決できるでしょうか。やはり操作するのが人間であれば、最後は人間になるのではないでしょうか。

そんな意味では文系があっての理系と思いました。どちらも必要ですしあとは人間次第ですね。当たり前のことを少し深く考えてみました。ではまた明日。