私の履歴（不可解な手紙）
年末に内容証明書が母親から届いたことにより、
私も弁護士にその対応を任せることにしました。
・直接的なやり取りはしないこと
・電話も対応しない
・異変を感じたら報告する
そんなある日のこと、
（ちょっとドアを開けるのを待って）
妻が私の個人で使用している事務所から出ようとした瞬間でした。
（ちょっと黒い何かが向こうから向かってきている）
私の話にびっくりしながら妻はそっと玄関を離れました。
その瞬間、
「キンコン、キンコン…」
事務所のチャイムが鳴り続けます。
（相手し無くて良いから。今さら何がしたいんだか）
多分、母親たちでしょう。
内容証明書を送り付けて、
脅しをかけても動じないことにイライラしているのでしょう。
しばらくしてチャイムの音が鳴りやみました。
私たちはドアを開けてマンションの廊下に誰もいないことを確認しました。
（馬鹿だね。後先考えずに行動するからこうなるんだよ）
事務所のポストに白い紙があるのが目につきました。
（なんだろう？この紙）
その紙を手に取ると…何やら書いてあります。
汚い字で。
「お前らを詐欺罪で訴えてやる。売った土地も契約無効にして、
お前らをどんぞこに落とし込んでやる。逃げるなよ。
チャイムを鳴らしても出てこないで」
母親か兄弟の書いたものでしょう。
妻が、
（怖い。何考えているの？）
少し怯えていました。
私は、
（馬鹿だよね。内容証明書を相手に送り付けている意味も分かっていない。
何の考えも無しに内容証明書を出すからこうなるんだよ。
詐欺罪？馬鹿だね。おおかた弁護士に都合の良い話をして、
その話に対する助言を真に受けている。本当に馬鹿だね）
私と妻からため息が漏れました。
弁護士の名前がついた内容証明書を送った時点で、
私との直接交渉について担当弁護士は認めないでしょう。
その担当弁護士の顔を潰す行動に出るのも、
母親の人間性が透けて見えます。
（こんな人達の担当をする弁護士なんて…お金目当て？）
私も弁護士に連絡しました。
（えぇ！また来たんですか？相手の弁護士の先生に伝えておきますね。
絶対に対応しないで下さい）
法を行使することの意味も分からずに内容証明書を送る母親。
「何も考えずにただ暴れるだけの人」
喧嘩してはならないタイプの人間が自分の親であることに、
つくづく嫌気が差した出来事でした。
私の履歴（実の親との裁判闘争までの記録）
目次はこちら→ 「私の履歴」
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