自主トレも各人が進めている中、今季の戦力も定まってきました。
そしてFAを宣言しながらも残留した選手もいるようです。
FA資格のおさらいですが・・・。
出場選手登録145日を1年として換算し、累計9年で権利を取得できる。
そしてパリーグではプレーオフでの登録日数もカウントされる。
FA宣言選手として公示された選手のFA権利再取得は、残留・移籍を問わず4年後。
FA宣言選手として公示されなければ権利は翌年以降に持ち越される。
そしてFAの補償ですが・・・。
1.移籍したFA選手の旧年俸の1.2倍(2度目以降のFAでは旧年俸の0.6倍) の金銭
2.移籍先球団がプロテクトした選手(28人+外国人選手)以外の選手1人と、FA選手の旧年俸の0.8倍の金銭(2度目以降のFAではプロテクト外選手1人+旧年俸の0.4倍の金銭)。
これが適用されるのは国内移籍に限るので・・・メジャー移籍の場合は一切の補償はありません。
そのために球団の自衛としてポスティングで移籍金を得ようとしていますけどね・・・。
以前のFA移籍の補償は金銭がほとんどだったようですが・・ここ1~2年は人的補償になってきたようです。
形を変えたトレードでしょうか?
人的補償による効果がわかってきたせいでしょうね。
一応、1軍枠の28人はプロテクトされるとはいえ当落線上の選手はほぼ1軍です。
一線級じゃないにせよ将来性のある選手やポジションのからみでプロテクトを外れた有能な選手を取られたりします。
さらに金銭までとられるので・・・一概にFAだから誰でもという訳にはいかないようです。
今季の人的補償の移籍選手は・・・
小久保(ジャイアンツ)⇔吉武(ホークス)
門倉(ベイスターズ)⇔工藤(ジャイアンツ)
逆にオリ・塩崎がFAしても補償が嫌で成立しなかったようです・・・。
これからはそこそこの選手がFAしても名乗りを挙げないケースが増えそうです。
つまりは一流選手の特権ということになりそうですね。
この制度の行き詰まりが見えたような気がします。
やはり選手には自由に球団を選べる権利はないということでしょう。
選手の権利が認められるのはいつになるのだろうか・・。 ( ̄へ ̄|||) ウーム
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しかし野球ネタがなさすぎです・・・。