「1200年前、唐へ渡るまえに能望を100日で100万回唱えた空海は一体どのくらいのスピードで唱えていたのか」
が気になって性がなかったからです。
鈴木公一さんが製作された「能望CD」は、すぐに<入門編><実践編><応用編>3種類をオンライン・ショップから購入して参考にさせていただきました。どれも、すばらしい完成度です。
ただ、鈴木さんの肉声で能望をものすごいスピードで唱えているのを実際に耳にして感じたことは、
「これなら、わたしにもできるかもしれない」
という思いでした。確かに、お声からはすばらしい振動を発生させていらっしゃいます。
しかし、これを普通の方が聞いたら、
「こんなに速いスピードで唱えなければ、松果体に共鳴しないのか…」
と落胆されるかもしれません。高速大量入力とはそのくらい速いのです。
おそらく購入された方の大部分が鈴木さんの音源を聞くだけで満足してしまうのではないかと思います。
わたし自身も当初、
のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか
を何度繰り返し唱えても、ある一定のスピードを越えた途端、鈴木さんのように高速で唱えることができなくなるのです。しかし、耳を澄ませてCDをずっと何時間も聞いて2日くらい経ったころでしょうか、よく観察しながら聞くと、ある事実に気づきました。
それは、発声されているときの音自体が、
のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか
とは大きく異なることです。
そもそも能望自体は、真言ですからもちろん漢字で表記されています。
「南牟 阿迦捨喝婆耶 俺 阿利迦…」
たったこれだけの漢字の中にも、本来は「喝」という字は口へんではなく手へんで、また「俺」という字も正しくはにんべんではなく口へんが使われています。これはパソコンでは表記できない現代東洋漢字以外の文字が多用されているためです。
そして、これらの漢字のふりがなが、
「のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」
なわけですが、実際に耳に伝わってくる音は、あきらかにこれらのかなが短縮されたものです。
また、短縮されているだけでなく、一部の音だけは高速になればなるほど変化して聞こえます。
たとえば、「ありきゃ」の部分は、「あり」は「きゃ」としか聞き取ることができません。
また、「まりぼり」は、実際には「ばりもり」とも聞こえます。
下の写真は、鈴木さんが最高速で唱えたときに耳に入ってくる音だけを、わたしが忠実に書き取ったものです。

使っている携帯カメラが古くピンボケして読み取り辛いかもしれませんが、うっすらと見えるオレンジ色の部分は強弱の入れ方を表しています。すべてを一本調子で唱えると息が続きません。また滑らかに次の言葉に移っていくことも出来ません。
そして、言葉のつなげ方も
「<のうぼう あきゃしゃ>
<ぎゃらばや おん ありきゃ
まりぼり そわか>」
のようにつなげて唱えると、不思議と無限に高速で唱えられるような感じがしてきます。
たいせつなことは、脳内で音が伝わるときに発生する波長そのものですから、実際に松果体を振動させている聞こえ方を忠実に再現することには、問題は全くないというのがわたしの見解です。
すなわち、能望という真言(マントラ)自体に言葉の意味を持たせるのでなはく、それらは言葉の響きが創り出す純粋に高次元へアクセスするための音源に過ぎないという捉え方です。
そうでなければ、能望が海を隔てた言語の異なる国から12000年以上に渡って受け継がれてきた理由も成立しません。
普段わたし達は、日常的に使っている言語の意味や論理をまず左脳に入力することによって、右脳からイメージを引き出している左脳型の処理機能を行っています。
しかし、能望を限りなく高速で唱えているときの脳の中では、これとはまったく逆の働き方で情報処理が行われます。
これは、どいうことかと言いますと、言語機能を司っている左脳の処理が追いつかなかなくなり、右脳に直接伝わる音の響きから創造されたイメージだけですべてを瞬時に理解する右脳型の処理機能に切り替わっているということです。
またこれに伴い、これまで使われていなかった右脳の細胞核までを振動させることによって、その核の中に含まれるDNA(ディオキシリボ核酸)をも振動させ、アカシック・レコードを想起させるものと推測します。
また、このとき大学で経済学を学んだわたしがなぜ、その後に医療学校で生理学を学ぶことになったのかも能望を唱えることによって一瞬にして理解できました。
セミナーでは、能望を高速で唱える技術も今後順次お伝えしていきますが、能望に隠されている秘密を脳生理学から見たうえでの解説も行っていきます。
それでは、最後にもう一度こちらの写真をご覧ください。

それにしても見事な、楕円が描かれていると思いませんか?
まるで、西洋画家のマグリットが描く水平線に浮かぶ卵のようにも見えます。
これは、正楕円と言って、東京芸大の美術学部に入学すると学科を問わず、まずこの楕円を正しく描く練習をさせられます。
最初は、能望を高速で唱えるために、言葉のつなぎ方とリズムの取り方だけを書いて、しばらくそのままにしておいたのですが、鈴木さんが書いた楕円から伝わる高次元エネルギーの波動を感じ取って、文字を囲むような楕円が書きたくなり、同じ筆ペンを使って一息に書いたものです。

書鈴木公一氏『幸せの和』より すばらしい累乗らせん。まさに宇宙へと伝わっていくスパイラルそのものです。
これらいずれの書も、左脳でこういう風に円を書こうと考えたのでは、絶対にうまく描くことはできません。
これなどは、能望によって完全に右脳が開らかれていることの証だと言えます。
…能望真言まさに畏るべし!です。
―開催セミナー・講座のお知らせ―
10月27日【脳幹気功×空海能望 スーパー 脳望&大回転】大阪セミナー
~ガンマ波超伝導と0ゼロ・ポイントエネルギーによる願望実現への旅~
