讀賣新聞「JR考」、今度はアジア | 元高校教員のブログ

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定年退職から5年が終わりました。この間1年10ヶ月以外は自由人として旅人生活や地方でのに二拠点生活をしています。

GW中、4月30日と5月3日の2回、番外編がいきなり登場した。

 

30日の記事では次回の掲載についての記載がなく、3日にいきなり出て来た。

 

休みの日の穴埋め記事なのだろうか。

 

「日本の技術 都市鉄道支え」、「新幹線 新興国で定評」と日本の鉄道技術がアジアでいかに実力を発揮している記事である。

 

昨今日本の経済成長が陰り、自信を失いつつある日本にとってはよい記事である。

 

30日の記事で世界最高レベルのトンネル掘削技術、維持管理の優秀さが語られる。

最後に、新興国で鉄道事業を進めることで、日本の鉄道路線を開業させることが、「海外で鉄道業務に携わることは技術の継承にもつながる」といのはうなずける。

 

3日のは新幹線である。

ライバル国はかつて日本が指導した国である。

日本は優秀な技術を安易に渡したことで、あとになって苦しめられることが他分野でも多数見られる。

 

また自企業社員が不当に拘束されても、進出をけいぞくして目先の利益を追い求める企業の姿が何とも見苦しい。

 

記事にはこういうことが触れられていないのが残念である。

 

質の高いインフラ整備や技術力が日本の取り柄である。

 

ヨーロッパや台湾などで日本の鉄道車両が問題となったこともあったが、その後、報道がないから解決したのだろう。

 

何でも海外進出するのがよいとは思わないが、技術の継承という点は、新たな視点であった。

 

昨今、日本国内はよい話題がない。

元気に頑張るぞというムードは必要だと思う。

 

そういう点この記事はよかった。

 

前述の通り、いきなり出てくるのに「?」と感じる。

 

自分自身、今の新聞は費用対効果で考えると、いらないなと思うことが多い。