ある経済誌のメールに、『「教職員「精神親韓で休職」が過去最高の6539人』」という見出しがあり、気になって読んでみた。
(記事は東洋経済オンラインによる)
その他に病気休暇取得者や1ヶ月以上の病気休暇取得者がⅠ万2000人以上いるという。
相当数いるということだ。
その中で教員は、企業の社員と違って、直接的、間接的に利害関係になることが多いのが特徴というのが興味深かった。
教員個人が自分を守る術が必要だという。
現状では、校長がこれに対応しなければならない。
かといって、専門家を置く制度も予算もない。
これから増えることはあっても、減ることはないのだろう。
一度休むと、代替が見つからない。
昨年もある校長から「◯◯科の先生、誰かいませんか?」と頼まれた。
教委にはいないと断られたという。
教え子を中心にいろいろ連絡したが、中途半端な時期なので無理であった。
昨今の教員志望者の減少、学校はブラックという評判が高まり、学校側もその対策に乗り出している。
志望者が多くても、職場ですぐ壊れてしまう人も少なからず耳にする。
以前にも書いたが、入れ物が決まっているのに、新しいものをどんどん取り入れるから、あふれるのはのは当然である。
時代の変化に伴って、新しいものを入れていく。
これは時代の要請であり、何をやめるかは難問だ。
上の方から「早く帰れ」といっても自宅に仕事を持っていくだけだ。
学校5日制になって20年以上が経過して、今の若手は土日が休みというのが当たり前になっている。
私立は土曜授業をやる学校は多いし、公立も進学校を中心に土曜授業を実施するようになった。
教育改革と言われるが、大学も全入時代になって、定員割れの大学も増えて来た。
学校は動いているので、止めることができない。
少しずつ改革するしかない。
総合学習も教員側が慣れてきた。
それほど頑張りすぎなくてよい感じだそうだ。
国語を減らして英語を入れるのは、導入以前から私は反対であった。
道徳も教科化して評価をつけるのは、教員側には負担が大きすぎる。
ちょっと考えただけでも、問題はたくさんある。
今は政治ももめているので、それどころではないようだ。
理想を追いかける”教育の専門家”はいらない。
先日教職員組合の研究発表で、かなり政治的な教育をしていることがネットでは問題になっているのを見た。
相変わらずなんだなという思いである。
もう学校は嫌だなと思って6年経過。
4年前に書いた「再任用はばかばかしくてやめた・・」というブログは今でもそこそこ読まれている。
同様に感じる人はいるのだなと思う。
今は偶数月の15日を楽しみにしている。
、