STTメソッド創始者
晄 尚徳（ひかり ひさのり）です。
「頭ではわかっているのに変えられない」
今回は、
「扁桃体の感受性を
安定化させると改善する」
というお話です。
あなたがもし、うつ、HSP
それ以外にも
何かわからないけど
現在、生きにくさを感じているとしたら
「頭では何とかしようと思っているのに、
変えられない、止められない」
という、思考があるかもしれません。
そして、その思考から感情が生まれます。
あなたにとってその感情は、
次のうちのどれで
しょうか？
たとえば、不安、恐怖、罪悪感、苛立ち、
悲しさ、無力感とか、自己否定感とか、
などかもしれません。
多くの心理学では、この感情自体をなんと
かしようとして、感情自体に焦点をあてる
のではないかと思います。
たとえば、なぜこの恐怖は
起きるのだろうか、
自己肯定感が低いからか、
幼少期の親子関係が原因か、
自己一致していないからか、
インナーチャイルドが
癒されていないからか、
とか、
どのやり方もあなたにとって役立てばそれ
は、あなたにとって正解になります。
実際に、僕はこれまでのセッションで
「親子関係」に起因している
恐怖、怒り、悲しみの感情解放で
問題解決してきたことが多々ありました。
でも、何度セッションしても
変化が無い方が居ました。
もし、あなたにとってあまり効果がないと
いう事であれば、扁桃体に焦点を当てると
いうやり方を検討されることをおすすめし
ます。
あなたがもし、
「頭ではわかっているのに、変えられない」
という感覚にとらわれているのであれば、
ご自身でチェックしてみてください。
頭の中が、かーーっと興奮している感覚は
ありませんか？
ちなみに脳内の情動の中枢と言われる
扁桃体は、大脳辺縁系に含まれています。
こころを何とかしようとしているのが
多くの心理学、カウンセリングですが、
こころのアプローチで、あなたがもし
あまり効果を感じられていない場合、
脳へのアプローチをすることをお勧めしま
す。
具体的には、
「扁桃体の過敏な興奮を
鎮静化させる」
というアプローチです。
扁桃体は胎児期より成長し、
3歳で完成する組織ですから、
あなたの自我ができあがる、
ずっとずっと以前にすでに
感受性を完成させている組織です。
親子関係が始まる以前にすでに感受性が
完成している組織なのです。
なぜこんな変なマイナス感情が起きるのか、
分析しても分析しても、
原因がよくわからないし、
よって対策もよくわからない。
得体のしれない感覚、
感情に支配されてしまったような
感覚にとらわれているのです。
あなたにはそんな感覚はないでしょうか？
そんな感覚があるとしたら、
それは扁桃体の過敏な感受性が原因で、
それを安定化させることで、
あなたの生きづらさは消えていきます。
扁桃体は身体感覚の影響を
大きく受けていますから、
扁桃体が不安定化している人は、
かならず身体違和感が強いはずです。
たとえば、
偏頭痛とか、胃痛とか、腰痛・肩こりとか、
下痢しやすいとか、
その他さまざまな身体違和感です。
あなたにはそんな身体感覚はありませんか？
こころにアプローチしてうまく解決できない時、
脳にアプローチしましょう。
つまり扁桃体です。
扁桃体は身体感覚によって制御できるので
身体感覚に焦点を当てましょう。
身体をコントロールすることで、あなたの
扁桃体感受性を安定させることができ、
ひいてはあなたのこころを安定化させることができ、
結果として、あなたの生きにくさは消えていくのです。
扁桃体の感受性を
安定化させると改善する、
というお話。
STTメソッド体験セッションで
詳しくお伝えしています。
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