この度、大徳寺は山門の改修工事を実施します。
数年前に瓦の一部落下があり、調査の結果葺き替えが必要と判断しました。
昭和10年(1935)に建てられ、89年が経過。大した修理もなく、よくこれまで維持できたと思います。
基礎が不十分であるため、山門が傾いていることも判明しました。
建物を一度持ち上げて、基礎も固める工事も行います。
大工事ですね。
子供の頃から見ておりますが、お寺に似合った良い山門だと思います。
今度はもう少し、すっきりした屋根に改修する予定です。
今後のことを考え、山門を取り壊して門柱にすることも検討しました。
役員会で何度も話し合う中で、山門を残したいということで意思が統一されました。
この事業は、檀家の篤志家によるご寄進により、実現することになりました。
本当にありがたいことです。
1月に咲き始めた境内のロウバイは、すっかり満開です。
美しい花と良い香り。
これまでで、最も咲いていると思います。
皆さん、是非見に来てください!