昨日6月3日は、午前10時より大徳寺年中行事の弁天祭
一昨日の大雨とは打って変わって好天に恵まれました。
大徳寺の弁天様の歴史を調べると、境内に安置されたのは享保2年(1717)
今から300年以上前ですね。
当寺第三世翠峰慧然和尚の時代。
大徳寺は戦火で焼けて、中興開山が臨済宗妙心寺派の寺院として復興したばかりの頃と思われます。
弁天様は水に縁の深い神様でありますので、鎮守として安置するにあたり、大徳寺を火災から護るという願いも込められていたのではないかと想像します。
昨日の大雨による全国的な水害を目の当たりにして自然の怖い存在となりえます。
また水は農作物に多くの恵みをもたらす存在でもあります。
地域の方々は、暮らしの中で弁天様にすがったのでしょう。
これからも細々とでありますが、大切な鎮守の神様として護持してまいります。