寒い一日でした。
今朝は、月一回のお地蔵様の法要。
毎月の行事を無事行えることは、何よりありがたいことです。
2月は前半、体調不良でお寺に籠っていたので、あっという間の一か月でした。
そしていつの間にか蝋梅や梅の花が咲き、寒い中にも春の兆しが見えています。
いつの季節も花は美しいものです。
「百花春至って誰が為にか開く」
という禅語があります。
花はいったい誰のために咲いているのか。
誰のためでもありません。
時分のためでも人のためでもなく、ただありのままに咲いているだけです。
その精一杯、ただ咲いている姿に私たちは感動するのでしょう。
今自分にできること、自分がやりたいことを一生懸命にする。
あらためて、シンプルに考えて過ごしたいと思います。