衣替えの季節 | ゆうの日単「己事究明」

ゆうの日単「己事究明」

滋賀県東近江市能登川町にある禅寺、大徳寺の住職です。「禅は己事究明である」とは、学問の師の言葉。日々の活動や思ったことを気ままに更新していきます。見て楽しんでいただけたら光栄です。

今の時期、日々の気温が安定せず、また朝晩の温度差も激しく激しくて体調の管理が難しいですね。今のところ風邪はひいてませんが、重要な行事目白押しの10月ですので、健康には十分気を付けたいものです。

 

そんな中、急に涼しくなったので遅ればせながら衣替え。。。

本来臨済宗では10月5日の達磨忌で衣替えするのが習いですが、毎年その時期はまだ暑い(^_^;)。

夏用の法衣は今年もよく働いてくれました。ちょっと汗臭いのでこれからクリーニングに出します。

明治時代に政府は、役人・軍人・警察官の制服を洋服に定め、その際に夏服と冬服の衣替えの時期も制定したそうです。

明治6年(1873)1月1日より新暦(太陽暦)が採用され、太陽暦6月1日から9月30日が夏服、10月1日から翌年5月31日が冬服と定められました。やがて、これが学生服や一般の人にも定着し、官公庁・企業・学校が毎年6月1日と10月1日に衣替えを行うように。

法衣の場合、時期はそれほど厳密に決まってませんし、夏服でも重ねる枚数は同じですので今の時期は悩みます。

 

秋が深まり、大徳寺では境内の木々が少しずつ色づいてきました。

 

明日は、朝から法務がぎっしりです。今夜は早く寝ます。。。