達磨忌を厳修 | ゆうの日単「己事究明」

ゆうの日単「己事究明」

滋賀県東近江市能登川町にある禅寺、大徳寺の住職です。「禅は己事究明である」とは、学問の師の言葉。日々の活動や思ったことを気ままに更新していきます。見て楽しんでいただけたら光栄です。

本日大徳寺では、午前10時より本堂にて達磨忌を厳修しました。

達磨忌とは、禅宗初祖である菩提達磨(ボダイダルマ)の命日にそのご遺徳を偲ぶ、禅宗寺院で行われる法要です。本来10月5日に行われるべき法要ですが、当寺では毎年、その付近の土曜日に開催しております。

 

また例年通り、あわせて役目を終えた福だるまの供養も行いました。この日に向けて、たくさんの福だるまが今年も集まりました。

達磨大師には、中国の嵩山少林寺にて壁に向かって9年の坐禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説があります。ここから、手足のない形状で置物が作られるようになったと言われています。

不屈の精神を表しているだるまさん。皆さん目標に向かうとき、だるまを身近において励みにされているのでしょう。

 

季節は秋!ということで、栗とさつま芋をお供え。

わずかですが法要終了後、参詣者の皆様にお配りしました。

今年も無事、達磨忌を終えることができました。

ご参詣いただいた皆様、誠にありがとうございましたm(__)m。

明日は、近隣寺院の斎会。そのため夕方から衆評と宿忌で出かけておりました。

今年は出場できませんが、市民運動会も明日。

ありがたいことに明日は天気に恵まれそうです(^^)。