まだ過去の記憶が新しいのに、、、もう雪は見たくない。。。
昼間に軒先を見ると、氷柱がしっかりできてました。そりゃあ寒いわ。
「擔雪填古井」雪を擔(にの)うて古井(こせい)を填(うず)む)という禅語があります。
雪を井戸に投げ込んでも、雪はとけてしまって井戸をうめることはできません。しかし、その無理だと思うようなことでも、人間本来の心から発するものであれば、思い切って実行すべきときがあります。終わりは見えないが、目的に向かってとにかくやってみる、そんな気概を感じます。
特に仏教の世界では修行に終わりはありませんから、忘れてはいけない気構えをこの句から学ぶことができます。
寒い冬はまだしばらく続きそうですが、終わりは見えてますし我慢はできますよね。
日々を黙々と勤めながら、春の訪れを待ちたいと思います。
2月も半ばとなり、書院の床の間にはお雛様が登場。