上野大哲オフィシャルブログ Dream it. Do it ! -48ページ目

2017年2月26日、鈴鹿サーキット東コース、僕は、人生初となる4輪のレースに出場しました。
カテゴリーはフォーミュラエンジョイ1、鈴鹿クラブマンレースのRound1です。

 



今回のレースウィークは、天候にも恵まれた絶好のコンディションでした。

初日金曜日、いきなり5周目に1コーナーでスピンしてしまいグラベルにはまってしまいます。
マシンの限界を知るのには一番早いのですが車体を壊してしまう可能性もあり、貴重な走行枠を無駄にしないよう、今後ステップアップして行く上で、気をつけなければなりません。

この日には、色々なアドバイスをいただき非公式ながらコースレコードを出すまでにタイムアップできたので、まずは目標達成です。

翌日土曜日も天気が良かったのですが、なかなかタイムが伸びません。攻めつつも、できるだけばらつきの少ないラップを刻めるように意識しながら走行しました。

そしてレース当日、今までのカートレースとは異なり、夜もよく眠ることができ、不思議と緊張はありませんでした。
しかし4輪のレースは動いている人の数が多く、鈴鹿サーキットではレースチームの雰囲気からして全く違うものです。
何もかもが初めて尽くしの僕にとっては、新鮮で待ちに待った時間です。

午前中は予選タイムトライアル。
あっという間の予選でしたが、チームメイトがおらず、スリップを使ったタイムアタックができません。なんとかコースレコードを更新するも、さらに タイムを縮めた2台に続く3番グリッド獲得となりました。

午後からは決勝。
事前にスタートのクラッチミートの練習をしていなかったので、完全にぶっつけ本番になってしまいました。動画を見てイメージトレーニングをし、イメージの中では完璧に仕上げて(笑)、あとはRPM(回転数)を何回転に合わせたらいいのかをチームメカニックにアドバイスをもらい、シグナルを待ちます。
そのアドバイスが功を奏し、ほぼ抜群のスタートを切ることができました。

1コーナーでは混走する他カテゴリー、前を走るFE2の2台が接触スピンをしコース内で止まったのが見えました。この回避をどれだけスムーズに行うかがレースの流れを決めると思い、コースは外れてもスピードはできるだけ落とさずに走り抜けました。

そして今回のハイライトとともいえる、S字コーナーの一つ目。なんと3ワイドの真ん中に位置しました。
今考えるとかなり無謀ですが、ここで引いてしまうとレースの大半が決まってしまうかもしれないとの想い、引けば相手に余裕を与えてしまうということが頭をよぎります。自分のレースをするためには攻めるしかありません。絶対ここは譲らないという気持ちでブレーキを踏まずにアクセル全開でアプローチ。その結果、オープニングラップは2位、3周目には、1コーナーでトップのマシンをオーバーテイクし、ついに1位を走ります。

しかし、レース中盤からリズムが狂い始め、シフトミスを連発しなんと5位まで落ちてしまいます。
その後1台を抜き、終盤の3位争いで追う立場の中、数周にわたり1コーナーへの進入で前車にプレッシャーをかけます。
そして最後の1周でミラーにできるだけ映らないようなライン取りで一気に外から仕掛け、多少の接触はあったものの、なんとか初レース3位表彰台を勝ち取ることができました。

最後まであきらめない気持ちが3位表彰台に繋がったのだと思います。
表彰式でのシャンパンファイトの雰囲気は格別でした。



今回のレースに向けてコースで練習した時間は、他のドライバーよりもかなり少なかったと思います。
ですが、レースウィークの走行をする中でタイムが少しずつ良くなり、予選ではコースレコードを出せるまでになりました。
それも今回、東コースを走行するのが初めての僕に、同じガレージで走行していたベテランドライバーさんからコーナーの侵入の仕方など細かく教えていただいたり、オンボード動画を見せていただいたりなど的確なアドバイスをたくさんいただいた結果です。

反省点も多く、ミスを連発し悔しい思いもありますが、たくさんのことを学べ、次に繋がる初4輪レースでした。

今までレース前からたくさんのことを教えてくださった方々、サポートして頂いた方々に感謝いたします。

これからも全力を尽くします。

 

Dream it. Do it!