この日は気の合うユース周辺でチーム戦@ムサシノBC。ムサシノはちょっと遠いけど、設備は綺麗で商店街なんかもあってcozyなクラブだった。家からは電車一本なので、横浜BCより少し楽というところか。

裏ペアは浜松予選の練習、こちらは半分遊びなのだが、ブリッジは一生懸命プレイした。

J3
A2
AT9864
AJ3

AKT42
T4
K2
K962

オークションは下のハンド(パートナー)からフリーランで

1S-2D;2S-2NT;3C-3S;3NT//

と進み、Hリード来たりてSQは裏。あえなく撃沈。4S、5Dをプレイしたい。

2Sリビッドに3Dを返せば、おそらく3Sが来るだろうから4Sにはなりそう。しかし自分はこの3D、4Dにレイズされても良いくらいのちゃんとした手を示すと思うから、まぁそんな悪い手でもないけどHAもいることだし2NTを言ってみたのだ。

3Cに3Dは?
クラブのマイルドサポートとDバリューが3Dっぽいので、そう進むとよかったかしら。3Dに3Sが来たら、Hは止まってるけどAだし、4Sを選んだかもしれない。

そもそも2Sビッドを聞いた段階で、STxだし5-2の4Sでも(もちろん5Dでも)別にいいやと思えば、いつでもどこでも3Dでよかったね。反省。

{A9F9276B-5622-41B1-A622-2DFE5EBF7285}


画像の上下左右をトリミングしてしまうとボロボロ感がひどいのだけど、もう10日も前だからご容赦。

僕は下にいて、オークションは

P P 4H X; P 4NT P 5C//

と進み、ノンダブルト-3で-150。左手の優しさがにじむ。4Hならどうなっていただろう。

OLはHxを生かすため、DQの予定だった。かりにDQリードなら、A上がると即落ちのためダック。ここからはいろいろな展開があるが、例えば、

SA、Sx。ディクレアラーはダミーで勝って、ダイヤをフィネス。DJ勝ってHQ。下のハンドは即Aで上がってスペードを出すと、上のハンドがHTでラフ、H9が生還する。

Sxも別にいい。SK勝ってダイヤフィネス、ハートA負けに行ってもSQで上の手に入りD出すとラフで落ち。

CAリードは切られていつかSKでダミーに入りダイヤ捨てられちゃうからいけないけど、Hxでもいい?

それもなんとかまだ落ちていて、HAに負けて来た時にSをなんでも出し今ダミーエントリーを潰せば。もしHA勝ってH出して、ディクレアラーが手からD出すと下のハンドはDQ出しても出さなくてもメイクされてしまうようである。

というわけで、何とか落ちているコントラクトブリッジではあるようだが、4NTでテイクアウトし直したパートナーのジャッジも尊重する。

この日はプロのチームに負けて2位だけど、浜松の同フライトな感じのオポーネントには勝ってるからまぁよし。終わった後は新大久保で安い焼肉食べて、そのままちょっと歩いたところのタイ料理クンメーへ。酔ってて食べログの評価を勘違いしたものの、なかなか美味しくコスパ良し。最後にドリアンのデザートとうっすいバニラティーを飲んで大満足だった。



この試合は久々のフライトAで戦っていた。パートナーはプロフェッショナルプレイヤーだけど好意で二日間遊んでいただいた。とても感謝。

二日間の出来は、良いボードがあっただけに自分が良ければもう少し上に行けたという印象。データムは-0.2imps/bdくらいだと思う。ちょっとこれは酷いというのがちょくちょく見られた。

1ボードだけ振り返ってみよう。たしかボスバルだったと思う。

x
xxxx
AJ9
KJxxx

上記のハンドをパートナーが持っていて、オークションはパートナーから

P 1S P P; X P 2NT P;?

パートナーは「パストハンドにどれくらい期待してるのかしら?」といいながら3NTに乗ってダイヤリード。ディクレアラーの僕の手は

Jxxx
Ax
Kxxx
AQx

で9を引いたところそれが勝ったので、DQは大抵左だと思うがそれはフィネスせず、H1D3C5の9個でジャストメイク。右手のハンドは

AKQxxx
QJTx
x
xxx

だったのでスペードもちゃんと止まっていた。裏は2NTが適当にメイクして、ゲームスイング取り。

僕だったら、2NTにパートナーの手はパスしてしまいそう。とはいえ3NTは、特にIMPでは悪いコントラクトには見えないので行きたいところ。僕が二人座っていてはお互いに少しづつ控えめにジャッジしてしまいたどり着けないから、エバリュエーションをちょっと動かす必要があるかもしれない。ハンド評価を上げるならば、やはりパートナーの手の方なのだろうか。

2NTの方は、本当にこれで良いと思う。なにせ最初のビッドの機会にパスしたのだからゲームまで置いちゃうのは道理に外れていて、かつ最初のビッドの機会のアクションは、パストハンドのパートナーを積極的にゲームに連れて行く強さではないと思うから。やっぱり、パートナーのビッドが気持ち良いところなのだろう。

少し掘り下げると、2NTは1NTオープンの最下限くらいだと思う。パートナーのハンドを持っていたら、1NTオープンに誘うことはあまりないだろうから、やはり3NTは載せるべきだ。

その後の講習会で講師を務めたパートナーいわく、「もしあるジャッジが正しいと思ったら5回繰り返しなさい。その後1勝4敗以下の成績ならハンド評価を見直してみよう」と言っていた。せっかちな僕は4敗まで待てないので、次こんなハンドをみたら乗っけようっと。
渡辺杯2日目は僕の息切れ感あり、1日目と変わらない順位で終えてしまった。フライトBで上位入賞(だが1位は取れない)というのは、哀しいかな、僕の力をちょうど表しているように思える。

儲けたボードを一つ。


{C69CC605-59F2-45C7-B0A5-B511F8C00CBD}

僕はWest、パートナーの1Dオープンに2Cオーバーコール。ネガティブダブルをかけるとパートナーがこれをパス。Southはなすすべなく2CXを受け入れる。さてディクレアラーは何個取れるだろう?

DQリードをAで勝ってCK。CA勝ってDKJ。Sを3発とってDコンティニューにラフ、オーバーラフ。HAでEastに入ってDコンティニュー、をラフにオーバーラフ。Hを切らせてDをラフ、オーバーラフ。S4順目をディクレアラーに切らせるとCQxを手出しする羽目になり、パートナーのATが取れたので2CX-6。ディクレアラーはまさかのDAとCマスターの2勝となった。プレイはあまり改善の余地なく思える、取れるものを取りきるいいディフェンスだった。

これはちょっと毛並みが違う。

{320C086E-D741-47DE-9723-91CCFD653AD9}

これは自分はSouth、Northの1Dオープンに1SOC。ネガティブダブルをかけずに様子を見ると、

1D 1S P 2S; X P 3H//

ダミーを見て、最初にネガティブダブルをかけずに正解だったとしみじみ。3Hは落ちても、4Hをやってる人と比べたら悪くないスコアと思われる。SリードをJ、SK勝ってD7。D8,DQ,DA。エントリーの関係からハンドのスペードを切るのでなくDを取るプランにして、Hのイントラフィネスもエントリー的に無理なためHA、HローtoQ。HTになんとなくローを引いてみるもHJ、HK勝ち。Sをダミーで切らされ、D2toDJはKに負ける。その後CA,Kを取ってみるもQは落ちてこず、S1H2D1C1負けの-1。-100だけどやはりスコアとしてはちょっと浮いているという感じだ。"beat par score"的に上出来。

さて食事の席にてパートナー。
「じゃあdaisukeくん、2トリック目まで実際の展開で3Hを作ってごらん。」

OKやってみよう。

SリードをSJ。SK勝ってD7には技巧的に8をカバー。QにA。ここでHを出さずDをロー→JでKに負け、Cバックが最強か。CA勝ってHAでハンドに入ってD4,5,6と9をフィネス。DTを出してハンドのCを捨てれば、仮に右手がラフしてもマスターで切っているだけなのでメイクである。

うーんこれはできたかもしれないな。
3Hをメイクしたら、%をもう30%近く上積みできたようだ。

ちなみにT2でSコンティニューだとSA勝ってD負けに行って、Cバック。CA勝ちHAで戻ってD8を出しても、これをDアナーにカバーされるとD9をフィネスするエントリーが足りないのでダウン。D7は天佑だったのだ。本当は。

その後中華を食べながら、パートナーは語る。

ブリッジに人生をかけちゃいけない。Ziaみたいな世界のトッププレイヤーになるのでなければ、何年ブリッジやめたっていつだって復帰できるんだから。確かにビディングは進化するけど、カードプレイなんかReeseの時代にステッピングストーンもスマザープレイも、全部出てるんだから。いまやるべきことをやらなくちゃダメなんだよ。」


そう、Ziaになれるのは例えば100万人に1人。ブリッジに限らず現実は残酷なのだ。Ziaになれない多くの人はこの無力感と共に生き続けなければいけない。

実は1ヶ月前にも同じようなことを言われた。消化に時間のかかる言葉だが、この人の人となりを感じる。彼は人生のどこかの時点でこの壁を乗り越えてきたのだ。

早く大人になれよ、と言われている気がした。