渡辺杯2日目は僕の息切れ感あり、1日目と変わらない順位で終えてしまった。フライトBで上位入賞(だが1位は取れない)というのは、哀しいかな、僕の力をちょうど表しているように思える。

儲けたボードを一つ。


{C69CC605-59F2-45C7-B0A5-B511F8C00CBD}

僕はWest、パートナーの1Dオープンに2Cオーバーコール。ネガティブダブルをかけるとパートナーがこれをパス。Southはなすすべなく2CXを受け入れる。さてディクレアラーは何個取れるだろう?

DQリードをAで勝ってCK。CA勝ってDKJ。Sを3発とってDコンティニューにラフ、オーバーラフ。HAでEastに入ってDコンティニュー、をラフにオーバーラフ。Hを切らせてDをラフ、オーバーラフ。S4順目をディクレアラーに切らせるとCQxを手出しする羽目になり、パートナーのATが取れたので2CX-6。ディクレアラーはまさかのDAとCマスターの2勝となった。プレイはあまり改善の余地なく思える、取れるものを取りきるいいディフェンスだった。

これはちょっと毛並みが違う。

{320C086E-D741-47DE-9723-91CCFD653AD9}

これは自分はSouth、Northの1Dオープンに1SOC。ネガティブダブルをかけずに様子を見ると、

1D 1S P 2S; X P 3H//

ダミーを見て、最初にネガティブダブルをかけずに正解だったとしみじみ。3Hは落ちても、4Hをやってる人と比べたら悪くないスコアと思われる。SリードをJ、SK勝ってD7。D8,DQ,DA。エントリーの関係からハンドのスペードを切るのでなくDを取るプランにして、Hのイントラフィネスもエントリー的に無理なためHA、HローtoQ。HTになんとなくローを引いてみるもHJ、HK勝ち。Sをダミーで切らされ、D2toDJはKに負ける。その後CA,Kを取ってみるもQは落ちてこず、S1H2D1C1負けの-1。-100だけどやはりスコアとしてはちょっと浮いているという感じだ。"beat par score"的に上出来。

さて食事の席にてパートナー。
「じゃあdaisukeくん、2トリック目まで実際の展開で3Hを作ってごらん。」

OKやってみよう。

SリードをSJ。SK勝ってD7には技巧的に8をカバー。QにA。ここでHを出さずDをロー→JでKに負け、Cバックが最強か。CA勝ってHAでハンドに入ってD4,5,6と9をフィネス。DTを出してハンドのCを捨てれば、仮に右手がラフしてもマスターで切っているだけなのでメイクである。

うーんこれはできたかもしれないな。
3Hをメイクしたら、%をもう30%近く上積みできたようだ。

ちなみにT2でSコンティニューだとSA勝ってD負けに行って、Cバック。CA勝ちHAで戻ってD8を出しても、これをDアナーにカバーされるとD9をフィネスするエントリーが足りないのでダウン。D7は天佑だったのだ。本当は。

その後中華を食べながら、パートナーは語る。

ブリッジに人生をかけちゃいけない。Ziaみたいな世界のトッププレイヤーになるのでなければ、何年ブリッジやめたっていつだって復帰できるんだから。確かにビディングは進化するけど、カードプレイなんかReeseの時代にステッピングストーンもスマザープレイも、全部出てるんだから。いまやるべきことをやらなくちゃダメなんだよ。」


そう、Ziaになれるのは例えば100万人に1人。ブリッジに限らず現実は残酷なのだ。Ziaになれない多くの人はこの無力感と共に生き続けなければいけない。

実は1ヶ月前にも同じようなことを言われた。消化に時間のかかる言葉だが、この人の人となりを感じる。彼は人生のどこかの時点でこの壁を乗り越えてきたのだ。

早く大人になれよ、と言われている気がした。