Both Vul. 4th seat. MP戦


P P  1S ?


AKJ
KT8
A963
AKT


とりあえずXすると…


P P  1S X
P 2D P ?


2NTは説明によると19-20BAL。平凡に3NTを置いてそれがスタンドする。


P P  1S X
P 2D P 3NT//


OLはS4、ダミーと合わせてこんな感じ。


{2F4AFD63-8F43-4DFD-BFC0-8E38E0061182}



ダメそうだけどこれはMP戦なのでできる限りの事をする。


T1 S4,5,6,J


Plan  the play.


とりあえずDQJがいたら嬉しいし、やることも無いのでDAをとって、アナーは落ちてこないからDKもとる。左からDJが落ちてくるもまだやる事がない。DTを負けに行く。右手が勝ってS7リターン、これを勝つ。


T2 DA,7,3,2
T3 DK,J,4,8
T4 DT,S2,5,Q
T5 S7,A,H3,S8


今度はCKQダブルトンがいればダミーに入れるかもしれないから、とりまクラブを手から出してみる。すると左手はC8。


絵はCxを出す直前。

{30EC5ECA-AEB6-4B22-8409-2CE1E8A81D68}




オポーネントは8まで使ってカウントシグナルを出してくる、が左手がCT842なら4を出すはずなので、右手のCKQは無い。JでカバーするとK。右手はHQにシフト、Kを出すとこれが勝つ。


T6 C3,8,J,K
T7 HQ,K,4,2


CAを取ってみるとCTを出してくる(T8)。クラブが繋がったのでクラブを出すと、左手がCQ、右手がショーアウトしてH6(T9)。右手のA勝ち(T10)、右手はハートコンティニュー(T11)、これを左手が買って最後のハートをキャッシュ(T12)


ここで手は共にウィナーのSKとC9で、左手のラストカードはクラブだからSKを当然捨てたいのだけど…


{A77E86AA-B7D3-46EB-BD2B-24EDB873F340}


ここである曲が脳裏をよぎる。


"Galaxy Express 999 will take you on the journey. A never ending journey, journey to the stars."



{EF11FA5D-0B87-433D-9B0F-DF03F04FF767}



ちなみにclass1の上のclass Eliteは☆で表される。

今回はclass 1に残るのがギリギリだったので、いつか☆組に昇格するためにSKを選択して-2。

こうして銀河鉄道999は僕らの夢を乗せて、宇宙へ旅立って行くのであった。



フルハンドは以下。

{4E945506-2973-4A8D-A321-1E243F51D1D9}


左手がCTを捨てたのは、HQを正しく理解できずスローインを回避しようとしたからだろう。どうやらT8でCAの代わりにCxを出せばスローインの形は生まれたようだ。その前にハート取られて-2は変わらないんだけど。


歌詞、なんで3単現のsがないんだろう…
(追記、僕、willを見落としたか…?)

ブリッジのことも書きたい。USBF cupをずーっとみてて何度も感動したのだけど、そっちは書く暇あれば。


とりあえずfunbridgeで、これはyttとの対戦。スコアリングは5bdのIMP。


{7A91C0AE-5399-4D24-9B56-051086AF2272}



たしかこの勝負はほぼリアルタイムでやっていた。4ボード終わった時点で+12IMP、ここから負ける事はほぼない、よしよしと5ボード目に入ると、とても強い手を引いてしまう。



{8EE9ED5A-CDDB-44C2-BDB3-BF9944C2296D}


よくない傾向。
They Vul.
オークションはこちらからフリーランで下記の通り進む。


1D 1S;
3C 4C;


むむ


4D 4H;


(出来落ちの6は最悪だ…)と思いながら、裏も必ず到達するだろうから、とRKCすると、5D(1/4key)とくるのでイヤイヤながら6C。


{632FF8A8-9A79-45FA-8B04-A225A2312C46}


パートナーはパストハンドだったね。それはさておき6C。


OLはH2(3rd/low)。手で勝ってCA、Hでダミーへ渡ってCJを出すとボスフォローで勝ち。D8,2,?





plan  the finness.










Kを引いたらAにとられ、表にQがいて-1。フルハンドは以下。


{BA6D5781-B71C-4CEA-BD2A-8C84150E1D4C}





…オークション的に左手のDQxxもDAxxもリードに選択される事はないのでほぼ完全な50-50だけど、メタコントラクトを考えると、


1.yttは12IMPを取り返すため、おそらくスラムに行っている

2.6Cが落ちても、yttと同じ選択であればこのマッチには勝てる


という事で、ここではyttの選択を読まなければいけない。そして、


3.yttは「僕と違う選択肢でメイク」しないと勝てないから、あんまり選ばなさそうなチョイスをする


という事で、あんまり出さなさそうな方は、完全な50-50ならKっぽいかなと思ってKを出したのでした。



結果は?と思ってすぐにさっきの画面を確認しに行くと、3NT5メイクの文字。多分2NTで開けたんだね。これは追いつかない程度の反撃。


{07627CE2-F81F-46D2-BBC8-944C46EFB966}



指摘されて気づいたけど、どうやらpdはパストハンドなので、どうやら4Cに5Cおいとけば、勝ち確定していたらしい。記事の最初あたりから認識していなかったままここまで来てしまった笑。


昔KさんがクロアチアでVPをフィネスした笑い話を書いた(※)けど、funbridgeでついにメタコントラクトをちゃんと考える機会が出現して、ちょっと面白いなと思ったり。




※よく調べたらあれは2011年のことで、ブログ以前の出来事だった。事あるごとに言ってるから知ってる人も多いと思うけど、一応書いておこう。


関西の某Kさんとクロアチアに行ったとき、Kさんのディクレアラーの最終ボードで、本当に上から7個ある1NTを落としていて、これどうしたんですかと聞いたところ、


AJxxx
Tx


が向かい合って、2ストッパーある違うスートを攻撃され、上から7個あるけど手始めにTを流したら右手のQが勝つ。ストッパー飛ばされて、たくさんトリック取ろうと思ったKさんはJをフィネスしたら右手のKを取られて、リードされたスーツを撃ち抜かれて-1。


「KとQを逆に出されたわけじゃないんですよね?」
「うん普通の順番だった」


勇気あるな、とか、はぁこの人アホかよ、とか思って次のラウンド行って、次の試合が終わった昼休みにスコアシートを眺めてふと気づく。


この話の前提として、この当時は25VPスケール(15-15が引き分けで、25-2みたいなオーバーキルが存在する)の小数点なしスタイルが採用されていた。件の対戦ラウンドは"15VP-"と記されていて、要はIMPが+2から-2までは15VPとしてカウントしましょうというルールである。スコアの詳細をみると-2IMPで、ギリ15VPの引き分けという結果であった。


そしてKさんの1NTはNVだったので、こちら-90の裏-50で4取られ。なんのことはない、ラス前まで+2勝ちだったのがラストで2負けに変わっただけのことで、VPに影響はなかったのだ。このことを言ったらKさんは


「ほらやっぱり僕のフィネスは正しかった」


とか言うから、「VPをフィネった男」という称号をあげたという話でした。


今は当時とルールが変わってVPをフィネることはできなくなっちゃったから、伝説みが増して面白いでしょ笑。
なんだ、ぼくはどうやらヴェネチアでの旅の下書きをしていなかったらしい。でもあんなに楽しげな街はなかったんだから、書かない手はない。


水路の街ヴェネチアは、訪れるにはいいけど、滞在するにはそれほどいいところじゃない。というのも、なんだか物価、特にホテル代が高すぎる。フィレンツェではコジモ・デ・メディチが建てたという、エレベータと個室シャワーがないだけ(?)の美しい部屋に10kかからず泊まれたのに、こちらでは12kする部屋が水路に向かって強く傾いていて、しかもハイシーズンの価格から70%引きなのだとか。世界中の観光客を集めるからといって、これは暴利だ。


旅慣れた人は本島を避けて水上バスで20分くらいのホテルに泊まるそうだが、到着が遅いのもあって部屋については少々妥協したのであった。

フィレンツェを離れた夜に着いて、翌日夜にはミラノに戻る。もうこんな弾丸旅行はできないだろうな。



さて、ヴェネチアはいっとき世界の中心都市だった。中世イタリアは都市国家がそれぞれ独立して仲良くしたり争ったりしていたのだけど、特に海に面していた諸都市は交易によって財を蓄え、強力な海軍を作って安全な商圏を築いてそれがまた商売繁盛につながり…と楽しい時代を作っていた。海に面していたのはジェノバやヴェネチア、あとピサとかで、不幸にも面していなかったフィレンツェは栄えていた時期がヴェネチアの1-3世紀前あたりとなる。つまりは港湾都市に追いやられた格好だ。


その港湾都市も、海の先にあった強大国のオスマントルコにやられちゃうんだけどね。


交易のもたらす豊かさは人に自由を授けて、ある人はシルクロードをずっと東に行って見聞記を描いてみたり(ヴェネチアのマルコ・ポーロ)、ある人は国に囚われず海外の王様に仕官して新大陸を開拓しに行ってみたり(ジェノバのコロンブス)と、新時代の幕開けのきっかけともなった。

さて一度栄えてその後衰退した都市というのは、その衰退に差し掛かるタイミングで非常に優れた芸術を残す。文化が爛熟するというのだろうか、数百年前に建造されたフィレンツェやヴェネチアの美しいインフラ資本が今の今まで観光客から金を巻き上げているんだなと思うとため息が出る。


ただ、ヴェネチアの寡頭政治体制によるものなのか、あるいは繁栄期が短かったことによるものなのか、ローマやフィレンツェにあるような規模の、その時代の素晴らしい芸術を蒐集した美術館というものがない。あるにはあるのだけど、すごい行きたいってほどでもないし、何より行った時は工事中だった。街はとても美しいのでもしかしたら、美しい美術品よりも実用的なインフラに金が回ったのかもしれない。今回は行けなかったけど、近くの島ではヴェネチアングラスを作っていて、モノよりモノづくりを残すっていう、そういうところが商人らしくちゃっかりしてるのかなとゴンドラに乗りながら思いを巡らす。


{11025015-2030-4E42-9553-60AAB7B40BA1}

{99931A4B-DE65-40D4-A747-CCD1E4472830}

{54F5AA3F-1350-4221-95F2-5F20DA1DA73C}

3枚目はゲーテが通ったというカフェ、フロリアン。友人に行きたいと言われたのでついていった。左のマカロン付きチョコケーキが1,700円くらい、右のアフォガードが1,200円くらい。甘味は良いけど高いよ。




それでも僕は美術以外の時間の使い方を知らないから、地球の歩き方を隈なくみて良さげな美術館を探す。

すると、ありました。本島向かい側にペギー・グッゲンハイム美術館という、現代美術の博物館を見つけた。


グッゲンハイムさんは一族がお金持ちで、ファミリーがあちらこちらに美術館を立てたり芸術を保護してきたりしたそう。こじんまりとした美術館は庭も含めて楽しげな現代美術の館となっており、芸術への愛を感じる。


{D16E8249-BF77-4936-867E-D1064A744F3B}

中庭階段にあったアート。右側が特別展示館、左側に常設展示館がある。



僕は現代美術の1番良いところは、肩が凝らないところだと思う。フィレンツェで見たプリマヴェーラ(春)の右上のアバターみたいなやつは何を示してて、とかそういうのも悪くないけど、現代美術は評価の視点が基本的に見てる人の感性以外存在しないから、ちゃんと好きとか嫌いとか言える人にはとっても楽しい。この美術館はそういう楽しさを良く提示してくれる素晴らしい美術館だと思った。


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多分再掲の「春」。右上、いるでしょアバター。これはそんな堅苦しくない方だけどね。



常設展ではそこそこ珍しい、モンドリアンのラインアートじゃないアートをみたり、より珍しいジャクソン・ポロックの絵っぽい絵を見たりしたけど、1番すごかったのはTancrediの展示。「聞いたことあるけど、よくはしらないな…」と思って入ってみたら大当たり。

あんまり写真じゃ伝わらないと思うけど、よく撮れている写真をおすそ分け。


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たしかこれ、ポロックだったと思うんだけど結構珍しい。僕は初めて見た。ちなみにポロックのこれじゃない系の絵はすっごい高価で、高いものになると100億円いっちゃう。


Tancredi初期。確かタイトルは「春」

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中期。この絵を前にした時、感動で動けなくなった。

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後期の絵は、物悲しくて写真を撮る気が起きなかった。


Tancrediは、この展示で読んだ情報によるとイタリア人でヴェネチアの生まれじゃないけどペギーさんが才能を見出し、パトロンとしてヴェネチアにアトリエを与え、若くして亡くなった人。展示会は初期から後期に向かって作品が並べられていて、初期は繊細な優しい感じが、中期は力強さや迫力が出ているように勝手に思って、展示のセンスがいいなと思った。そして後期というか、終期というか、その辺りでは作品が、ふつーに花とか動物を描いてるのに妙な色気と、なんというか、死への準備みたいなオーラが醸し出されてきて、少しずつ目眩がしてくる。最後の作品は、もうはっきりと覚えてないんだけど、確か馬があらぬ方向に向かってて、それが僕には苦悩の末の死を象徴しているようにしか見えなくて、勝手に彼の身の上を想像して涙ぐんだ。


彼の最後は、ローマのチベール川で自らの命を絶ったとのこと。ここまで自分の勝手な感想だったけど、もしかしたらだいたいあってるかもしれない。そうだとすれば、絵が雄弁に語るところもあるだろうけど、それ以上に絵で人生を語る展示構成の素晴らしさに感動した。



朝早く動き始めたら意外と時間に余裕ができて、ヴェネチア国際映画祭の行われるリガ島に行っては帰ったり、カフェでエクレア食べたりぶらぶらして、中心街の橋の上から夕陽を見たあとミラノ行きの電車に乗り込んだ。次の目的地はチェルノブイリ、この旅のメインイベントだ。


{1B6F0D88-64ED-43E7-A635-E0971022F235}



あ、あとヴェネチアにはQUATRO FERIという最高のレストランがあるので、いってみてください。