day2は2連勝して、幸か不幸か月曜日もやる事になった。ハンドレコードが無いので結構忘却の彼方。


というわけで月曜日のday3。ここも2連勝することができた。午前2セッション、午後2セッションの2試合を戦った。どれを書こうかな。


まずは午前中から。前半38-6で勝ってて、ちょっと余裕あり。これは午前の後半のハンド。


KQT954
AT32
-
QT5


オークションは僕からフリーランで、


1S 2C;
2H 2NT;
?


3Cっていいたいんだけど、あとでスーツがよく分かんなくなっても良くないかな。スペードはフィットしてそうだしかなり綺麗だから、3Sにしちゃおっと。


1S 2C;
2H 2NT;
3S 4C;
4D 4H*;
?


クラブがリアルスートなら2NTでなく3Cというはずだから、4Cは明確にアドバンスキュービッド。4HはいわゆるLast TrainでHKはないかもしれないけど、CQはかなり生きてそうだし、SAとCAKのロングスートで7blackができるかもしれない。ダイヤボイドでRKCはないから、ダイヤのボイドを伝える事にするかな。5Dを選択。オークションはもうだいたい終わりで、


1S 2C;
2H 2NT;
3S 4C;
4D 4H*;
5D 5S;
6S//


ダミーは


AJ 
Q98
AJ
AJ6432


スペードリード。トランプ狩り集めてCをフィネると効くから7メイク。




さて打ち上げの四谷魚新にて。


「これ3C言いたいんだけど、言ったらどうなるのかなー」
「3Cにはいっぺん3Sつけるんだろうね。」
「じゃあ僕は4D」
「...ここで、Last Trainというよりはスーツチョイスに4H」


なるほど。4S選んだらRKC、5C選んだら6C置いても良かろう。結局3C言っても、正気な人が座ってればちゃんと6blackへとたどり着くようだ。



午後の前半。ここは幸運も味方してやることなす事全てうまくいって、38-1とさっきの38impから更に良いスコアで勝っている。

このラウンドの一番の幸運はこれね。手ブレしてて見にくいかしら。




{839FE8AB-BEF5-4DF2-9465-6C0E2A104B89}




オークションは、Northの僕がちょっと弱めに2NTオープンしたとこから始まる。


2NT 3C;
3H 3S*;
4C** 4H//


*H S/T
**お付き合いでキュービッドしてるだけ。


お付き合いじゃなくマジ手はいわゆるserious 3NTというお約束。


リードはS3(4th best)、Jを出すとそれが勝つ。


ダミー見てゆっくり考える。H3-2なら終わってるんだけど、これってHAK取っちゃいけないパターンあるんだっけ?


H4-1の時ハンドエントリーが苦しくなる、か?うーんそんな気がする。。Sを手で切りたい都合上、ハンドへのエントリーは厳しい気がする。Sは4-3以内っぽいからいまいまサイドスートを切られることはないしな。


ということでトランプの2順目取るかは棚上げする事にして、結局プレイはハンドとダミーの行き来が良い方を選択した。SJ勝ち、HA取ってSA、CKで渡ってスペードをハンドでラフ。ここでSQポロリンちょ。シングルダミーは下がハンドでリード権を持っている。


K
JT5
964
Q


-
K63
QJT3
AJ


よく分かんないけどそろそろHK取って、3-2ブレイクのメイクをシュアにするかと思うと、左手の4枚ハートが判明する。あれ、これってHQに負けてクラブ出されて、ハート狩りあつめてダイヤ出して、もっぺんクラブ出されてダイヤ負けに行った時、勝ったほうがダイヤ持ってると死ぬやつやん。おお?


それに、まだDKAラフもあるやん。あるやん...


でももうやることはそれくらいしかないから、クラブの位置が良いことにしよう。ダブルダミー的に話をすると、HQに負けて、クラブ出されて、ダミーで勝ってダイヤ出して左手が勝つと、その人はクラブ二枚なんで出すものがない。H9と出してきてセーフ。


でも実際の展開はちょっと違って、HQで勝った人は長考。ヤバいDKAラフみたいなのを狙ってるのかな。でもこれには勝算があって、オポーネントより少し先に気づいた。


「2NTのレンジは?」
「20-21です」


やっぱりそうだ、左手はDKxからKを出そうとしている。けど左手目線で僕はSA、HAK、CAしか見せてない以上、DAをまず持っているように見える。その時DKはDAJxかDAQxへの飛び込みになるに違いない(と考えるに違いない)。


実際に左手は「そんなことねぇか」と言いながら、やる気なくH9でエグジット。その時はD開発ののテンポも間に合うのでHQとDAk負けるだけでジャストメイク。


実際はディフェンダーでクラブを開発できないだけなんだけどね。


再び魚新にて。

「これ最初H1順だけ取るのが正しい配置があるよね多分。」


「んん?いや?
今日はCJとD9があるから、NT状態になればS2H3D2C3の10勝を目指せばいい。クラブは3ストッパーあるから、H4-1の時H負けに行ってクラブバック。SA剥がしてH集めてD負けに行くとテンポたりてんじゃん。」


おっと、眠っていただけでしたか。


実はこの手のキーポイントはD9とCJ。もしこれがないとSAグルトンを剥がすタイミングが難しい。T2-T4でHQに負けに行って、どっちが勝ってもハートが返ってきて、そのタイミングでSA剥がしてダイヤを負けに行くと、左手に入ってスペード出された場合、SQ右手ならヤバい。一方で同様にT2-T4でHQ負けに行って、ハートが返ってきて(T5)、SAを剥がさずダイヤを負けに行く(T6)。オポーネントはダイヤ勝ってクラブ(T7)。この時一人のカードは7枚から6枚になるタイミング、T1-6のうちの勝ちはT1,2,3,5の4つであと6つとる。下がハンドで


KJx
-
xx
KQ

A
-
JTx
Axx

となっていて、D9とCJがないためにD4枚目の処理はD3-3に期待するしかなくなる。ということはトランプを即集めちゃう場合、前に書いたSQオンサイドプランにするほうが良いだろう。


一方D9とCJがない時に1順しかハートを取らないで先にスペードを手で切りに行くプランを詳細に見ると、T2HA,T3でSA剥がしてT4でCK、T5でスペードラフ、T6でHKを取った時4-1が発覚してT7でハートを負けに行く。T8ディフェンダーが出す前の瞬間ではT1-6が勝っていてあと4勝。下がハンドで、


K
J
xxx
Q

-
-
QJTx
Ax


この時は、C出されて、HJで集めて、SK取って、ダイヤ出して負けて、C出されてダイヤ負けにいって、そのダイヤ勝った人がC持ってると落ちちゃうけど、最初にダイヤ負けにいった時に正しい(=クラブ短い)側がダイヤを勝てるかな?という実践的なプラン。ディフェンダーは一回も間違えることができないので、これはこれでありうるプレイなようだ。


実はリードが4th bestなので、HAKとってSA剥がすプランが最強っぽいんだけどね。


というわけで、実際に取ったプレイはD9とCJがない時に(最善でないが)あり得るプランに過ぎず、D9とCJがある時はもはやアホ丸出しだ。深く反省。



まぁスコアに現れないイモほど嬉しいイモは無い。ちょっと長く書いてつかれたので、切り分けよう。
高松1日目はなんかさえず。1stで-24impくらって、2ndで取り返せたくらいの内容かな、と思って帰ってみたら10impしか浮いていなかった。


勝負を決定づけたのは次のハンド。


AKTx
A98x
Q986x
-


Neither Vul. 2nd seat.

オークションは


3C X P 4H;
P ?


(まぁこんなもんやろ...)と思ってパスするとPdは


Jxx
KQJxxx
KJ
Kx 


で、あっという間に6メイク。5C言うべきだったのかなぁ。


例えば


Qxx
KJTx
Ax
xxxx


これでもPdが3の代ダブってたら4Hいう?なら5Hは苦しいかもだけど…ダイヤが1枚ハートに移るとかでも、キツくない?


左手がクラブをレイズしていれば、Pdのクラブの枚数が減って、ダイヤかハートが一枚伸びる。とすれば先に進んでも良いかもと思ったけど、どうなんでしょう。


そこまで厳しい相手でも無いから硬いプラスでも良い、的なのもあったけど。
やっぱりスラムトライすべきなんでしょうか。


ちなみに裏のオークションは


3C X 4C 6H(!)//


もしHが11トリックしかないなら-11impが+11impになってるわけだから、こんな風に置かれて作られたなら、負けてもしゃぁない。



後半は割とハッピーであった。


3NTのディフェンス。僕のハンドは


A8xx
97xx
xxx
Kx


オークションはオポーネントのフリーランで、左手から


1NT-2C;2S-3NT//


のC2リード。ダミーは


Jx
AT8x
xx
AT8xx


T1:C2,x,K,x


Plan the defense.





どことなく、こっちでさっさと5勝目を見つけないといかんかなと思って、S2C2とあと一個って流れにしようとクラブを返してみた。すると


T2:Cx,Q,9(!),x
T3:HQ,K,A,x
T4:CA,Dx,Sx,Cx
T5:CT,Sx,Sx,CJ
T6:(割と瞬時に)Hx,8,9,x
T7:SA 
T8:Hx→HJで5勝して終了。


お上手!
ディクレアラーの手は


K9xx
Qx
AKQJx
Qx


であった。


PdはT6で割とサッとHJxからHxを出したのだが、その裏では葛藤があったらしく、(直感ではHx出すんだけどもっと良いディフェンス無いのかな、うーん分かんないな、悩んでちゃダメだ出そう!)みたいな頭の動きがあったんだって。大変だね。



さてディフェンスについて。OLはどう?Pdは


QTx
KJx
xxx
J9xx


Pdは2Cダブってないけどメジャー出したくないし、しょうがないかもしれない。クラブエスたったらとるエントリーも、なくはなさそうだし。



じゃあ僕のリターンは?


Sを返すのは、PdのSQは勝つかもしれないが、ディクレアラーがKTxxの時よくないから下策に見える。実際K9xxでもこっちからスペード出すと2個勝てる形になってしまう。


ハートリードがこないからディクレアラーは少なくとも1枚ハートアナーを持っている。クラブは将来必ずトリックになるので、ディクレアラーはSK持ってたらトリックがS1H2D3C3かS1H1D4C3、またはS2H1D3C3と9個に届きそう。HQJ持たれてたらH3になるけどそいつは絶望的なので無いことにしよう。


9個あるか無いかの当落線上なので、ここでやるべきは振り込まないことと、コミュニケーションを難しくすること。確かにクラブは振り込んでなくてコミュニケーションを切れるけど、それよりもダイヤを返す方がよかったかもしれない。

一方で、こっちが5つとるのも大変。

ディクレアラーのスペードが密めな場合は、ディクレアラーをクラブのエスタブリッシュに向かわせないとセットトリックが生まれないかもしれないから、クラブリターンが良い説もある。


その意味でT2、PdのC9は、誰が引っかかるかよくわかんないけど、J9xっぽく見せることでディクレアラーにダミーエントリーを使わせる感じが出てるので、クラブのリターンを受けた中では最高のディスカードだろう。



ディクレアラーのプレイに疑問はあるだろうか?



クラブを開発に行くのは別に悪くない。トリック足りないし。HQじゃなくてHx→Tはどうだろうか?



いきなりのHJフィネスは、T2でダイヤを出されてなかったとしてもエントリーがちょっと苦しい。もしHJのフィネスをするなら、HQ出して、被せられたらそこでダックするのが最強風。


ちなみにHxにH9はマスト。仮にH7がHJを追い出したとして、スペードリターンされると2回正しいことしないといけないが、H9なら1回でいいから。


ダミーにDTあったら違うんだけどね。CQ勝って、DTでダミーに入ってクラブ負けに行ったらS0H1D5C3でメイク。


ちなみにチームメイトは、T1でCK勝ち、ダイヤリターンを受けてダイヤを5巡とったとのこと。3334形からCを保ちつつ2枚捨てなきゃいけないんだけど、SQTは守るべきカードに見えて、HJxを捨てたから余裕だったらしい。ふーん。SAKxxとAKQJxとCQは同居しないけど、SQTxだから、スペードは1枚しか捨てられないのがちょっと面白い。ダイヤランニングでも結局メイクしてしまいそう。



記憶にあるのはこのくらいかな。
やっぱり総武線の車内が物書きに1番いい環境だ。明日へ続く。

8/18から8/20にかけて、物好きなブリッジプレイヤーをグンマーへあつめて、トータルポイントラバーを行った。要は引いたもの勝ちのお祭りゲームで、グンマーへ来る時間や日がまちまちなことと、それでも(僕が)ボード数をやりたいことからそんな感じの試合形式となった。




初日は金曜日なので学生中心となってプレイ。だいたい昼過ぎに第一陣が到着して、北関東にしかないというステーキチェーンの宮ステーキでランチを頂いたのち、近くの温泉へ。夕方到着組と合流して夕方のセッションを開始。夜到着組と合流して今度は群馬にしかない焼肉チェーン、朝鮮飯店で夕食をとる。



ちなみにこの朝鮮飯店、いい肉を安く提供するので本当にコスパが良い。都内なら倍近い値段がしてもおかしくない。朝鮮飯店は、グンマー民なら本当に誰でも知っているのだが、なぜかグンマ・ドミナントな出店戦略をとっているため、群馬と埼玉の国境を越えると途端に誰も知らないという不思議な焼肉店だ。



さてたしかその朝鮮飯店へ行く前だったと思うが面白いハンドがあったらしい。


というのも、隣のテーブルで「お前は悪くないよ、良いシックスだったよ」との声が聞かれたので、高校球児かよと思って話を聞いてみた。



J52
652
5
AKQJ53



AK64
AKQJ873
42
-



They Vul. オークションは下からフリーランで



2C 2D
3H 4D
4NT 5C
6H//



上のハンドのクラブの全存在がなかったことになっている気がするのだけど、それはそれとして良いコントラクト。


OLはDK、S8に変わってJ,Q,A。ここでH2-1ブレイクならトランプあつめてダイヤ切って、クラブでスペード消してメイクしているんだけど、HAを出すとあいにく左手がハート3枚。

ならばとハートを2巡とってダイヤを切って、クラブAKと取ってスペード捨てを試みるとなんと左手はクラブ1枚しかなくて6H-1。ひどい分かれだ。


ちなみに6Cはトランプブレイクが1-6なので、ダイヤリードからだと激烈にダウンする。ラバー形式では悲惨なことこの上ない。


これを聞いて僕はMississippi heart handを思い出す。



{C16258F2-3BDC-4525-8F58-AED2DC0245F4}


カモにサウスを持たせて、7Hを置いたら即ダブると、Hコントラクトは7ダウン(=トランプマスターしか取れない)するという嵌めハンド。なんでミシシッピかというと、海からミシシッピ川を遡上するサメをイカサマ師("Card Shark")になぞらえたことが由来だという。


このハンドは20世紀初頭のホイストの時代に発見されていて、しかもホイストはダブルリダブル、リリダブルが無限にできるというから、まぁ破産するまでリダブるアホもいるかもしれない。


…原典に当たってないからわからないけど、とはいえさすがにリアリティがないので、「こんなハンド見つけたよ、見て見て!」って思ったライターが周辺のお話をくっつけただけだろう。それに引き換え今回の6Hは圧倒的存在感ではないか。ハンドのスケール感やリアリティ的に、関東を流れる雄大な河川から名前を拝借して、このハンドを利根川ハートハンドと呼ぶのがちょうどいいだろう。うちから近いし。


この日僕は-1,350。8人参加の6位で振るわず。1位は+2,700でkち、2位は僅差の+2,620で陽気なN君であった。



最近忙しくて、ブリッジの話を書き記すMPやHPがちょっと足りない。でも手元にまとめたものはあるから、多分続く。