リフレッシュしてR4はユースチームその2。この後同じ宿に泊まる人々で、てきぱきやろうよベース。


とはいえ一つ目のボードは結構悩んでしまった。僕はずっとNorth。

 


"This Eight"



僕のハンドは



KT843

K85

Q874

5



オークションは左手からフリーランで

 

 

1C* 1S**;

1NT 2H***;

3H 3NT//

 

 

「ねぇダミーどんなん出てくるの?」

「出てこなきゃわかんないっす(笑)」

 

リードはSJ。フルハンドは以下

 


 

開かれたダミーみながらディクレアラーはあれ?とか言ってる。ダミーは、自分も間違えたけど自分の方がイメージに近いとか言っている。

とりあえずオポーネントのハートはフィットしていなさそうだ。

 

T1:SJ,Q,K,6

 

ディフェンスはウルトラ悩ましい。できればパートナーからもう一度スペードを出してほしいが、パートナーに入れる保証がない。


一つ真剣に考えたのがS8リターン。

仮にPdがSJ7ダブルトンならディクレアラーはS965。S8に9をかぶせたら確かにそれが勝つが、ディクレアラー目線でSTはパートナーにあるのでかぶせるのは至難の業。PdはS7をフォローし、リード権を保ったままスペードを続け、HKかDQで手に入った時にエスタブリッシュしたスペードを取りきることができる。


おんなじ理屈でPdがJ9ダブルトンの時はSTリターンでリード権を保持しつつもう一度スペードを出すチャンスが生まれるが、S865のディクレアラーってSJリードに即Q引くだろうか?一回ダックしそうなもんだ。

 

…S8リターンディフェンスのアタリはPdのSJ7ダブルトンのみ。一方で、パートナーに入れそうなスーツで入ってスペードを返してもらうことは不可能かというと、そうでもない。

 

D8リターンも考えたが、ディクレアラーのダイヤが2枚以下と決まったわけでは全くないので、エスタブリッシュの手助けになりちょっと危険。


それよりもハートをPdに勝たせてスペードを返してもらうことにしよう。H8と返すとHT。いけ、パートナーのHJ勝て!と思ったがそれが勝つ。ダメかー。

 

そのあとディクレアラーはハートを負けにくる。ダイヤを返すとDA勝ってS9。Southがショーアウトしてテーブルが"なんだそっちか"感に包まれる。S1H3D1C4とってジャストメイク。裏は4メイクなので+1 IMP。

 

 

Westからオークション。僕はNorthでちょっと弱いけど1Dオープン。

 

 

P 1D 1H X;

P 2S 3H//

 

 

リードはスペード、この後クラブも当ててジャストメイク。

チームメイトは4Hをビッドアンドメイクしていた。2日目の居酒屋にて。

 

Kさん「このボード。」「あ、これどうやって4H行ったんですか?」

 

オークションはEWのフリーランで

 

 

P 1H; 1NT ?

 

 

「1Hオープンに1Sが返ってこない時点で点数の配置がマイナーに濃そうだから、3Hじゃなくて4H。4Hがノープレイなことはたぶんない」

「こっちはNorthで1Dオープンだったのですが」

「それは話がまったく別。3Hで終わるのはある」

 

1Dオープンが少し当たり気味だったのかもしれない?でも待てよ。

 

「1Hオープンからの4Hリビッドって、3Hリビッドじゃもったいないような、結構強いハンドも含まれるってことですよね?R1の#2、覚えてますか?」

「最初はお休みだったから。」

 

しからばとハンドを見せる。


 

xx

AKTxxxxx

KT9

-

 

 

AJxx

Qx

xxx

Axxx


 

オークションは上のハンドから、

 

 

1H (1S) X;

4H ?

 

 

「ときて僕は4Hに4Sと動いてしまったんですが、こういうハンドと今回のようなHCP多めのハンド、どう区別つけるんですか?」

「いいんじゃない動いて。2エースにトランプQがあるんでしょ」

 

へ?

 

「その場でPdと話したのは、3Hとリビッドするより少し強いような手は2Sから入って、4CをSPLにして、直接4Hリビッドはしょうもないハンドと話したのですが」

「いやそんな感じじゃない」「6Hに行くかは別問題として(動いた方がいい)」

 

あれ。

 

「ちなみに初手、僕の方のネガティブダブルはどうですか?僕はパートナーがH長弱い手を持ってると困るなと思ったのですが、典型的じゃないような」

「それはSAJの下による」「AJ43でした」「ならダブルじゃない、2NTはミドルが濃いかボロいかで」

 

むむ

 

「したらリード一発の5Hになっちゃうのはしょうがないと。こういうのって、namyatsは解決策になりますか?」

「namyatsも難しい、点数とか長さとか。実際この手はハートきれいじゃないし。」

 

そーなんだよねー。うーむ。

このラウンドのハンドの場合、WestはパストハンドなのでEastはやりたい放題できるというのはあるだろう。それでも、話を聞いてる感じ、そこは関係ないようだ。

 

他のテーブルでは5Hジャストメイクというリザルトもあった、我々もそこで止まって果報を寝て待つべきだったのかもしれない。


我々はアグリーメントを少し進化させて、3NTリビッドを、ハートが長くて3Hリビッドで終わらせるのに少し惜しいような手と取り決めることにした。とりあえずこれでやってみよう。

 

 

さて話は戻って。


 

こちらのオークションはNorthから

 


P P 1S 1NT;

2D* P 2S P;

3D X 3H//

 

*D+H

 


初めてこの2Dの取り決め使ったかも。

 

リードはHK。HA勝ってダイヤを手で切ってエスタらせるプラン。ダミーエントリーが足りず-2。

実はハートを1巡ダックしてクラブをラフ、SA,SQ,Sラフと進むと割と4メイクしていた。

 

 

Tさん「こっちは若者にやられましたよ。Northが1Hオープンをした結果4Hになって、クラブリードはハンドでラフ。West目線だともうディクレアラーはDAJとSJしか持ちえない(笑)」

 


Eastのクラブリードは同じスペードを強くするような展開に持ち込めばメイクだが、どうやらH9が活躍して落ちたらしい、危なかった。


3Dxはディフェンス側のパンプが間に合いそうとみていたが、ダブルダミー分析にかけるとアッパーカットやらなんやらで、Eastのダイヤリード以外はいつでも落ちるようだ。

 

 

一つギャグみたいなボードもあったが飛ばしまして・・最後の2ボードがすごいのよ。



"鬼モード"



 

こちらのオークションはSouthのPdから

 

 

1D (1S) 2NT;3NT//

 

 

リードはHJ。トリックが少し足らない。ハートローを引くとHK勝ち。Hリターン。HA勝って、ダミーからスペード引くとSK勝ち、あとダイヤ6個とHQ取って勝ち。

裏はどうなったかというと、似たようなオークションでNorthの3NT。

 

HJリード、HK勝ち。クラブバックはCQ勝ち。SJバックはSA勝ち、ここでクラブと出すとCTとCAの場所のゲスになり、外して落ちたそうな。


CAがなかったら素直にSJリードするんじゃない?とは同卓したオポーネントの言。まぁそうかもしれない。3NTをプレイした6T中、落とさせてるのは2Tのみ。SJリードでもあっけからんと落ちるけど、なかなかそうもいかないのね。

 


で、これね。

 


 

こちらのオークションはPdの1Cオープンからフリーランで

 

 

1C-1H;

1S-2S;

4S//


 

DAリード、ダイヤコンティニュー。ダミーでダイヤ切ることで、ST9xxの所在は外すもののメイク。

さて裏のテーブルでは4Sがダウンしている。リードは?と聞くとDA。ここでTさんHシフト。HK勝ってHコンティニュー。

 

ホテルへの道すがら、SouthはH切らなかったってこと?下手すぎね?とか話してると連絡が入り、H2回目は切ったとのこと。みんなでムムムとなりDD解析にかけると、DAリードでもローハートシフト、ハートコンティニューでディクレアラーのハンドがパンプされダウン。DAリードからではこうしないと落ちない、素晴らしいディフェンス。

 

2日目打ち上げの居酒屋で聞くと、オークションでだいたいディクレアラーの手がこんな風になってるのがわかって、ダミーのスペードはぼろで切らしてもほぼ意味ないから、ディクレアラーの手をパンプしたかったと言う。

パンプが成立するならパートナーのHKから勝つように出してあげなくちゃいけないから、ローハートへシフトしたとのこと。

 

詳しく聞いてないのでわからないところはあるが、想像するに裏はTRFレスポンスを駆使してハンドがほぼ4144であることを伝えたのではないだろうか。そこが外れのジャッジだったとみることもできそうだ。

 

裏が最後2ボードで鬼モードに入っていたためこのラウンドは29IMP勝ち。

1位で折り返し、2日目にも期待が持てる。



ーーーーー



終了後はGoTo使ってこのオポーネント、PdとHちゃんで高級なホテルへ。歴史浅くて星付いてない&料金体系が異常なのでなんとも言い難いけど一泊5万+級というところか。前から行きたかったので、日本リーグの2週間前から計画を立て始める。こんなホテルなかなか宿泊できないので、この週の楽しみはブリッジ半分、ステイ半分。


そんなホテルを5人で泊まって素泊まり¥10k切るアホ安プランにしようとしたところ、朝食ビュッフェを食べたいという輩が現る。ホテル曰くビュッフェは満席で、ルームサービスが6:30からなら承れますとのこと。


ブリッジプレイヤーたるもの朝強いのはいない。強いて言えば僕のPd位なので、これは朝食諦めるか?と思ったらみなさんなかなかテンションが高い。ホテルのSpa&プールが23時には閉まるため夜そんなエンジョイできないしどうせ朝風呂入りたいから、6:30朝食からの7:30風呂&プールからの、9:30出発プランで行きましょう!とのこと。朝弱い人が言い出してるんだから、これはもうブリッジよりホテルメイン。


さて試合後。テーブルのメンバーで電車乗って、4S落ちる落ちないとか喋りつつホテルのある地へ着く。晩御飯はバーミヤンとコンビニで買ったビール。ホテルの部屋に入るとなかなか豪華で貴族気分。どうも名古屋資本との事で、名古屋の人が好みそうなちょっと派手仕様。割と高層階だったのもあって夜景がすごい。



「気分はp活だね」

「p活ってより、我々はどちらかというとpの方じゃないですか?笑」



深夜1:30位まで中華を飲み食べしながら貴族ごっこして、6:30の朝食。く、食えねぇ。そりゃそうだ、腹一杯だもの。



豪華。


90分くらいかけて貴族のように朝食をとり朝風呂きもちー。お風呂もホテルの最上階にあって、夜景がよければ朝の景色もよい。僕は出番昼からなので、小眠りしてまた風呂とついでにプールに入る。あー、このままお台場に、デートにでも行きたいな。試合があるし、デートの相手はいないけれど。



帰り際に小分けにしてあるシャンプー系を合法的な範囲でちょいとガメて11:00くらいにチェックアウト。新宿駅でチームメイトのお昼ご飯を買って試合会場へ。2日目は3ラウンド、一つ目休んだのであと2ラウンドだ。


ちなみに休んだラウンドも12.03VPと少し勝ち。偉いなぁ。あんまり眠れてないけど大丈夫かしら。

このラウンドは紅一点のパートナーと僕が組んで出場。対戦相手はユースチームその1。

最初に大きく点が動いたのがこのボード。

 


“ミドルカード”
 


Neither Vul. 2nd seat.

 

 

KT9x

J

AK743

xxx

 

 

オークションは右手から。パスで回ってきて、ちょっと弱めに1Dでオープンしてみる。

開けた瞬間にちょびっと、嫌な予感がした。D743が弱すぎる。

 

 

P 1D 1H X;

P 2S 3C 3NT:

P ?

 

 

さてどうしよう。

 

イメージとしてはPdと左で組んだ方がたくさんトリックが取れそう。

スペードのブレイクは劣悪そうで3NTもさもありなんという感じだが、パートナーはいかにもハートとクラブに7枚以上持っていて、スペードにも4枚あるときたら、我々の方でダイヤモンドがフィットしてトリックになるイメージもない。D743は弱すぎたのだ。

どちらかというとダミーと左がダイヤ短くて、スペードラフがしやすい感じになるのではないだろうか。4Sを選択するとそれが流れる。

 

フルハンドは以下。

 


 

HKリード。ダミー見て、いかにもスペードは5-1ブレイクだね、となる。

5-1ブレイクみたいなときはウィナーが11個あって、それを走ってるうちに相手がラフ、リターンを勝ってトランプ集めてジャストメイクというのが相場だが、弱いオープンがたたりちょっとダメそう。

 

HA勝ち、DJを引くとQがのっかりDA勝ち、DKはSAでラフしてHQ。右手はCQを捨て。

手で切って、クラブを出すとCA勝ってクラブラフ。この展開はハンドパンプがほどほどで止まり、2ダウン。

 

Pd「3Cにダブればよかったかしらね」

僕「うーん、パンプしてるとメイクされちゃいそうな」

Pd「あなたのハートが短いの分かるから大丈夫じゃない?」

 

よくよく考えてみるとディフェンスはかなり難しい。

仮にWestの3CがSQリードから始まり、SA勝ち、ロークラブと出ると、NorthはCK勝ってDJと続ける。

そのあとD2順目をディクレアラーラフ、CQ勝ってHTと出し、HA勝ってHをC7でラフ、ダイヤとだしてダイヤモンドのアッパーカットをすることでなんとかかんとかダウンだ。

 

パートナーのダブルについて、ナチュラルな2NTとどちらが良かっただろう。

4枚無いけどダブルはごく自然に見える。もしかしたら2NTがいいかもしれないのは、12点持っていてかつハートを5枚持っていること。もしPdがHQxと持っていそうなら、最後3NTになった時にコントラクトのサイドが改善するかもしれないが5枚も持っていると望み薄。

12点あればPdの2Sレスポンスをそこでやめることはなかろうから、ほとんど必ず4-3でバッドブレイクの3S、4Sになってしまうはず。介入が入った時はS4枚に偽装するのをやめてみてもいい。

 

とはいえこのボードはビッドしたサイドが負けそう、弱い1Dが一番冴えていないようだ。-9 IMP。

 

次はこれ

 

 

Northの1NTオープン、僕はパスして1NT、裏はインビテーションを選んで3NT。

こちらはダイヤリード、これは見た目9個。パートナーはスローインを決めて10個取っていた。裏はSQリードから、これは出来そうにない。

 

4333だけどTや9などのミドルカードまみれのハンドはインビテーションの価値がある。このハンドは悩ましかったが、ミドルカードの美しさが足りないかな、と判断しパスをした。Pdに黒いJがあれば割とできてそうだったので、なかなかうまくいかないものだね。8T中4Tでインビした形跡が見られ、メイクテーブルは0。+7 IMP

 

 

オークションはEastから

 


1S P 1NTP;

3C* P 4S**P;

P ?

 

*5-5 inv

**4S置く前にBreak in Tempo

 


5C置かれて作られたらマジでやだなと思いつつ、黒いスーツでゲームチョイスするときは4Cから入るだろうからダブルを付ける。悩んで4S置いてるのがちょっと5Cにエスケープされそうで嫌だけど、まぁ大丈夫でしょう。

これは3つおちて+500。

 

EastはGazzilliを使っている関係上、2C経由ではハンドのバリューを紹介しきれないと考えたのだろう。

バリュー的にinv扱いにするかどうかはさておき、3CはHAQxとあるのが冴えていなさそうだ。最近よくある1S-2H(NF)みたいなのがなければ1S-1NT;2C-2H;4Hの組み立てをロストしてしまう分、少し危険。+12 IMP。

 

 

We Vul. 2nd seat.

 

 

AJ74

A74

A8

AKT6

 

 

オークションは右手から

 

 

P 2NT P 3H*;

P 4C** 4D P***;

5D ?

 

*TRF

**Super Accept C value

***Xも可、Sコントラクトも可

 


Pass/Double inversionを使ってないことに注意。

Pdは、4Hをビッドしていないからすごくやる気のある手ではないが、4Sをビッドしていないからすごくやる気のない手でもない。


僕はスラムが近そうに見えるが、4H返ってこなかったらまぁ5Dxもいいでしょとダブル。フルハンドは以下。

 

 

クラブ当てればできる6Sがあるが、5Dは4つ落ちたので何でもいいかという感じ。

僕が4225シェイプだったら恐らく上に行くんだろうという印象。実際は弱めのダミーが出て来て助かったけど、もしかしたら僕は5Sを置いた方がいいかもしれない。+4 IMP



"そういう話"


 

 

オークションは僕から1st seatで平凡に4Sオープン。

 

 

4S P P 4NT:

P 5D//

 

 

と終わり、プレイは少しよれて5メイク。

 

Pd「6Sまでお付き合いする気で、5Sって先に言っちゃうのかしらね」

 

実際はそれが安いけど、全然わからないです。

高田馬場の階段でN君。

 

「これ買えるかなとおもってちゃちゃいれたんですよ」

 

裏のオークションは

 

 

4S P P 4NT:

P 5D 5S//

 

 

「結果買えました」

 

よかったねぇ。

 

2日目終わって居酒屋で。

Kさんはマイナーズハンドをもって座っており5Sの裏でパス。これはフォーシングだからWestは6D置くべきだという。よそでもフォーシングパスが発生するべきだと聞いたので、きっとそれがいいのだろう。

 

フォーシングパスが発生するシチュエーションはいつ?というテーマはなかなか難しいのだが、Kさんが言うには、ここをフォーシングパスにしないと負担がかかりすぎるとのこと。それはこのバルだからで、白vs赤だったらどうですかと聞くと、「まぁそういう話もある、うん」という。ふぅん。Bridge Winnersでも盛り上がっていたけど、「常識的に考えてパスしないだろう」という状況はもう発生しちゃっていいと思う。Rosenbergはバルによって変えるのは愚の極み、ぐらいのこと言っていたんで、「まぁそういう話もある」のだろう。-11 IMP。

 

 

これが最後のスイング。



"最後の瞬間"



オークションは右手から

 

 

1C*-1H;

1NT//

 

*2枚以上

 

 

K42

872

KJ94

KQ7

 

Your lead?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平凡にH8を選択。ドラマはここから始まる。

 

 

H8リード、HT勝ち、HKも勝ち。C2,x,J,Q。

なに返したらいいか判然としない。悩み過ぎても何なので、DKJ9xとなっているのに目を付けて、ディクレアラーのDTxをサラウンドしようとDJをプレイ。

DA勝ってHQ、ダミーからはスペード捨て。HA勝ってスペードシフト、3巡目を上がってCx→CA。HJをキャッシュされたとき、僕の手は

 

 

-

-

K94

K

 

ちなみにダミーは

 

 

-

-

Q87

6

 

 

ここでD4を捨てても意味がないことがわかっていたので、なるべく悩まずD9。果たして策は功を奏し、D2,4,8,T。僕の手にはマイナー2トリックが残っているので、ディフェンス側にS2H1D2C2で1ダウン。うまくいった。

 

プレイサイドのカードリーディングとしてはDJT94もってたらオープニングリードするだろとかそんな捨て方しないとか、見破るすべは色々あるし程度の高いディセプションではないのだけど、ちゃんと集中して選択のある最後の瞬間まで粘ったのがよかったところ。

 

まじめな話としては、D9捨てがあってもなくても僕の

 

 

Kxx

8xx

J94

KQxx

 

 

ならメイクするプレーだったようだが、ここで重要なのはT2でクラブ引いたときのPdのフォローしたカードかもしれない。C4を出していた気がするのだが、ほとんどまったく思い出せない。+6 IMP。

 

けっきょく、取ったり取られたりで6IMP勝ち。滑り出しはいつもいまいちだ。

次自分は休み。銭湯にでも行くかとBCを出て帰ってくると36IMP勝ちしている。これは出ないほうがスコアになりそうだな。。

 

 

ブリッジを文字起こしする頻度が相当減った。

日本リーグ→高松宮→日本リーグしか書かないと、それしか試合出てない"日本リーグおじさん"みがあるけれども、コンスタントに出場してコンスタントにサブ1位の成績を取り続けている。

ただ書かない、書けない、書く気が起きないのはやはり少し忙しいからで、ブリッジの事だけ考えてればいい20代とは違うんだなぁと実感。

年齢といえば今季の日本リーグは顔ぶれが新しい。年齢順に上から並べるとmedianは三十代前半になるようで、なかなか怖い話。このフィールドではギリギリ若い方に入るようなので、気持ちも体力も張り切っていきたい。



R1はTプロのテーブル。ラウンドが終わってPdが一言。


「ナメられてましたよねぇ」


…まぁTプロ全体的にゴキゲンだったよね。

ゴキゲンその1。このラウンド、僕はWestで最初のボード。

#9


オークションは適当にNorthの3NT。
PdのHQリードを勝って考えている。DK、D。僕がDQ、DJをポロポロ出したのを見て、


「おっ。…付き合い長いからねぇ笑」


普通に嬉しそう。4メイクはプッシュ
これは割とどうでもいい、次に行きましょ。

#11


Neither Vul.
オークションはSouthから、


1D 1H X P;
2D X P 2H;
P P 3D//


ダミー見ての感想は、弱い。特にハート3枚が弱そう。ディフェンスでS1H2C2取って-1。

Northが弱いって言うか僕が強すぎるのか。こちらのハートコントラクトはルーザー3つ。ダイヤで3回以上パンプできないから、上から出し続けるとなんやかや4Hまでメイク。

僕のオークションは力弱くて、45Mのオープンハンド持ってたら2Dにはほぼどんな手でもダブルかけるだろうから、もうひと粘りすべきだった。

そもそも初手が良くなかった。1Hからの進行では、CAT9xxxしか持ってないPdに耐えられない気がする。


それとこれはラストボードかな。

#8


Neither Vul.
オークションはWestから。


1H X XX 2C;
P P 2H* P;
P 3C//

*H2枚以下, NF


D9リードしてダミーを見る。ごきげんだぁ。

ダイヤリードはスペードでハートを消される都合上、ディフェンスでH2D1C3しか取れず-2。一つ前のは競る人いても、こっちはほぼいないんじゃなかろうか。



このラウンドは5枚メジャーのNTオープンも面白かった。

#14


Neither Vul.
オークションはEastからフリーランで


P 1NT;2H 2S//


DQリード。手で勝ってSJをフィネスすれば犬でも猫でも5メイク。あちゃー。

トランスファーを受ける都合上、53Mは1NTで開けやすいのだけど、半端に強いと3枚サポートでスーパーアクセプトすべきか苦しくなる。DAxはかなりよい持ち方だと思うが、それよりは1Hで開けて、シングルレイズにスペードのヘルプスートゲームトライ、と進行する方が自然だ。


それとこの1NTオープン。

#15


NS Vul. 
Westに座って14点で1NTで開けてみたら、2NTとなる。
H2リードはHQ勝ち、クラブ負けに行くと続いてハートが出てくる。スペードには目もくれず、ダイヤを出し続けてジャストメイク。

これは5枚スートがあるからというより、 ノンバルだから先制の1NT。元々NVでは1NTをディフェンスするよりプレイするのがすごく有利なので戦ってみた。

NVのNTの優位性は、ちょっと並べて見るとよくわかる。

NTで5トリックしか取れないとき1NTをプレイすると-100、ディフェンスすると-120。
6トリックしか取れないとき、-50 vs -90。
7トリックなら+90 vs +50/+100。
8トリックなら+120 vs +100/+200

というように、バルにもよるが、NVでは大体NTをプレイする方が守るよりスコアが改善する仕組みになっている。

ダミーを見ながら気になったのはスペードのブレイク。展開が進むごとにブレイク悪そうなことが伝わってきたのでにっこり。実際のところ2Sを落とすのは難しいようで、全てのテーブルでメイクだったがまぁ良いでしょう。


このラウンドの焦点はこのボード。

#2

They Vul. 3rd seat. 
僕の手は


AJ43
Q2
862
A653


オークションはPdから


1H 1S ?


点数的には2NTだけど、2NTがサポートだったかもしれないのと、HQを見てXを選択した。2NTに3Hを返されたら相談できないけど、Xに2Hが返ってきたら3Hと相談ができる。

オークションは続き、


1H 1S X P;
4H P ?


Pdにとって最強のビッドは2Sキュービッドだが、4Hリビッドの中にも16点ハート7枚のハンドや、それよりも少し弱く12-14点のハート8枚のハンド、さらに弱くて4Hで開けるには強すぎるH8枚のAKKなんてハンドもあるかもしれない。

困ったけど、これはビッドをコンティニューすべきだと思い4Sと続ける。


1H 1S X P;
4H P 4S P;
5C P 5H P;
6H//


フルハンドは以下。



H8リード。
トランプを適当に走ってSJでフィネス。SQ勝ったTプロ、ダイヤローをリターン。Tを引くとAが飛び出る。


「トリック損しちゃったね、DA持ってたら出すはずだからいつでも当てられるか笑」


DA持ってたらメイクしかけてるからねぇ。
さて全然ダメな6H。
今回は5Hも落ちてるので、議論の焦点は4Hを超えるかどうか。


「#2、私やりすぎですか?」
「うーん。一般的には僕がやりすぎだと思う」「でもさ、13-14点の8-9トリックあるハンドも、4Hリビッドの中にあるんじゃないの?」


これはあるはず。


「このハンドは4Hで開ける気起きなかったんですよね」
「2NTじゃなくてネガティヴダブルだから、僕の手はハートボイドまであるじゃない。2Hリビッドで捌くのもある?」
「メジャーはゲームが近いから苦しくなると思うんですよね」


それもそう。


「namyats入ってれば改善したかな?確か好みじゃなかったよね」
「地獄みたいなコントラクトやったことあるのでいやなんです〜」


namyatsも、なんやかや苦しいのよね。

8.5トリックとか9トリックとか、パワーレンジも結局よくわからないままで、namyatsで開けるハンドについてのキッチリしたアグリーメントがなければ解決できない。

僕がnamyatsを使わないのは、パストハンドに対してあんまり意味がない所。パストハンドでスラムに必要な3.5トリック持ってることなんて普通無いから、4Hオープンと分ける意味があまり感じられない。


このハンドの難しいところはネガティヴダブルが上限を示してないところにもある。1H-1NT;4Hにはどんなハンドが含まれてようが必ずパスするのでどうでもいいけど、このオークションではその先があることがちょっと違うのだ。


「とりあえずこのハンドは4Hリビッドで処理して、もう1Aあったらセルフスプリンターなりなんなりすることにして。」
「まだポイントレンジ広いけど、あとは受け手の側が空気読むことにしよう」
「分かりました」


そんな感じで次のラウンドへ。Pdはお休み、僕はビッグマムと組んでの出番だ。