ボロ物件を買う理由 | 現役大工!ダイちゃんの、お家は快適に住もうぜ!日記

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一口に不動産と言っても色々なものがあります。

 

数万円で買える不動産から数十億円の不動産まで。

 

たまに販売価格5億円以上と検索して

 

『ほほう!すげー』と見て楽しんでいます^^

 

今は、ボロの不動産がよく売れています。

 

リフォームするより解体した方が良いじゃない?

 

と思う不動産も多々あります。

 

ボロ物件を買う理由は何でしょうか?

 

やはり安いからでしょうか?

 

不動産業と建築業を営んでいる立場で考えると

 

ボロ物件はあまり買いたくありません。

 

自社で再販でも分譲でもして利益を確定させる方法や

 

収益として高利回りで貸す方法もありますが、

 

ボロボロの物件は、買取基準から外します。

 

たまに、交渉の結果非常に安く購入できる時があります。

 

その場合でも、更地にしてエンドに向けて売却できる土地を購入しています。

 

また

 

ボロ物件は想像以上にリフォームが必要となります。

 

表層だけをちょちょいと直せるなら、ボロ物件とは言わないでしょう。

 

根本的に直さないといけない場合や、シロアリ被害や傾きを直す場合は

 

とんでもない費用がかかる事も少なくありません。

 

昨今ではDIYをすることが目的となっている風潮もありますが、

 

あまりボロ物件には手を出さない方が賢明だと思います。

 

安いからボロ物件を買いました

 

という理由では、浅はかかもしれません。

 

建築的価値も無し、不動産価値的な価値も無しという物件を

 

安いからという理由で購入しないようにした方が良いかもしれません。


思ってるほど安くないですから。

 

うまく運営できるならいいでしょうが、それもまた知恵とアイディアが必要になっていきます。

 

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こちらの物件では、大工のフジモンが壁下地を施工しています

 

1階よりも費用を抑えた施工です。

 

ここの物件も今月末には大工工事が完了予定です。

 

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こちらの現場は大工のアキちゃんがあと2日と言っていました。

 

気になっているところがあったので、完成しているけど解体して

 

新しくやり直すようにお願いしました。

 

自分の判断の甘さですね。