そくばく | 一休の死んでも葬式だけはあげるな

一休の死んでも葬式だけはあげるな

私の人生今日でおしまい!そんな日がいつか来るのが諸行無常の世の中でございます。

こんばんわ、一休です。

■束縛
※しばること。捕らえること。

※行動に制限を加えて自由を奪うこと。

よくこの言葉を耳にする時と言えば、大抵誰かや何かに対する不満を漏らしたくなる時です。

例えば、「彼氏が凄く束縛してくるので、息苦しい」ですとか、

「会社(学校)の規則が厳しくて、何をするにも束縛されている気がする」

とまぁ、誰かや何かに自由を奪われてしまい、自分の思い通りにならない状況を指していて、

しかも、”束縛”をされるとあまりよい気分にはならないようです。

では、

なぜ大抵のみなさんが嫌いな”束縛”を誰かや何かにしたがるのでしょうか?

そんなに誰かや何かの自由を奪う事が必要でしょうか?

そして、

なぜ大抵のみなさんが嫌いな”束縛”を自分自身にしてしまうのでしょうか?

そんなに自分で自分を縛っていて、息苦しくありませんか?


例えば、出勤時間が朝8時の会社に勤めているとします。

あなたは毎朝6時20分頃に目を覚まし、顔を洗いながら、

「何で毎朝こんなに朝早く起きなきゃならないんだ」と思ったとします。

仕事さえ休みならもっとゆっくり寝られたのに・・・とか、

出勤時間が後一時間遅ければ、もう少しゆっくり出来るのに・・・など、

しかし、そこであなたは自分自身を無意識に縛り付けている事に気付くべきです。

なぜ6時20分に起きた瞬間に、一日の始まりを喜ばないのでしょうか?

もしかしたら、次の瞬間朝ごはんを喉に詰まらせて死んでしまうかもしれないのに・・・

なのに、なぜ朝起きた瞬間から、不満や不平に”束縛”されてしまうのでしょうか?


例えば、彼(彼女)があなたの行動をすべて管理したがる人だったとします。

自分の一日のスケジュールを好きな相手に管理されてしまい、段々嫌になってしまったり、相手を憎んだりするようになるでしょう。

お友達に相談したり、気分転換したくなるのも当然です。

しかし相手はそんな事は許してはくれません。

当然です。

あなたの事が大好きで、好き=相手と自由を共有する、または相手を自分の支配下に置く

と思っているはずですから。

しかし、そこであなたは自分を縛り付けている事に気付くべきです。

相手が自分の自由を奪うので、そこから抜け出すことしか考えられなくなっているはずです。

自分など取るに足らない存在で、そんな自分を”束縛”したところで、相手は一体何が面白いのだろう?

と思っていればいいだけの話です。

つまり、

「はい、はい」

です。

少しの間”束縛”にお付き合いしてあげれば、きっと相手の気もすむでしょう。


相手が会社でも同じ事です。

いつどこに行って、何をしていて、すべてにおいて管理したがる人はいるものです。

常に連絡を入れて今の状況を報告しなければならず、食事もゆっくりした気分で出来ない・・・と

しかし、これも簡単に言えば、

「はい、はい」

です。

仕事はとても大事です。大事だからこそ、そこでストレスを溜めてしまったり、辛い思いばかりをしていては、よい仕事は出来ません。


しかし、そんな状況の中でも、営業成績が上がらないのは、自分のせいではないかと思い悩んでしまったり、

彼(彼女)が自分を”束縛”するのは、自分が相手に信頼されていないからで、もっと相手に信頼してもらえるようにならなければ、とか

そうやって自分を”束縛”してしまうのです。

病気になってしまったら、もしかしたら自分が悪いのではないか?と思ってしまったり。

あの時あんな事しなければ良かったとか、ちゃんと医師の指示に従っていれば良かったとか・・・


医師の指示をしっかり聞いていても、良くならない時は良くならないでしょうし、

上司の支持通りに行動しても、成績が上がらない時は上がりませんし、

彼(彼女)に”束縛”されて相手の不満を愚痴っても、

良くならない時は良くなりません。

それは、あなた自身が自分を良い方向へ持っていけるはずの思考や行動に切り替えれば済む話です。

ひょっとしたら、彼(彼女)との別れがあるかもしれませんし、会社を辞めてしまうかもしれません。

病気であれば、病に負けて死んでしまうかもしれません。

もし、最悪そうなってしまうのであれば、なお更”後悔”しない為にも、自分自身を”束縛”することなく、

もっと自由でいられる考え方で生きていく事が大切なのではないでしょうか?


元々わたし達の命など、大した価値などないのです。

それなのに、自分で作り出したマイナスイメージに捕らわれて生きているなんて、

滑稽ではないでしょうか?


大した価値もない命なら、もっと自由に考えて、行動していた方が、

少しは生き物として相応しいのではないでしょうか?


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