この放置、失態です。申し訳ない。
最近シカゴ大学などの研究グループが開発したロボットハンドがものすごく興味深い。
http://japanese.engadget.com/2010/10/28/jamming-gripper/
記事にもあるけど、これドラえもんの手だね。
びっくり。
中身はただのコーヒー豆を挽いた粉というシンプルさもすごい。
テクノロジーのジャンプの糸口はまだまだ身近なところに転がっているんだな、と思った次第。
思えば、俺が子供の頃にはまだ携帯電話など無く、ようやく電話の子機が出て来たくらいでした。
この子機を外に持って出られたらいつでも電話かけられるのに…とワクワクしたのを覚えてる。
当時は、チューブ状の高速道路をホバリングする車が行き交う時代がすぐに来ると思ってたし、宇宙ステーションに人が住めるマンションも出来ると思っていた。
SF小説が大好きだったな。
で、2010年。
いろいろ思ってたのと違うけど、予想に負けないくらい面白い。
いろんな人が日々、新しくて楽しくて便利なものを作ろうと努力して来て、こんなに面白くなってる。
俺はね、「テクノロジーが人をダメにする」とか「テクノロジーは人を幸せにしてくれない」という考えには、全く賛同できないんです。
原始の人類の暮らしぶりが理想という人には申し訳ないけども。
古き良きモノも、それでしか享受できない魅力があればとっておけばいい。
古き良きモノの良さを持ちつつ、さらに便利なものが出て来たら、勇気を持って取り替えればいい。
そして、そのジャッジは価値観やライフスタイルで人それぞれでいい。
それで、多様性がありつつだんだん世の中が良くなると思うんだよね。
CDやレコードは、今のところ俺にとってダウンロード音源では音質や所有感で物足りないから取っておきます。
小説や雑誌は、そろそろ電子書籍を試してみようかな。
教科書は、今はまだ少し早いと思うけど、近いうちにきっとiPadの進化版みたいなもので代替できる日が来るだろうし、積極的に採用した方がいいんじゃないかと思う。
リニアモーターカー、早く出来て欲しい。
チューブ状の高速道路も出来たら欲しい。
そしてやっぱドラえもんが一番欲しいです。
そのためにも長生きしよう。