スポーツ界では「数字」を大切にする
しかし、どんなスポーツでも
「数字」を育てるよりも
「人」を育てることの方が
重要だと思う
「人」が育てば「数字」も育つ
目先の「数字」に囚われないことが
重要だ
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金曜日から山口県で日本陸上選手権
が開催され、
昨日100㍍の決勝が行われた
昨年、10秒の壁を突破した桐生を始め
山県、ケンブリッジに多田などと
そうそうたらメンバーが揃った
会場の山口・維新みらいふスタジアム
は開場前から行列ができ、立ち見も出る
それだけ100㍍の決勝に関心が集まり
10秒突破のシーンへの期待だった
結果は、山県選手の10秒05で優勝
ケンブリッジ、桐生と続いた
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アスリートには数字がつきもの
陸上のみならず、野球やサッカーなど
ファンはつい数字にこだわってしまう
大リーグの大谷翔平選手も
二刀流でどれほどのの記録を出せるか?
現在、大谷は故障者リストに入って
戦列から離れている
大谷の故障は右腕の肘にある
大リーグに渡り、第二のベーブルース
などと騒がれた
それだけ騒がれる数字を残しつつ
あったが無理をして故障したのだと思う
今回の陸上日本選手権でも
桐生が9秒98を既に出し
その再現にファンは集まりエールを
送った
10秒の壁は通過点に過ぎない
数字上は10秒00も10秒10も変わらない
通過点だ
ただし、同じ通過点でも
10秒10よりも10秒00の方が難しいが
10秒00を騒ぎ過ぎると
10秒00を意識し過ぎて
より困難なものとなる
そのうち、日本でも9秒台の数字が
多く出るようになれば
10秒の壁はなくなるだろう
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アスリートもファンも数字にこだわる
数字には「人を惹きつける魔力」がある
「数字を塗り替える」「新記録を出す」
には並大抵な努力が必要だ
しかし、努力以上に「人間的な成長」
「壁」を突き破ることになる
努力も必要だが、数字(記録)と闘うには
人間的な成長が何より必要だと思う
コーチもファンも「数字」よりも
「人」の成長に主眼を置けば
「記録を塗り替える」早道に
なるのではないだろうか?
スポーツ界のアスリートだけでなく
我々の身近な問題にも言えそうだ