さて、ちぎる所からもう少しお話しします。
「答えが決まっていない」のですから自由にちぎっていいのですが、
「自由」と「やり放題」は違います。
ちぎっている姿を見て「投げやり」な子もよく見かけます。
昨今、幼児教育の現場で、あるいは周辺で
「自由な発想」「自由な制作」など色々「自由」が頭についた
お題目を目にします。
でも「自由」と「なんでもアリ」は違うと、
僕は、あえて言いたいと思います。
かと言って、すごく堅苦しいことなんか言ったことはないのですがね。
とにかく、僕としてはちぎられた素材をどう組み合わせて
その作者の作品にするか、を毎度考えている訳です。
時に、乱暴にちぎられてしまった紙たちを長く長くつなげて
長~~~いお魚にしたり、細かくちぎられた素材を繋ぎ合わせてから
また新たなイキモノにしたりをします。
そうそう、よく乱暴にちぎっているお子様の横で、
「答えがないんだから自由にやりなさい!」
って、言ってくれているお母様やお父様お見受けしますが
それを言うより、ご自分も一枚紙を持って来て
『やってみせてあげる』方が、分かりやすいですよ。アハハ
そうすると、多くの場合、お子様より大人たちの方が
夢中になってしまう。その確率が高いです。
いずれにせよ、「失敗はありません」が「いい加減」とは違うのです。
「良い加減」なら大歓迎ですけどね。
さらに続く